警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官
知能犯担当で“電卓女”と呼ばれる郷間彩香が、渋谷で起きた銀行立てこもり事件の現場指揮を任される警察ミステリー。
作品情報
電卓女に下った、銀行立てこもり事件の特命。
第12回『このミステリーがすごい!』大賞の受賞作。贈収賄や詐欺を追う刑事・郷間彩香が、銀行立てこもり事件と知能犯罪の連鎖に挑む。
レビュー要約
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ヒロイン像が立っており、警察小説として読みやすいという評価がある。
書籍情報
- 出版社
- 宝島社
- 発売日
- 2014-01-10
- ページ数
- 343ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.8 x 2.5 x 19.6 cm
- ISBN-13
- 9784800220318
- ISBN-10
- 4800220319
- 価格
- 2261 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
第12回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞2作品のうち1作。選考委員、絶賛の話題作です。「すぐにでも映像化されそうな(エンターテインメントとしての)もてなしのよさがポイント。舞台設定もキャラクター設定もすばらしい」大森望(翻訳家・書評家)、「序盤から軽快に読ませ、後半にも思いも寄らない展開が待っていた」香山二三郎(コラムニスト)、「“電卓女"の圧倒的存在感に拍手喝采を送りたい」茶木則雄(書評家)、「ヒロインの警部補キャラと意表をつく展開がいい。伏線や仕掛けを含め、全体にわたって娯楽性が発揮されている。文句なしの大賞受賞」吉野仁(書評家)。警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。32歳、独身、彼氏なし。捜査二課で贈収賄や横領などの知能犯罪を追う彩香は、数字に手掛かりを求めて電卓ばかり叩いているため、周囲からは“電卓女"と呼ばれている。そんな彩香に、刑事部長から特命が下った。――「渋谷で銀行立てこもり事件が発生している。至急現場に向かい、指揮をとってくれ」。青天の霹靂に困惑しながらも彩香は、立てこもり現場である渋谷に急行する!
梶永 正史 (かじなが まさし) プロフィール 1969年山口県長門市生まれ。神奈川県横浜市在住。山口県立美祢工業高校機械科卒業。現在はコンピュータメーカーに勤務。
レビュー
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かなり練られた構想が物語の魅力となる。
郷間彩香のデビュー作。 かなり練られた構想が、とてもスリリング。 電卓女と自ら言うが、半マロとも言われる。 タイトスカート、ハイヒール。 刑事と思えないスタイルの美形刑事。 父親の刑事魂をひきつぐ。 「血の通ったコミュニケーションが全てをかえる」 野呂は、父親と一緒に仕事をして、啓発を受けている。 吉田という警視正の登場。不思議なキャラクターの造形。 警察官というイメージやキャリアというイメージに程遠い。 長官が、直々に対応して、指揮を下す。 ふーむ。ありなさそうなのがいいのかもしれない。 後藤という男が面白いが、郷間彩香のツッコミが、足りない。 やはり、秋山刑事みたいなおっさんが、際立たせる。 ブラッドという組織。 政治家と銀行家の結託によって、警察まで支配しようとする。 それを、暴こうとして、銀行強盗をする。 仕組まれた銀行強盗で、狙いは金にない。 貸金庫に仕舞われている書類などがポイント。 そこから、暴かれていく真実。 物語として、わずかに物足らないが、上出来の部類に入る。
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グッドな内容
面白かった。真の悪人達がどうなるのか続編を期待します。 続き物に出来ると良いかな
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2巻目の「ガバナンスの死角」の方が面白かった
シリーズものと知らずに、先に2巻目の「ガバナンスの死角」を読み、なかなか面白かったので、前作にあたる本書「特命指揮官」も読んでみました。 しかし、こちらは、全体的にリアリティに欠けていて、謎の組織みたいなのが出てきたり、どっきりみたいな仕掛けがあったり、ちょっとついていけない感じでした。好みもあるでしょうが、私はだんぜん、2巻目の方が面白かった。1巻目を先に読んでいたら、たぶん続きを読もうとは思わなかったと思います。 3巻目も出ているのですが、果たして1巻・2巻 どっちよりかな?
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魅力的な設定だが
設定は面白そうだが、読んでいてすごく淡白なので、中にはいりこみにくい印象をうけた。文章の力、描写などに筆者のさらなる発展を期す。
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やさしいミステリー
少し伏線を盛り込み過ぎで出来過ぎかなと言う気もしますが、キャラ設定がしっかりしていて読めました。 後藤さんがお気に入り。映画とか、ドラマになりそうな感じ。 立てこもりの理由がそんな訳ないだろうと思いつつ、自分はファンタジーで好みでした。 表紙のデザインとタイトルは残念。英語が特にいらない。立ち読みしない限り、ジャケで興味を引かれる事は無いなと思いました。
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主人公の人柄がいい
警視庁捜査二課郷間彩香シリーズの第一作。何だろうな、このB級感は?でも、主人公の赤裸々な思いや感情が表現されていて、なんだか親しみが持てる。主人公、結構いい人柄なのだ。反目していた後藤のことも、ちゃんと見直して、通じ合いを持つしね。かかわる人たちと仲良くなっちゃうんだよね。 銀行での立て籠り事件自体は、いろいろはてながあるけど、まあいいか。韓国のことが出てくるのも唐突感があるけどね。でもまあ、読んでいて面白かった。
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映像で見たい
硬派な警察小説を期待すると裏切られますが、ラストまで一気に読まされてしまうのは、軽い文体と映像的な表現だけでなく、女性の不安や不満を象徴するような主人公をはじめ、得体の知れない警察キャリア、不器用だけどアツいSIT隊長ら、魅力的なキャラクターたちが、陰謀や警察組織のしがらみといった要素が絡み合った渋谷を舞台に、生き生きと立ち回っているからでしょう。 新人らしく筆力はまだまだこらからといった感じもしますが、展開のテンポも良く、次の作品を期待させてくれます。 また、ここに書かれている陰謀ですが、日韓の間にそんな史実があったとは、恥ずかしながら知りませんでした。どこからがフィクションなのか分からないくらい、物語に溶け込んでいているのも好感が持てました。 主人公のキャラは刑事というよりも今時のOLといった雰囲気なので、女性も楽しめるのでは?
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映像化してくれくれみたいな出来でまあ普通の出来だなと思いました。
映像化してくれくれみたいな出来でまあ普通の出来だなと思いました。これが大賞かと思ったくらいです。