『このライトノベルがすごい!』大賞
このライトノベルがすごい!たいしょう
宝島社が2010年から2014年まで主催していたライトノベルの公募型文学賞。
- 創設年
- 2010
- 主催
- 宝島社
- カテゴリー
- ライトノベル・Web文芸
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 不問
- 開催頻度
- 年1回
- 締切時期
- 1月頃
- 発表時期
- 7〜8月頃
- 賞のステータス
- 終了
説明
ムック『このライトノベルがすごい!』から生まれた賞で、“ホントに面白い作品を生み出すこと”をコンセプトに、長編ライトノベル作品をプロ・アマ問わず募集。優秀賞以上の作品は同社の文庫レーベルから刊行され、一次選考以降を通過した作品は公式サイト上であらすじや評価コメントが公開された。
賞品
- 主賞品
- 受賞作品を刊行
- 賞金
- 5,000,000円
- 金賞(賞金200万円、受賞作品を刊行)
- 優秀賞(賞金100万円、受賞作品を刊行)
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 一次選考 | 選考委員 | — | 公式サイトにて発表 |
| 二次選考 | 選考委員 | — | 公式サイトにて発表 |
| 最終選考 | 選考委員 | — | 公式サイトにて発表 |
選考基準
- エンターテインメント性
- 独創性
- ストーリーの面白さ
関連の賞
- 『このミステリーがすごい!』大賞
- 日本ラブストーリー大賞
- 『このマンガがすごい!』大賞
公式情報
https://konorano.jp/過去の受賞者
『ロリコンするウレタン・ボア生地製熊のぬいぐるみ』ははまだ語録による受賞作。Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式ページで『ロリコンするウレタン・ボア生地製熊のぬいぐるみ』と著者名『はまだ語録』を確認する調査対象。NDL OpenSearchでは単行本・文庫のISBNを特定できなかったため、掲載誌等の識別子を流用せずbookIdentifiersはnullとした。作品情報は受賞記録に基づき、今後の詳細調査であらすじや評価情報を補強する。
はまだ語録『ロリコンするウレタン・ボア生地製熊のぬいぐるみ』。
『勇者は口数がそんなに多くない傾向にあるのか』は加藤雅利による受賞作。Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式ページで『勇者は口数がそんなに多くない傾向にあるのか』と著者名『加藤雅利』を確認する調査対象。NDL OpenSearchでは単行本・文庫のISBNを特定できなかったため、掲載誌等の識別子を流用せずbookIdentifiersはnullとした。作品情報は受賞記録に基づき、今後の詳細調査であらすじや評価情報を補強する。
加藤雅利『勇者は口数がそんなに多くない傾向にあるのか』。
演劇部に入った少年が、演技を人間関係の武器として使う個性的な先輩たちに振り回される日常系コメディ。目的に向かって一直線に進む物語ではなく、会話と部室の空気そのものを楽しむ作品である。
演劇部の部室で、五人の先輩たちとの過剰な日常が始まる。
スプーンを使う地味な魔法の使い手が、魔法学園の競技会を前に仲間と努力する学園ファンタジー。奇抜な能力を、劣等感と成長の物語へつなげている。
地味なスプーン魔法で、少年は学園の戦いに挑む。
霊能力のある少年が、こっくりさんの怪異と融合した狐耳の少女とともに学園の怪奇事件を追う妖怪ラブコメバトル。軽い掛け合いと怪異調査を組み合わせた娯楽作である。
狐耳の少女と出会った少年は、学園の怪奇事件に巻き込まれる。
『非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに』は、藤瀬雅輝による作品で、2013年の受賞・選出作として記録されている。宝島社の書誌情報で刊行が確認でき、作品単体の書籍として扱える。
非モテの呪いで俺の彼女が大変なことには、藤瀬雅輝の受賞・選出作として書誌確認を行った作品。
死術師による領姫の不可解な死を追う傭兵アルフォンスが、精霊デュラハンのリィゼロットと出会い、歪められた死の運命を追っていくファンタジー。死を弄ぶ者を狩る存在としてのデュラハンが、悲しみと戦いを帯びて描かれる。
死の運命を弄ぶ者たちを狩る、白銀のデュラハンの物語。
応募時題『擬態少女は夢を見る』を改稿した、アニメ制作をめぐる青春部活もの。授業中に描いた絵を見られた男子生徒が、相手の女子生徒にアニメを作るよう迫られ、平凡だった高校生活が大きく変化していく。
屋上への呼び出しから、アニメを作る青春の騒動が始まる。
魔王を倒せるほど強い英雄ラグナが、仲間との楽しい語らいや家族との平穏を求めるものの、その強さゆえに日常から遠ざけられる残念系ファンタジー。自分を弱くする方法を探す中で、大量の呪いを抱えていることが明らかになる。
強すぎる英雄が望むのは、勝利ではなく小さな幸せだった。
特殊な才能を持つ子どもたちが集められる学園で、残念な二つ名を与えられた御手洗新が、新しい二つ名を求めてバトル大会に挑む学園異能力コメディ。二つ名が能力を引き出す触媒になる世界で、名前と力の関係を笑いに変えている。
残念な二つ名から抜け出すため、少年は黄金杯へ挑む。
『このライトノベルがすごい!』大賞の受賞作として確認できる作品。現時点で単行本・文庫化を確認できる書誌が見当たらず、作品内容の公開情報も受賞作一覧以上には限られている。
受賞作として名は残るが、単行本化の確認はできない。
帯刀を許された御三家が存在する近未来日本で、謎の剣士「刀狩り」に父を襲われた上泉綱義が、妖刀村正を名乗る少女と出会う剣戟ファンタジー。武士として剣に生きる者たちの覚悟と、妖刀少女をめぐる熱い対決が軸になる。
妖刀村正を名乗る少女との出会いが、剣に生きる者の覚悟を呼び覚ます。
受賞時の題名は『ウーマナイズ・ジェネレーター』で、刊行時には『モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)』に改題された。女の子を口説き続ける奇妙な性質を持つ少年が、恋愛騒動と世界の危機を同時に引き寄せるハーレム系コメディである。
呼吸するように口説く少年の癖が、恋愛も世界の危機も連れてくる。
受賞時の題名は『B級少女』で、刊行時には『美少女を嫌いなこれだけの理由』に改題された。完璧な容姿と能力を持つ種族としての美少女が人間と共存する世界で、普通の少年が彼女たちの問題に巻き込まれる奇想のコメディである。
美少女が種族として存在する世界で、普通の少年の日常がねじれていく。
魔界育ちの魔女クレアが、願いを叶える魔法の条件を満たすため女学院へ潜入する。過激な導入をコメディとして走らせながら、ドSな主人公が思い通りにならない相手たちに振り回される学園ファンタジーである。
お仕置きするはずの魔女が、思い通りにならない学園で騒動の中心になる。
受賞時の題名は『恋色ゴースト』で、刊行時には『僕と姉妹と幽霊(カノジョ)の約束(ルール)』に改題された。霊感体質の少年が、成仏できない少女の幽霊と出会い、彼女の心残りを解こうとする青春幽霊譚である。
教室で出会った幽霊の心残りが、少年と姉妹たちの日常を動かしていく。
受賞時の題名は『撃ち抜けないのは天使と破片』で、刊行時には『R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く』に改題された。襲撃者から少女を助けた青年が、さらに大きな災難へ巻き込まれていく、銃弾と喪失感を帯びたライトノベルである。
少女を救った行きがかりが、鏡と弾丸に彩られた大きな災難へつながる。
『コトモノオト』は、若い読者に向けた娯楽小説として、強い設定とキャラクターの動きを前面に出す作品。公募賞らしい勢いと、物語を押し出す発想が特徴になっている。
『コトモノオト』は、泉貴大の受賞対象作として読者に届いた一作。
『僕たちは、監視されている』は、若い読者に向けた娯楽小説として、強い設定とキャラクターの動きを前面に出す作品。公募賞らしい勢いと、物語を押し出す発想が特徴になっている。
『僕たちは、監視されている』は、里野修平の受賞対象作として読者に届いた一作。
横浜港湾を舞台に、倉庫で働くマウスの退屈な日常が、突然現れた少女の求婚によって激しく転がり出すライトノベル。粗く勢いのある語りと、アクション寄りの展開が作品の強い個性になっている。
港の片隅で満ち足りていたマウスの暮らしは、唐突な求婚から一気に非常事態へ変わっていく。
貧乏で働きたがらない大学生の柏木が、山中の遺跡で記憶を失った少女と出会う異色ファンタジー。少女の詩の才能を利用しようとする俗っぽい企みから、奇妙な共同生活と大きな事件が広がっていく。
詩の才能を持つ少女を妹として迎えた男の下心が、笑いと切なさを含んだ神話めいた騒動へ膨らんでいく。