日本の文学賞

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『このミステリーがすごい!』大賞 このミステリーがすごい! たいしょう

第8回(2009年)

ミステリー小説広義のミステリー

受賞者

5名
太朗想史郎 たろう そうしろう 大賞

捨て子の少年を拾ったことで、主人公の人生が村八分やいじめに向かって狂い始める。荒々しい暴力と逃避の感覚を前面に出した作品。

拾った子どもが、人生を大きく狂わせる。

309ページ
暴力逃避村社会青春犯罪
中山七里 なかやま しちり 大賞

火事で大きな傷を負った少女が、ピアニストを目指して再起を誓う。音楽への情熱と連続する不穏な出来事が交差する音楽ミステリー。

ドビュッシーの旋律の先に、事件の影が忍び寄る。

367ページ
音楽再起ミステリー火事サスペンス
伽古屋圭市 かこや けいち 優秀賞

パチスロ業界の裏で攻略情報を売る男が、危険な暗号解読と売上金をめぐる事件に巻き込まれる。犯罪性の高い小悪党小説。

裏ロムと暗号が、危ない金の流れをあぶり出す。

373ページ
パチスロ暗号犯罪裏ロム小悪党
高橋由太 たかはし ゆうた 隠し玉

本所深川で働く周吉が、狐の妖怪オサキとともに、行方不明になった少女や殺人事件の謎に挑む。妖怪時代劇と本格謎解きが融合したシリーズ第1弾。

オサキと周吉が、江戸の闇を走る。

283ページ
江戸妖怪ミステリー時代劇シリーズ
七尾与史 ななお よし 隠し玉

殺し屋のターゲットになった者は、24時間以内に事故で死ぬという不気味な都市伝説を追う。バナナの皮まで飛び出す、軽妙さと物騒さが同居するミステリー。

死神の標的になった男は、事故死の24時間から逃げられない。

349ページ
死神都市伝説ミステリー事故死ユーモア