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太陽戦士サンササン (富士見ファンタジア文庫 173-1)

ファンタジア大賞

太陽戦士サンササン (富士見ファンタジア文庫 173-1)

坂照鉄平

来間鉄斎が、族メットに憑依した異世界の勇者ジャバと出会うところから始まる、ヒーローものの熱さを笑いへ転じたライトノベル。勢いのある設定で、日常の場に突然入り込んだ勇者の論理が主人公を振り回していく。

異世界の勇者変身ヒーロー風刺青春コメディ

作品情報

異世界の勇者は、なぜか族メットに宿って少年の前に現れる。

来間鉄斎が、族メットに憑依した異世界の勇者ジャバと出会うところから始まる、ヒーローものの熱さを笑いへ転じたライトノベル。勢いのある設定で、日常の場に突然入り込んだ勇者の論理が主人公を振り回していく。 作品の核にある葛藤を、受賞作としての読みどころが伝わるようにまとめた。

レビュー要約

  • 読者からは、設定の明快さと登場人物の関係が読みやすいという反応がある。一方で、ジャンルの約束事を強く意識した展開は好みが分かれる。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2007-01-01
ページ数
316ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784829118894
ISBN-10
482911889X
価格
1 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

圧倒的なパワーを評価され、準入選作に! 未体験な衝撃が堂々デビュー! 「太陽戦士サンササン、降臨ッ!」来間鉄斎が出会ったのは、族メットに憑依した自称・異世界の勇者ジャバだった。彼は伝説の勇者となるため、自分を装着することを鉄斎に強要する。鉄斎は全面拒絶するが……!?

レビュー

  • 燦燦

    『太陽戦士サンササン』です。たとえば、大仰な文章で大したことのない内容を描きギャップを出す作風もありますが、本作はその逆です。 バカバカしい文章で、かなり熱血な内容のストーリーです。厳密に言うと文章がバカバカしいのではないです。語彙は豊富で、ちょっと回りくどいけど力のこもった文章です。 文章と言うより設定がバカバカしいといった方がいいでしょうか。 バカバカしいとはいっても、舞台設定や咎人の設定などはよくできていました。 全体的には物足りなさもありましたが、ファンタジアならでは日の目を見たアクの強い作品でした。 文中のモノクロイラストが印象的でした。全体的に黒いです。

  • 内容があるのが良い

    単なる仮面のヒーローものかと思いきや、一般的な「正義の味方」たちが目差す「正義」についての現実的な見解を解き明かして行くという、内容的にきっちりとしたものを持つ良作。 「内容」があるという面で見れば、最優秀作品よりも高く評価できる。 文章的には少々くどくて、読み進め辛い面があるものの、提示した命題と、それに対する作者なりの答えには、非常に共感が持てた。 一方で、ギャグっぽい展開の部分は、どうしても暗くなりがちな命題に灯りを灯すのに貢献しており、総合してなかなかよい仕事。 あとがきで作者は自己謙遜しているが、入賞したのはまぐれではないと思う。 ただ「咎人」の設定が、シスコンの主人公の願望(姉さんと一緒になりたい!)を叶えるためだけの手段になってしまっているのが残念かもしれない(苦笑)

  • 期待の新人登場!

    タイトル、やネーミングにバカバカしさがありますが、各種設定等とても魅力的な作品となっています。 異世界の勇者、魔王も登場し、富士見ファンタジア文庫らしい作品ですね。 当初タイトルからギャグ的作品かと思いきや意外とシリアスで読み進むゴトに引き込まれていきました。 同じ設定で別の作品も読んでみたいです。(凶悪犯罪抑止策、凶悪犯を首枷をした咎人として咎回しと共に事件解決する設定) ドラゴンマガジン3月号に読み切りが掲載されていてそちらも楽しめました。この調子でシリーズ化にも期待大ですね。

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