作品情報
『12月のベロニカ』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。
『12月のベロニカ』は貴子潤一郎の作品として、2002年の文学賞に結びつく一作です。人物の感情、時代の気配、語りの調子を通じて、作品ごとの固有の世界を形づくっています。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2003-01-01
- ページ数
- 292ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784829114865
- ISBN-10
- 482911486X
- 価格
- 292 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
ファンタジア大賞8年ぶりの大賞受賞 若き騎士フレイルと片腕の男ハキュリー。二人の出会いは女神のもたらした運命だったのか……。幼なじみとの淡い恋と別れ、騎士の誇りと友情、夢と絶望そして打算と裏切りが絡み合う珠玉のハイ・ファンタジー!
レビュー
-
ぜひ2回読んでほしい
この本は私が中学生の時に出会った本ですが、小説で泣かされたのはこの本が初めてでした。 ヒロインとの幼いころに交わした約束と同じ目標のために切磋琢磨した親友との友情に板挟みになる主人公を見て心が張り裂けそうでした。 読了後の爽快感もさることながら、数々の伏線が素晴らしいです。再度読むと同じセリフでも違う意味に感じてさらに驚きました。 ファンタジー要素は控えめですが、恋愛と友情が織りなす この感動をぜひ皆さんにも味わってほしいです。
-
ライトノベルとは思えないクオリティです。
ストーリーが非常に良くできており、読み応えがあります。 1冊で内容が完結しているので、すぐに読み終わることができます。
-
ファンタジー良作
富士見ファンタジアで賞をとった過去の良作。 タイトルの魅力もさることながら、恋愛、友情の要素もあって面白かった作品。伏線が良かったです。悲恋要素もあるので、人を選ぶかもしれません。 受賞作で魅力的だったので、この作品と同一世界で魅力的な続編を期待したのですが、でずにいつも間にか消えてしまった作家さんの作品です。これ一作だけで完結します。 女神ファウゼルに選ばれた巫女はその後、女神の力の受け手として眠りにつき続ける世界というもので、その巫女に選ばれたヒロインと、憎からず思う青年が主人公といえる作品です。 まあレイアースに近い設定ともいえますが、切り口の違いがファンタジーとしてよいできになっています。 なぜこんな世界が生まれたのか?この悲劇はなくならないのか?と膨らませられる要素も多く残っていて、続編を期待していたのですが、でずに残念でした。
-
伏線にやられました
普通に読んでいても面白いのですが 実は…… これは読んだ人だけのお楽しみです よくできていて満足の一冊です
-
月日が経っても色褪せぬ名作
文庫の発売日から起算すると12年ぶりに再読しました。当時でもあまりに衝撃な内容だったため、ストーリーの概略こそ記憶していたものの、今読んでみてもこれはやられたな!と太鼓判を押さずにはいられません。周りに布教していた自分にも納得の面白さと悲しさです。この物語の見所は主人公がハーキュリーに懇願するシーンでしょう。彼の心情を慮ると何とも言えない気持ちになります。以上、ファミレスで泣いているところを店員にギョッとされたサラリーマンでした。
-
グッドでした。
汚れも無くて安くて購入して良かったです。またお願いしようと思います。
-
いい話過ぎて、素直に共感出来ない?
夢を追う二人の男の話なのだけど、ちょっと綺麗すぎな感じがする。 だから悪くないとは思うけど、主人公達に共感出来ないと、ちょっと厳しいかも。 この小説、叙述トリックが仕掛けられており、それは章の構成や設定等で、 大体の見当は付くものの、物語との絡め方はなかなか上手いかと。 ただそれも良かれで、逆に話の展開が読めてしまうのがちと勿体ない。
-
生まれて初めて布教用の冊子を購入した本
当時高校生でしたが、何の疑問も抱かず布教をしていました。 ライトノベル、という言葉があったかどうか覚えていませんがこの本を読んだことは良い思い出になっています。 再読しようにも実家の倉庫の奥なのでKindleでもう一度購入しようと思います。
関連する文学賞
- ファンタジア大賞 第14回(2002年) ・大賞