モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣) (このライトノベルがすごい!文庫) (このライトノベルがすごい!文庫 た 1-1)
受賞時の題名は『ウーマナイズ・ジェネレーター』で、刊行時には『モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)』に改題された。女の子を口説き続ける奇妙な性質を持つ少年が、恋愛騒動と世界の危機を同時に引き寄せるハーレム系コメディである。
作品情報
呼吸するように口説く少年の癖が、恋愛も世界の危機も連れてくる。
第2回『このライトノベルがすごい!』大賞の大賞受賞作。宝島社刊行時に改題され、女好きの主人公がタマという謎の少女や世界を救う騒動に巻き込まれる物語として出版された。
レビュー要約
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選考では、王道的なハーレム展開を病気という設定に落とし込み、ラブコメの型に個性を加えた点が評価されている。
書籍情報
- 出版社
- 宝島社
- 発売日
- 2011-09-10
- ページ数
- 284ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.4 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784796686273
- ISBN-10
- 4796686274
- 価格
- 660 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
年齢問わず、時に種族の壁さえ乗り越えて、女と見れば口説きまくるビョーキ持ちの主人公・望月砕月。静かに生きていきたい本心とは裏腹に、制御不能なビョーキのせいでモテモテすぎて日常が修羅場! その上、謎の美少女まで口説いて世界を救うバク退治に巻き込まれ――呼吸するように口説き、口説きながら戦う男・砕月の明日はどっちだ! こんな奴に世界は救えるのか!! 第2回『このライトノベルがすごい!』大賞大賞受賞作です。
谷 春慶 (たに はるよし) プロフィール 軍神上杉謙信公が治めたお米の国・越後の春日山城下で生を受けました。忍者と妖怪と侍と人型ロボットが好きな二十七歳児です。「あの山の向こうを見てみたい」と思いながら自転車を立ちこぎする少年ハートが消えません。いつになったら僕は十五の夜を超えられるのでしょうか?早くまっとうな大人になりたい。 奈月 ここ (なつき ここ) プロフィール イラストレーター&漫画家の奈月ここです。この度は素敵な作品に関わらせて頂いて本当に嬉しいです。主人公の砕月くんの不思議な魅力にメロメロです。ヒロインたちも可愛すぎて……どうしよう!選べません!これからも「モテ泣き」(と、勝手に略しています)の1ファンとしてがんばります!
レビュー
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ハンパなくゲスなのは間違いないのだが、しかし!
見た目が爽やかイケメンの望月砕月は重度の病気だ。清楚系先輩の深草静流とツン系同級生の三渕優沙に二股がばれた瞬間に言ったのが、初体験は3P以上って昔から決めていました!、というどうしようもないもの。さらにどうしようもないのが、その、出会う側から女性というか雌性体を口説くのが本意ではなく、ビョーキだということだ。 幼なじみの百瀬千夏は幼少時代の彼の犠牲者で、今は彼のビョーキのことを理解しており、親友の八瀬宗助と共に色々と助けてくれる。しかしそれを上回る速度で砕月は評判を貶めていく。その毒牙は、義理の母・香織や義理の妹・莉子にまで及びかねない。 そんなある日、望月砕月は空から落ちてきた少女タマユラと出会う。彼女はウィザードと名乗り、彼がデバッガであると告げる。それは、世界にありえないファンタジーな存在を消去する能力を持った者のことだった。 あらすじを見れば分かるとおり、ハーレム系学園ラブコメに異能バトルを付け加えた物語なわけだ。ただ、即効で二股がばれてボコボコにされるところは普通と違う。しかし、騙された女の子たちが、彼のビョーキを知り、それでも彼の内面に惹かれ、結局ハーレム展開に突入する。 ただ、その過程は、ツンデレあり、ヤンデレあり、暴力あり、監禁ありで、色々と大変。それに異能バトルの方でも、タマが容赦ない策を取るので、肉体的にも精神的にも痛い目に会う。だがそれでも、どんな目に会っても、主人公はそれを許してしまうのだ。 一体なぜ、そんなキャラクターが出来上がったのか?その理由は後半で明かされる。それはかなりシリアスな、しかし典型的な理由ではあるのだが、そのことや、主人公が誠実な面も持っている事もあり、どんだけ下種な振る舞いをしても、なぜか何とか許容範囲におさまってしまうところが不思議だ。 ハーレム展開だけではもう現実感がなさ過ぎる。なぜハーレム展開が許されるのか。その理由を含めて描くことが、今のラノベの潮流なのかも知れない。
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こう言う主人公が居てもいいかもしれない
正直な所、タイトルでドン引きしたけど買わずにはいれなかったので、購入。 イラストが可愛かったのもあるけれど、良かれ悪かれ気になるタイトルではありました。 最近ではやれやれ系主人公ものが多かったのもあり、ビョーキとは言えこういった主人公はある意味新鮮でした。やれやれ系も好きですけどね。 まあでも女の子たちはある意味とても心が広いなと思いました。
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帯詐欺とまでは言わないが
読者からの投稿や投票によってお奨めのライトノベルを紹介する このライトノベルがすごい!2011 という本が同社から出版されていますが、その本と同じ名前を冠した文庫シリーズで大賞を獲った作品。 本に付いている帯に「『このライトノベルがすごい!』大賞」とか書いているため、てっきり読者投票による評価かと思いきや、単にそういう名前の賞なんですね。 騙されました。 この文庫シリーズのネーミング、そしてこの作品のタイトル、双方ともあざとすぎて不快なレベルまで達しています。 ストーリーは、女性と見るやどんなものでも口説かずにはいられないという「ビョーキ」を持った主人公が、突然空から降ってきた女の子と一緒に何やら異世界のよく分からんものや、女の子に憑依したよく分からんものと戦う、という物。 これだけ聞けば「ああ、ありがちなハーレム展開の異能バトルっぽいラブコメね」と思われるかもしれないけど、正にその通りです。 違うのは、主人公の戦い方が「口説き」である事。でもあまり役に立ってません。見どころはこの何とも言えない戦いのシーンですかね。 登場する女の子も、二股をかけられてた主人公に怒り別れたはずなのに「ビョーキ」が原因である事を知った途端によりを戻しています。 ん?二股かけた事はうやむや?「ビョーキ」って便利だな…と思わず感心しました。 自分では制御できない「ビョーキ」に悩む主人公ではありますが、本当に真剣な場面では「ビョーキ」を気合いで制御しています。 自分の意思で制御できるのが判明してしまった以降は、いくら主人公が「ビョーキ」について悩んだところで、単なるナンパ野郎の言い訳、または甘えにしか感じられず、共感出来ませんでした。 ストーリー、世界観、文章力、どれも一定のレベルではあるのですが、突出した面白さや発想も感じられなかったので、他社のライトノベルだと大賞を獲れるほどの作品では無いと感じました。 凡庸な作品なので本来なら☆3つですが、「このライトノベルがすごい文庫」という詐欺まがいの名前と、致命的にセンスが無いタイトルのせいでどうにも不快感を拭えないので☆2つ。 作者がどうのこうのではなく、編集の 「『このライトノベルがすごい文庫』ってシリーズにしたら面白くね?この名前で大賞とか帯で書いたら騙されてガキどもがみんな買うだろwwwww」 「無駄に長いタイトルとかつければネタとして買ってくれるんじゃね?内容を解りやすく説明出来れるしこれでおkwwwww」 という意図が透けて見え、尚且つ私自身がそれに乗せられて騙されたのが何より悔しくて不快でした。 というわけで、もうこの文庫シリーズの作品は読みません。
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中途半端ですよ
というのが、第一印象。 モテモテという割には、そこまでモテてない。 フラグの立ちそうなキャラを出すのはいいけど、話に絡めることができていない。 主人公は何でもできる強キャラ設定なのに、口先しか使わない。 ぶっちゃけ、主人公が本気だしたら、闘うことが必要ない。 つまり設定が杜撰です。 お金を使って、時間を使ってまで読んでくれる読者の事を考えているとは、到底思えませんでした。 それでも、ちょいちょい修羅場になりそうなシーンとかは面白かったかもしれません。それでも、全体のほんの一部です。 テンプレをかき集めて、ワンアクセント加えれば良いというものでもないと思いました。
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主人公のキャラが面白い
メインヒロイン以外のキャラはいいです。 ただ、メインヒロインは複雑な設定で人間的な感情があるのかないのかがよくわからず、ほんの少しの共感もわかなかったので魅力がわからなかったです。 世界観も、独自性を追求したのかも知れませんが、凝りすぎに感じました。 二番煎じでもどこかでみたようなのでもいいから、もっと単純な設定にすれば、物語が生きたとおもいます。 主人公の、女と見れば口説かずにいられない設定はよかったです。スラスラと出てくる口説き文句には、うる星やつらに通じる面白さを感じました。 これで題名がもっと短ければよかったのですが、この題名ではちょっと恥ずかしくて人に紹介しにくいです。最近は、長い題名が流行っているのでしょうか?
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ハイエンドなゲス
『モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)』です。読みは「もてもてなぼくはせかいまですくっちゃうんだぜかっこなき」です。第2回『このライトノベルがすごい!』大賞大賞受賞作。 メインヒロインが登場する27ページの前の時点で、主人公にドン引きしました。帯には、ネコをも口説くとかいてありましたけど、まさか、そこまでとは。読み進むうちに幾分慣れました。 主人公の「ビョーキ」については、途中で理由が説明されていました。重い過去は分かるのですが、そこからどうして「メスと見れば口説く」という壊れ方になったのか納得はできませんでしたし、イケメンなのはともかく喧嘩が強いとかはそれでは説明できていなくてモヤモヤ。 世界を救うというタイトルですが、バグ取りではあまり救うという実感が無いです。いくら女の子の頼みを【無碍】に断ることができないとはいえ、バグ取りより女の子との用事を優先させていましたし。 優沙と静流先輩にそれぞれスポット当てて描いていたシーンは良かったのです。特に先輩のヤンデレぶりが白眉。ヤンデレキャラをここまで魅力的に描けていたラノベは初めて読んだかもしれません。ですが、メインヒロインのタマは最初から最後まで好感を抱けませんでした。 文章はおおむね読みやすいけど、所々日本語としてヘンな表現が出てきてつっかかりました。 総評としては、かなり微妙でした。★2.5を切り上げ。