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名優・滝沢修と激動昭和 (新風舎文庫 た 116)

日本エッセイスト・クラブ賞

名優・滝沢修と激動昭和 (新風舎文庫 た 116)

滝沢荘一

『名優・滝沢修と激動昭和』は、新劇俳優・滝沢修の生涯を、長男である滝沢荘一がたどった評伝的ノンフィクションです。戦時下の弾圧、拘置所の日々、農村での経験、家族への思いを通じて、俳優の信念と昭和史の激動を重ねます。

昭和新劇戦争

作品情報

名優の人生を、家族の視点から昭和の戦争と平和の記憶へつなげます。

HMV、e-hon、楽天ブックスで新風舎文庫の ISBN・ページ数を確認しました。

レビュー要約

  • 家族だからこそ書ける距離の近さと、戦時下の演劇人の姿を伝える証言性が受け止められている。評伝としてだけでなく、昭和史を考える読み物にもなっている。

書籍情報

出版社
新風舎
発売日
2004-10-01
ページ数
195ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784797494716
ISBN-10
4797494719
価格
190 JPY
カテゴリ
本/エンターテイメント/演劇・舞台/演劇

戦禍にまみれた激動の時代に「反戦平和」を貫いた伝説の名優、故・滝沢修の愛と波乱の生涯。 拘置所での日々、農民への転身、妻・文子への愛など長男・荘一氏が初めて明かす秘話の数々は、日本の新劇を築いた名優の知られざる生き方をあぶり出し、同時代を生きた人のみならず若者たちの胸をも激しく揺さぶった。大学で国際政治を教える著者が一気に書き下ろした激動昭和史の生々しい証言――。 名優・滝沢修の魂を余すところなく描き、改めて平和や家庭の大切さを問う感動のノンフィクション。

レビュー

  • 名優・滝沢修の半生

    著者は俳優であり,演出家であった滝沢修の長男で,富山国際大学の教授(国際政治論専攻)。 死後に知った父の偉大さに励まされ,彼の生きた激動の昭和の前半から終戦までを,父の拘置所での生活,遺された家族の様子などの実話をからめて書き下ろされたもの。 藤村の「夜明け前」の芝居を理由に治安維持法違反容疑で逮捕されてからの「ブタ箱」での生活,保釈後の疎開先での農業を営んだ時の暮らしぶり,妻・文子との愛の交流(手紙)など,子どもの目から見た折り目正しく,実直な父・修の素顔が描かれる。 41才で癌で亡くなった奥さんが素敵に見える。戦前を知らない若い人向けに書かれたフシがあり,「コミンテルンは・・・」とか,「ガリ版は・・・・」とかといった解説調が時折見られ,15年戦争,太平洋戦争の簡潔な描写もある。 生前の父親の舞台生活はほとんど知らなかったとあるが、そのせいか叙述がやや浅く単調。

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