作品情報
上代文学会賞で選ばれた三浦佑之の『村落伝承論』。
『村落伝承論』は三浦佑之による作品で、上代文学会賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。 青土社の刊行物として読者に届けられた。
書籍情報
- 出版社
- 青土社
- 発売日
- 2014-06-24
- ページ数
- 340ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784791767984
- ISBN-10
- 4791767985
- 価格
- 2860 JPY
- カテゴリ
- 本/人文・思想/文化人類学・民俗学
失われゆく伝承のほんとうの意味を探り出す。 その昔、集落にはさまざまな伝承が残っていた。 そこでは、山には人間味あふれる神が宿り、里にはときおり山男がおりきたり、 闇夜には得体のしれない何者かがひっそりと棲んでいた。 いま聞くと魅惑的だが荒唐無稽な話に聞こえる伝承や説話。 しかしその伝承のなかには、国家や制度によらない古代の人びとが、 いかにして言葉をつむぎ、表現を獲得していったのかという問いの答えが隠されているのだ。 柳田国男の『遠野物語』を基本におきながら、 「正統」な国家や制度からこぼれおちた「人」そして「共同体」に目を向け、 そこで語られるものの実相を掘り起こす考究を続けている著者のデビュー作。 大幅な増補をくわえ、堂々の復刊。
関連する文学賞
- 上代文学会賞 第5回(1988年) ・受賞