国選ペテン師千住庸介 (リンダパブリッシャーズの本)
国選弁護人を思わせる題名のもと、詐欺師的な才覚を持つ千住庸介を中心に据えたエンタメ小説。法律、だまし合い、人生の裏道を素材に、正しさだけでは割り切れない人物の動きを追う。
作品情報
正義とペテンの境目で、千住庸介は人の弱さと制度の隙間を渡っていく。
城山真一によるリンダパブリッシャーズの本。韓国書店データで ISBN、発売日、ページ数を確認した。
レビュー要約
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後年の著者インタビューでは、後続作を書く準備にもなった作品として語られている。人物のしたたかさと犯罪小説的な手触りが印象に残る。
書籍情報
- 出版社
- 泰文堂
- 発売日
- 2015-01-08
- ページ数
- 448ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-13
- 9784803006490
- ISBN-10
- 4803006490
- 価格
- 581 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
詐欺師の子役をしていたヨウスケは、ある賭博場で一人の少女と出会う。葵と名乗る彼女と共に行動しながら詐欺の才能を発揮。いつしか詐欺グループのトップに君臨する。やがてヨウスケは名を千住庸介と変え、平凡な銀行員として人生を歩みはじめる。日の当たらない人生と決別するために。 そんな庸介の前に、謎の中年女・北見が現れ、彼の心に詐欺師の灯が再び点り始める…。ヨウスケの目指すゴールはどこにあるのか。辿り着いた衝撃の真実! 精緻な伏線とドラスティックな展開に一気読み間違いなし。
レビュー
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何でもありの作品には共感できない
ペテン師なる言葉は文中に出てこないし、題名と内容がピンとこない。 終章の東京証券取引所での株売買の類はどんでん返しの連続でもはや読むに値しない。 なんでもあり的な作品だった。 用語の使い方に誤りがあり、指摘しておく。 P374,4行目『瞬間最大風速』なる言葉は間違いで『最大瞬間風速』とするのが正しい。 一般文学通算2192作品目の感想。2019/02/05 08:55
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ペテン師というタイトル
タイトルに惹かれて読んでみました。ふらっと、暇つぶしに映画館で映画1本みる感覚で読めました。読後も映画を観終わったあと味わう、現実と映画の世界を行ったり来たりする感覚を覚えました。詐欺ではなくあくまでペテンというタイトルに表現されている、ありそうでない、でもある、いやあったら面白いなという読後感です。一人にやけて笑う小説、面白いけどその面白さを説明するのはちょっと恥ずかしい小説。この作家はこれがデビュー作とありますが、新しいジャンルを開拓したいのかもと思った。掘り出しものを見つけたお得感を味わえると思います。
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「国選ペテン師だ!」と叫んで、ドアをけり開けて突入する・・・・・・・・・ようなことはなく。
ペテン師バッチを出して「国選ペテン師」と名乗るようなシーンもなかったと思う。 前半の主人公の生い立ちの部分は、読むのが苦痛(読んでいて特に面白い部分がない)で、真ん中あたりまで読み飛ばしたけど。 そこから読んでもあまり面白くなく、最後の方をパラパラと読んで挫折。 「国選ペテン師」が、どんな職務で、どんな事をするのかがさっぱりで、なんだかペテンらしいことや犯罪そのもの(銀行からの横領)の描写はあったけど・・・ そのあたりをもう少し面白く読めるような工夫が必要なんじゃないかしら?
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