もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
本所深川で働く周吉が、狐の妖怪オサキとともに、行方不明になった少女や殺人事件の謎に挑む。妖怪時代劇と本格謎解きが融合したシリーズ第1弾。
作品情報
オサキと周吉が、江戸の闇を走る。
第8回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉。江戸の下町を舞台に、妖狐オサキに憑かれた青年が事件を追う。
書籍情報
- 出版社
- 宝島社
- 発売日
- 2010-05-11
- ページ数
- 283ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.7 x 1.2 x 15 cm
- ISBN-13
- 9784796676847
- ISBN-10
- 4796676848
- 価格
- 36 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
「ライトノベル的にキャラが立ち、バディものとしても秀逸」大森望(評論家)。 第8回『このミス』大賞から生まれた文庫書き下ろし、江戸人情捕物帖です! 本所深川で献上品の売買を行なう、献残屋の手代として働く周吉は、狐の姿をした魔物・オサキに憑かれたオサキモチ。 懐にいるオサキに、油揚げをねだられる日々を過ごしていた。ある日、店の一人娘・お琴が行方知らずに。 周吉とオサキは、彼女を捜しに江戸の闇に出て行く――。
高橋 由太 (たかはし ゆた) プロフィール 1972年、千葉県生まれ。『新・本格推理』(光文社)掲載を経て、『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉としてデビュー。埼玉県在住。
レビュー
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時代物初心者様にお薦め
読んだ時、ちょっとした衝撃を受けた。 軽くて読みやすい、キャラがくっきりしていて楽しい。何というお得感。 ライトノベル的なそれ、と言われればそうかもしれないが。 本格的な物がお好きな人は池波正太郎先生など読めばいいだけ。もう少し読み易い先生方もたっくさんいらっしゃる。 でもこの本のオサキ狐と主人公の掛け合いは他にない。口の悪いオサキに少々頼りない周吉のコンビに私は夢中になった。オサキのケケケッ、最高じゃないですか。 今よりずっと死が身近だった時代に、力を秘めた青年、優しい奉公先の家族にそこに潜む妖怪達。 ただ優しいだけの恋愛ものやお涙ちょうだいもの、切り刻むだけの話より、ずっと楽しめた。 時代物初心者さん、まずはここからが入りやすいです。お薦めします。
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オサキモチと言う設定は面白いけど・・・
周吉とオサキのコンビが楽しく話を進めて行くが、 超人的なこのコンビを上回る 蜘蛛ノ介が出てくると「なんだかなー」 って気分になる。もっと自力でどうにかしてほしかった。残念。 冒頭の文章と事件が起きた理由を理解するのに少し時間がかかる。 怪しげなサブキャラや、周吉のその後の話が気になるので続編を期待したい。
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始めですから
時代を超えて創作するのは勝手です。 きっと現代とはつながらない過去の物語です。 ようは読み物としての出来はつらいものです。 必ず、書店にて内容をよく確認の上購入を考察してください。 でも、私の評価は星5ケです。何故だろう。
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ポスト「しゃばけ」になれるか???
第8回「このミステリーがすごい」大賞最終候補作品を 大幅改稿のうえ、改題したもの 時代は徳川家治の御世 本所深川にある献残屋の手代・周吉が主人公 彼はオサキモチ(狐憑きに類するものか)だった 畠中恵著「しゃばけ」シリーズを彷彿させるが、 大きな違いとして、 周吉自身が常人離れした特殊能力を有している点があげられる おそらく、シリーズ化も前提として構成されたのか 主人公の周囲で起きた不可解な事件をメインとしながら 登場人物のエピソードや主人公の過去についてのエピソード等が 細切れに挿入されており、なかなか作中世界に没頭できなかった シリーズの1巻としてはやむおえないことだと思います 次作以降に期待です
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さらっと
えーと。 えーと。 えーと。 普通。 良くも悪くも軽い。 手代が役者のような色男って設定なのに、その設定の必要性が皆無なお話。色恋多め。クロに名前はあるのにオサキに名前ないのかい。手代が無駄に強い。あと無駄に強い剣客が大事な時に現れすぎ。その剣客が技名言うのダサい…。新市のエピソードとか太夫のエピソードとか、必要?新市いれるならもっと序盤に書き込んでおいてくれないとさっぱりしすぎててナンの感情も湧いてこない。そもそも、江戸時代である必要あるのこれ? ひやむぎのような小説。 特筆すべき点はない。
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ふうん。
やっぱ高橋さんの作品いいです。 終わった後、ほんわかします。楽しくなります。 また読みます。
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軽く読めておもしろい
時代小説だと読んだ人には、ものたりないでしょう。 ライトノベルぽい。 気持ち場面転換についていけないところも。 「夏目友人帳」お江戸版なかんじ。 (コンコ先生か・・・?(笑)) オサキ狐で思い出すのは、「百鬼夜行抄」の姉妹。 あれにくらべれば、まだ幼いあやかし。 今後に期待〜
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ミステリーという名のライトノベル
主人公周吉と、その相棒オサキが江戸の本所深川で起きた奇怪な事件と 行方不明になったヒロイン(?)お琴を探しに夜の町へと探しに行くというストーリー。 オサキのいい加減な性格と、周吉の懐の深い人情のようなものとの会話が ある種の漫才のようで面白い。 食べなくても死ぬことのない妖怪なのに、食い意地がはってるオサキは 食べ物のシーンになると必ずしゃしゃり出てくるのもまたかと笑わせてくれる。 小説全体の構成としては、事件に沿って、ブロックを並べたようなもので 1章と2章のつながりがなく、1章で出てきた名前がずっと後になって出てきたりするので 一気に読まないと「あれ、誰だっけ?」となりかねないのが難点か。 少々ご都合主義なところがあるものの、軽快に読めてしまうのと キャラクターがそれぞれ立っていて、かなりの人数が出てくるにもかかわらず しっかりと書き分けられているので、ある意味ライトノベルといっても過言ではない。