クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
毒気のある事件を追う、ひねりの効いた本格ミステリ。
作品情報
しっぽのない蛇のように、真相は掴めない。
第17回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉作。『クサリヘビ』のようにしつこく絡みつく事件の気配を追い、真相が徐々に姿を現す。
書籍情報
- 出版社
- 宝島社
- 発売日
- 2019-07-04
- ページ数
- 415ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.7 x 1.6 x 15.3 cm
- ISBN-13
- 9784800296511
- ISBN-10
- 480029651X
- 価格
- 1 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
第17回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として鮮烈デビュー! 動物診療所を営む獣医・遠野太一の幼なじみでペットショップを経営する小塚恭平が、 自宅マンションでラッセルクサリヘビに噛まれて死んだ。 ワシントン条約で取引が規制されている毒蛇が、なぜこんな場に? 恭平から電話を受けて現場に駆けつけた太一は、恭平の妹で今は東京税関で働いている 利香とともに、その謎を解き明かそうとするが、周囲に不穏な出来事が忍び寄り……。 最後にまさかの展開が待ち受ける! ワシントン条約で禁止されている動物の違法売買の闇を描く、ノンストップ・サスペンス。
レビュー
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テンポよく面白い
絶滅危惧種のヘビに噛まれて死んだという、びっくりするような出だしから、テンポ良く最後まで一気に読むことができました。 少しページ数が多めですが、それを感じさせないほどでした。ラストもびっくりで、とても面白かったです。
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読みやすく、分かりやすい
登場人物がそこまで多くなく、各キャラがきちんと想像できます。 著者のデビュー作とは思えない出来! 書評(解説)に「高いリーダビリティ」とありますが、確かに読み易くスラスラページが進みます。 物語としてとても面白い分、最後のあたりは少し現実味に欠けるため★4。
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ミステリー?
さくさく読めました。ミステリー要素は結構薄めで、物語みたいな感じです
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最初だけ
最初の叙述トリックは面白かった。後半が非現実的でスッキリしなかった。
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怪しい人は次々と出てくるのに
親友を毒蛇で殺害された獣医がその真相に迫る…という冒頭から 一気に興味を惹かれました。 時にコメディありアクションあり、多少無茶では?な展開あり 最後まで飽きずに楽しめる作品です。 作中で怪しい人物は次々と出てくるのに 結局誰が黒幕なのかわからない(=しっぽがつかめない)のはやきもきしますが オチに納得感はありますし、ちょくちょく出てくる動物たちの描写も可愛らしいです。 シリーズ物ではないようですが この作者さんの文章はとにかく軽快で読みやすいので 別作品にも手を出してみようと思います。
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面白い本
面白くてあっと言う間に読んでしまいました。
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毒ヘビに立ち向かう、まちの獣医に感情移入してシッポまでスルスルっと一気読み。
「このミス」の最終選考を読んで気になっていた作品でした。冒頭から「おっ」と唸る掴みがあり、期待しながら読み進めましたが、全体を通じて、文体がしっかりしているので安定感があり、プロットもよく練られていて、リーダビリティが高いなと感じました。 ラッセルクサリヘビのことはまったく知りませんでしたが、「なるほど、そんな恐ろしい蛇がいたのか!」という学びがありつつ、作者は(ご都合主義にならないよう)この蛇を世に放つ戦略を丁寧に立てていますし、その蛇と戦う主人公の獣医にも共感しながら最後まで楽しみながら応援できました。 自分は「このミス」作品をはじめ、新人賞作品をけっこう読んでいる方だと思いますが、作風がどうしても似てしまいがちななかで、選考委員の方もみなさん褒めているように、テーマ選びからすごく研究していると思います。 そして、大森望さんの帯コメント(これがデビュー作とは思えない)と、解説を読んで納得しましたが、作者はこれまでミステリーの新人賞で何度も最終選考に残っているそうで、実力がある方なのを実感しました。おそらく、次はまた違う作風になるんだろうなと予想しつつ、ぜひ読んでみたいと思います。
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デビュー作とは思えないくらい読みやすい。
親友を毒蛇で殺された獣医が、いろんな協力者と一緒に犯人を探すお話。まず、とても読みやすいです。例えばお話が多少つまらなくても、最後までサクサクっと読めるくらいの読みやすさでした。 登場人物はみんな怪しいし、誰が犯人かは最後まで読めませんでした。 ただ個人的には、登場人物にもっとクセがあったり、文章に面白い表現があったりすればより楽しめたのかなぁとは思いますが、、。 今後の作品に期待します。