日本の文学賞

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『このミステリーがすごい!』大賞 このミステリーがすごい! たいしょう

第17回(2018年)

ミステリー小説広義のミステリー

受賞者

7名
倉井眉介 大賞

人を食う怪物のような連続事件と、犯人像を巡る心理戦が前面に出るサイコ・スリラー。

木こりの怪物は、どこまで人間か。

320ページ
サイコスリラー連続事件怪物心理戦サスペンス
井上ねこ 優秀賞

名古屋市で七十一歳の女性が殺され、遺体のそばには将棋の「歩」、ポケットには「銀」の駒が残されていた。その後も高齢者が相次いで殺害され、すべての現場に将棋の駒が残される。捜査一課の水科と佐田は、被害者の意外なつながりと駒が示す構図を追う。

連続する高齢者殺害と現場に残された将棋の駒から、刑事たちが犯人の構図を読み解く警察ミステリ。

286ページ
将棋連続殺人警察捜査名古屋詰将棋
登美丘丈 U-NEXT・カンテレ賞

名もなき男の復讐と裏社会の論理を描くサスペンス。

復讐は、名を捨てた先で始まる。

282ページ
復讐劇裏社会サスペンスドラマアクション
黒川慈雨 隠し玉

元ナンバーワンホストの皇聖夜こと上杉三太は、小学校教師に転職して一年生を担任する。近隣で植物や動物が傷つけられる事件が相次ぎ、事態が学校にも及ぶなか、三太のクラスの児童・公人が容疑者として浮かび上がる。

元ホストの小学校教師が、個性的な名前の子どもたちとともに身近な事件へ向き合う学園ミステリ。

335ページ
小学校学園ミステリ動物虐待キラキラネーム人間ドラマ
越尾圭 隠し玉

毒気のある事件を追う、ひねりの効いた本格ミステリ。

しっぽのない蛇のように、真相は掴めない。

415ページ
本格ミステリー事件捜査毒サスペンス
猫森夏希 隠し玉

通夜のため実家に帰った八尋竜一は、久遠という少女から叔父の思い出を聞かせてほしいと頼まれる。小学生時代、サルスベリの木の下に死体が埋まっているという噂をきっかけに、江戸時代から続く渡良瀬探偵事務所の十五代目・渡良瀬良平と出会った竜一は、転校生の北川雪子とともにさまざまな事件に関わっていく。

少年たちの学校生活と探偵事務所の十五代目をめぐる思い出が、現在の謎につながる青春ミステリ。

319ページ
青春学園ミステリ探偵事務所思い出友情
日部星花 ひべ せいか 隠し玉

高校二年生の土井修治が書いた手記には、7月17日から7月8日へ時間が巻き戻っているという不可思議な現象が記されていた。学校一の美少女・渡辺百香が階段から転落して死んだことが原因だと考えた土井は、都市伝説の「まほうつかい」の存在も疑いながら、彼女の死の理由を調べ始める。

時間が巻き戻る高校を舞台に、一人の少女の死の真相を追う学園ミステリ。

277ページ
タイムループ高校転落死都市伝説心理ミステリ