日本の文学賞

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野分酒場

泉鏡花文学賞

野分酒場

石和鷹

酒場に集う人びとの会話や気配から、時代の風に揺れる人生を描く小説。野分のような不穏さを背景に、老い、孤独、人との距離がにじみ出る。

酒場孤独時代

作品情報

酒場のざわめきの奥に、人びとの孤独な時間が見えてくる。

石和鷹の小説らしく、人間の弱さや滑稽さを見つめながら、生活の端にある寂しさを描く。酒場という場が、人物たちの記憶と現在を結びつける。

レビュー要約

  • 受賞歴と再刊の経緯から、発表時の問題意識だけでなく、後年の読者にも届く持続的な読み応えが評価されている。

書籍情報

出版社
ベネッセコーポレーション
発売日
1988-09-01
ページ数
236ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784828822792
ISBN-10
4828822798
価格
27 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

第17回(1989年) 泉鏡花文学賞受賞

レビュー

  • ジワッとくる石和鷹らしいスト-リーと語り手の心情。

    久しぶりに石和鷹を読んだ。4編の作品とも、なかなか良い。ジワッとくる石和鷹らしい展開と語り口。地味だけど何度も読み返したくなる作品を残してくれた作家だ。中年男性が自分の人生を見つめ直すようなところが、自分の心情にフィットする。

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