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【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

『このミステリーがすごい!』大賞

【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

三好昌子

江戸・天明期の京都で、口入屋の娘お輪が因縁と向き合う時代ミステリ。

時代ミステリー京都口入屋修験者恋愛

作品情報

縁を結ぶのは、人か、祓いか。

第15回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞作。京都の口入屋・縁見屋を舞台に、お輪が家にまつわる悪縁と、修験者帰燕との出会いを通して運命をたどる。

書籍情報

出版社
宝島社
発売日
2017-03-04
ページ数
406ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.7 x 15.2 cm
ISBN-13
9784800267443
ISBN-10
4800267447
価格
715 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作は江戸の口入屋を舞台にした時代ミステリーです! 江戸・天明年間の京都。働き口や住む場所を紹介する「縁見屋(えんみや)」。 代々から続く“徳を積む"という家訓のもと、通りすがりの修行僧や旅人などあらゆる人の世話を焼いている。 娘のお輪は父と穏やかな日々を過ごしているが「店の娘は代々男児を産まず早死にする」という噂に悩んでいた。 ある日、店に修験者が訪れ、父は男に縁見屋ゆかりの火伏地蔵堂の堂主を任せることに。 お輪は「帰燕」と名乗るその男に、なぜか心を惹かれていくが……。 悪縁により短命な家系に生まれた不運な娘を救うべく、謎の修験者が施す大いなる“秘術"とは? ふたりの運命は?

レビュー

  • 面白いです!

    面白いです😆💓 他のお話しも読んでみたい‼️ 予想もできないような結末つてわけではないけど、グイグイ読ませる筆致が素晴らしいです。

  • 種明かしが早過ぎ、後半は失速気味

    京の口入屋「縁見屋」の娘は、祟りつき。男児を成さず、二十六歳で死ぬ。そのような噂のある縁見屋の跡取り娘・お輪が主人公。 伝奇的要素の強い時代小説だが、さほどおどろおどろはしていない。むしろ表紙が表している世界観に近い。 お輪をはじめ、彼女を取り巻く登場人物が細かく造形されている。主命により討手となった島村を配してアクセントをつけるなど、構成もうまい。 全体として面白かったのだが、難を言えば、縁見屋の娘についた祟りの謎と帰燕の正体が明かされるのが早かったことか。物語の肝となる点なので、もう少し引っ張ってほしかった。

  • うーん

    途中から、読むのがしんどくなった。現実離れし過ぎで苦手な物語でした。

  • 見えない魂を描いた傑作❗️

    ミステリーの類とは言え、歴史的描写やひととひとの関わりや縁を、更にはそこに介する魂を描いている作品。読みながら激しさの中に京都のはんなりな柔らかさが相まって引き込まれていく展開に絶賛。映画化を是非期待します。

  • 希望

    人生経験の深さによって、奥深く感じられるような人間味や言葉の意味の解釈が色々と味わえるような気がします。 スピリチュアルさも私は好きです。色彩やにおいや音や五感も楽しかった。これからの作品に期待します。

  • とはいえ良し!

    他レビューにある通り、時代物を多読している向きには、あれ?え?感も多々ありますが、まぁ、結局最後は良いため息をつけました。第2巻を注文しました。

  • パッチワークで紡がれたような読後感。

    デビュー作は丁寧に書かれ、推敲も、それなりにされているので、 辻褄が合わなかったり、伏線の回収を忘れたりすることは少なく、 そういった意味では、読みやすい作品だった。 しかし、人物設定や動き、職業、家業に対する考え、地理的な感覚、ルビの振り方などに 首を傾げることが多々あった。 古典の素養が不足しているのか、江戸時代の理解が弱いのか…。 売れ筋の京都を舞台に、近年増えている神社関係を配し、怪奇現象とSFを取り入れ、 恋愛も家族愛も汚職も、と、欲張り過ぎたゆえか、読んでいる途中で結末が判ってしまう。 また「天明の大火」という史実を活用した、天狗譚としているが、 この火事の原因を空き家への放火とする説もあることを考えると、工夫が足りないような気もする。 父と娘だけで、口入屋を商っていけるのか? 感情が現代人になってはいないか? 京都の地名の書き方が変? 等々ある。目のつけどころは良いけれど…どこかで読んだ作品の一部を小さく切って張り合わせているような 既読感のあるシーンが多い。

  • とても新人の方とは思えない文章かと。

    一気読みです。 飛行機の中で読むためになんとなく買ったのですが、大当たりでした。 登場人物と心の描写、ストーリー展開、読みやすく面白く、切ない。 最後の結末に、つい涙が。 欲をいうなら、帰燕がどうして主人公にそこまで入れ込んだのか、 原因がもう少しはっきりわかると最高です。 次作にとても期待してます。

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