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デプス: 大辻隆弘歌集

寺山修司短歌賞

デプス: 大辻隆弘歌集

大辻隆弘

『デプス』は、大辻隆弘の第四歌集です。日常の感覚を鋭い比喩でとらえ、身体や風景の奥行きを掘り下げる歌によって、作者の世界を大きく深めた作品です。

短歌比喩身体感覚風景

作品情報

雪の前の雲のにじみまで、感覚の深層へ沈めていく第四歌集。

砂子屋書房から2002年に刊行。NDL で 281 ページ、ISBN 4-7904-0645-8 が確認できます。第8回寺山修司短歌賞受賞作です。

レビュー要約

  • 一首鑑賞では、雪の降り出す前の雲を水彩画に見立てる比喩の的確さが評価されている。微細な自然の表情を捉える力が、歌集の魅力として読まれている。

書籍情報

出版社
砂子屋書房
発売日
2002-08-01
ページ数
281ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784790406457
ISBN-10
4790406458
価格
1650 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: デプス: 大辻隆弘歌集 : 大辻隆弘: 本

レビュー

  • みずのうた

    水とみづ噛みあふしろきたぎちみゆ橋下の闇をのぞき見しかば p20 すべもなく若木の幹のふとりゆく昼ものぐさく水辺をあゆむ p28 めつぶれと、水の湛へにめつぶれとわが肉に即くこゑはさざめく p29 麩を汁に浸さんとして思ひいづ凄じかりし豚小屋の火事 p30 竹竿は音なく水を探りをり少年がまた上流(かみ)で溺れて p41 蛻編(ぜいへん)をして太りゆく中国がそぼ降る雨のむかうに匂ふ p47 歌誌「未来」寂しとりわけ樫の実の柏原千恵子の歌載らぬ月 p38

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