作品情報
神話が生まれる場を、古代社会の現実と文学の両面から見つめる。
新典社研究叢書の一冊。神話を現実と無関係な物語としてではなく、古代の共同体が何を求めたかを映すテキストとして分析する。
レビュー要約
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素材の選び方や語り口に特色があり、人物や場面の輪郭を丁寧に追う読み味が評価されている。
書籍情報
- 出版社
- 新典社
- 発売日
- 2011-09-12
- ページ数
- 320ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784787942197
- ISBN-10
- 4787942190
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究
神話は歴史的事実そのものではない。 しかしそれがいかに荒唐無稽な内容を含もうとも、 決して現実と無関係なところに生まれ得るものではないのも事実である。 日本古代の文献にみられる神話記事を考察対象とし、七・ 八世紀における我が国の共同体において、 神話テキストの生成に何が期待されたのかを明らかにする。
小村 宏史 (おむら ひろし) 1971年 7月 21日 島根県斐川町に生まれる 1994年 3月 都留文科大学文学部国文学科卒業 2005年 3月 早稲田大学大学院博士後期課程満期退学 専 攻 上代日本文学 学 位 博士 (文学) 現 職 早稲田大学非常勤講師 論 文 「大和三山歌の神話」 (『古代研究』 40, 平19・2, 早稲田古代研究会) 「ヤマトタケルの東征 ― 「さねさし」 歌謡に導かれる王化の要素 ―」 (『古事記年報』 51, 平21・1, 古事記学会) 「出雲国造の求めた神話 ―神話テキストとしての 『出雲国風土記』 ―」 (『国文学研究』 160, 平22・3, 早稲田大学国文学会)
関連する文学賞
- 窪田空穂賞 第39回(2006年) ・受賞