作品情報
問いは風景になり、風景は私たちの姿へと反転していく。
思潮社刊。菊判上製、二〇一八年十月刊行。表題作「QQQ」を収録し、疑問、孤独、無人の道、動物的な像などを連ねながら、現実を別の相へ押し開く詩集として紹介されている。
レビュー要約
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無人の現在を越えて、問いを身体的な詩の運動へ変える点が評価されている。言葉の不穏さと抽象性が強く、読者には集中した読解を求める詩集でもある。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2018-11-12
- ページ数
- 125ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 15.8 x 1.3 x 22.5 cm
- ISBN-13
- 9784783736448
- ISBN-10
- 4783736448
- 価格
- 2640 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩集
わたしたちそのものがこの風景だ? もはや疑問そのものが? 牛の姿をしている? 「(QQQ)」 問いの礫 「わたしは夜になると/寂しい場所にある大きな刑務所へと歩きます/道なりが続いていて車も人もいないのです」(「蛾になる」)。 騒然とした無人の現在を超え、全身で立ち上がる絶対的な問い。現代詩手帖連載時反響を呼んだQQQを収録、和合亮一が挑む未来のためのシュルレアリスム! 装幀=中島浩
1968年福島県福島市生まれ。福島大学卒業。東日本大震災の直後からツイッタ―上で「詩の礫」を発表しはんきょうを呼ぶ。詩集に『AFTER』(98年、中原中也賞)、『RAINBOW』(99年)、『誕生』(02年)、『地球頭脳詩篇』(05年、晩翠賞)、『入道雲入道雲入道雲』(06年)、『黄金少年』(09年)『詩の礫』(仏語版がニュンク・ポエトリー・レビュー賞受賞)、『詩ノ黙礼』、『詩の邂逅』(以上11年)、『廃炉詩篇』(13年)、『昨日ヨリモ優シクナリタイ』(16年)など。 震災後の福島の文化を発信するプロジェクトや合唱曲の作詞、国内外の詩祭への出演など幅広く活躍する。
関連する文学賞
- 萩原朔太郎賞 第27回(2019年) ・受賞