ファンダ・メンダ・マウス (このライトノベルがすごい!文庫)
横浜港湾を舞台に、倉庫で働くマウスの退屈な日常が、突然現れた少女の求婚によって激しく転がり出すライトノベル。粗く勢いのある語りと、アクション寄りの展開が作品の強い個性になっている。
作品情報
港の片隅で満ち足りていたマウスの暮らしは、唐突な求婚から一気に非常事態へ変わっていく。
第1回『このライトノベルがすごい!』大賞の栗山千明賞受賞作。しみったれた倉庫で過ごす主人公の生活に、得体の知れない少女が割り込み、港湾の空気をまとったスピード感のある物語が始まる。型通りの青春ものではなく、荒っぽい言葉遣いと不穏な展開で読ませる一冊。
レビュー要約
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癖の強い主人公の語りと、ジャンルの枠から少しはみ出す構成が印象に残る。勢いを評価する読者がいる一方で、独特の文体は好みが分かれやすい。
書籍情報
- 出版社
- 宝島社
- 発売日
- 2010-09-10
- ページ数
- 262ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.5 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-13
- 9784796678865
- ISBN-10
- 4796678867
- 価格
- 24 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
第1回『このライトノベルがすごい!』大賞の栗山千明賞受賞作です。横浜港湾を舞台に、ひと癖ある主人公を軸に展開するスピード感溢れるアクション作品。キャラクターや文章など非常に独特であり、他にはない作品世界を構築しています。選考会においても「ライトノベルか否か」で物議を醸し出した作品であり、栗山千明さんイチ押しの作品でもあります。
大間 九郎 (おおま くろう) プロフィール 横浜出身・在住/煙草を喫みます。マルボロ・メンソール、1日60本。自虐・自己中・自暴自棄・自堕落・自己陶酔を常とし、「世界は俺中心に回っていないが、俺がいないと回っていかないのも事実」と考えている。好きなモノは本、そして本屋。 ヤスダ スズヒト (やすだ すずひと) プロフィール マンガ家・イラストレーター/『月刊少年シリウス』(講談社)で『夜桜四重奏』連載中。2010年10月、最新刊9巻(通常版&DVD付限定版)発売。限定版のオリジナルアニメーション「夜桜四重奏 ~ホシノウミ~」は会心の出来です!
レビュー
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上も下もない、ジャストど真ん中今だ!
凄い。何が凄いって文体が。 物語冒頭から万人受けは決してしない非常に癖のある文体で主人公の語りが入る。 そして12ページにあるレビュータイトルの言葉、私の心は鷲掴みにされました。 文章は洗練されてはいない、むしろ所々読み辛い所がある。なのにすらすらとどんどん頭に入ってくる軽快さ。素晴らしい。 背景描写が少ないのにそれに気を取られることがありませんでした。そんな物この小説には必要ないとすら思えます。 ライトノベルとして出版されていますが内容は良い意味でラノベらしくありません。 設定こそ目新しさは無いものの、主人公のマウスをはじめ登場人物が皆とても個性的で、特にミツルはここ最近読んだ小説の中では際立っています。 重くて陰鬱な話がありますが、暗さは感じません。 時折交じるギャグがまた良い味を出しています。 一番笑ったのは後書きですが。後書きは最後に読みましょう、その方が楽しめます。 著者はこれが初めて書いた小説とのことで、出版社は有望な新人を発掘したものです。 2012年11月現在2巻まで出ているようですが、シリーズ化して欲しいですね。もちろん文体はそのままで。 決して誰にでも薦められる作品ではありませんが、試し読みして面白そうだと思ったのであれば是非。有意義な娯楽を堪能できると思います。
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ピーキーな作品だと思う
栗山千明賞? でしたっけ。 何だか、表紙で損しているような……。 内容自体は何だかよく分からないけど格好いいなあ、という感じでした。 同著者のオカルトリックは余り響かなかったけれども、もしかしたらあっちの方は 向いていないことをしてしまったのかなあ、と思いました。 ストーリーを楽しむというよりは、キャラクターのニッチさというか、なんとも言えない外連味を 楽しむことが主眼になってしまっいて、ストーリーがもっと整っていたらさらに面白かっただろうなあ、と。 というか、後書きのキャラが一番立っているというのは一体……。
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最高だ、くそったれ!
これ面白い! 会話の掛け合いの間とか絶妙でツボに入って笑い転げました。 合わない人には合わないかもしれないけど 西尾維新、浅井ラボ、石田博品あたりに連なる中毒性のある 文章ですな。 でもこの人達ほど読み難くもないし、クドくもない。 普通のラノベフォーマットに飽き飽きしてると これくらいクセがある方が楽しい。 新人がお行儀の良い作文書いててどうするよ。 アニメやマンガの原作の使い捨ての量産マシーンに なりたいワケじゃあるまい? 内容はギャグを交えたハードボイルドみたいな感じで 雰囲気的には一昔以上前のエロゲの私立探偵ものに近い (菅野ひろゆきとか蛭田昌人とか) ノリを感じた。→ぶっちゃけ超好みだ。 久々に主人公をカッコいいと思えるラノベに出会えた。 続編読みたいと素直に思った。 この主人公と彼を取り巻く仲間達の活躍をまた 読みたいと思う。
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よくも悪くも文体に左右されます。
できれば書店に行って最初の5ページぐらいを読んでから購入を考えて欲しいと思います。 文体にかなりくせがあります。 例えれば、そう最近だと富士見のこれはゾンビですか? といった感じのもっともっと尖った感じと言えばわかるだろうか。 ……いや違うな。やっぱり書店で確認してもらいたいです。 ちなみに私は全く合わず、読むのが辛くて大変でした。友達にはすごい合ったらしく「最高作品だ! くそったれ!」と空に向かっ叫んでました。 キャラクターはなかなか、話は……普通。すいません。文体が気になって上手く話に入り込めませんでした。 良くも悪くも、これが特別審査員賞であることを考えると、このラノの趣味がわかると思います。 個人的には特別審査員賞とは、かなり読者を選ぶ尖ったものであって欲しいと思うので、これはこれでありだと思いました。
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この独特な感じがたまらん。
栗山千明賞ってなんだよ(笑)とか思いながらもイラストに引かれて購入しました。 読み終わって思ったのは栗山千明の帯のコメント「一言で言えば私好み」まさにこんな作品。 5行先すら考えずに書き上げたと作者は言っていますが、私は5行先が気になって仕方がなかっです。 読ませるのも、キャラを立たせるのも上手いと思いましたが、、 これで初めて書いた小説だと言うのだから驚きです、次回作が出るのなら必ず読みたいですね。 私はこの文章の癖がくせになってしまったようです(笑) ここまで面白いと思えた作品は久々でした。 この本で1番癖の強い部分は冒頭です。 その冒頭さえ乗り切れば、もうあなたはこの本の癖にも慣れ始めたころです。 逆に冒頭で「自分には合わない」と、この本とバイバイした人は本当にもったいないですよ。
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波長 と 今後 どう出るか
波長が 最初は 合わず 読みませんでした 何ヵ月か 経って 波長が合ったため 一気読み 中毒性 十分にあります そして 物語後半で 色々と出てきた (発生した) 主人公設定を 次巻で どうするのか 非常に 氣になります 挿し絵が 無かったんで ☆4です
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いい意味でぶっ飛んだライトノベル
タイトルや作品紹介では説明できないものがあります。 気になったら書店で数ページ立ち読みしてください。 もしくはあとがきを読んでみてください。 読めば解りますが、かなり癖の強い文章ですので、好き嫌いが分かれる作品だと思います。 テンポのいい会話、キャラの魅力、新規性、最近の作品ではトップクラスのインパクトがあります。 特にキャラはマウス、ネーネは大好きです。 それがいい意味でのインパクトか悪い意味でのインパクトか、それは自分の目で判断してください。 久々にわくわくさせてくれる新人作家に出会えました、今後に期待しています。 それにしても・・・これが人生初の小説で、段落って言葉を知らなかったって・・・本当ですか?
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読みづらい
プロットは悪くないのですが、とにかく文章がきつい・しつこい。最初の数ページで精神的にダメージを受けます。一冊読むと解脱できるかもしれない。好きな人は好きなんだろうけど私は一章読むことができませんでした。
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