日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
中の下! ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)

ファンタジア大賞

中の下! ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)

長岡真規子

自分の評価を突きつけられた少年が、学園での立ち位置と恋愛模様に向き合っていく学園ラブコメ。自己評価の揺らぎをコミカルな競争と結びつけて描く。

学園ラブコメ自己評価競争

作品情報

中の下! ランク1.中の下と言われたオレは、受賞時の評価を支えた設定と語り口が作品の核になっている。

自分の評価を突きつけられた少年が、学園での立ち位置と恋愛模様に向き合っていく学園ラブコメ。自己評価の揺らぎをコミカルな競争と結びつけて描く。

レビュー要約

  • 設定の分かりやすさと読後に残る余韻が評価される一方、ジャンルの定型を強く感じる読者もいる。

書籍情報

出版社
富士見書房
発売日
2010-02-20
ページ数
292ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784829134955
ISBN-10
482913495X
価格
1 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

聖☆ジュウゾー学園――通称・性獣学園。悪名高いこの高校には、異性とのお付き合いを目的とする「カップル試験」がある。試験に向け、キング・オブ・イケメン(自称)成道のイタすぎる愛の冒険が今、はじまる――!

レビュー

  • 4巻まで発売中、5巻完結らしい

    ちょっと変わった学園物のラブコメ 主人公達は特殊な高校に通っていて、 恋人を作る力を見るための長期間のテストのようなものを受けることになる。 それにまつわる主人公の目的だったり頑張りや成長なんかの話。 ヒロインは全員が可愛くて 出てくる人数も多くなく少なくもなくちょうどいい人数 変に特殊なキャラクターでは無く、しっかりツボを押さえている「王道」といった印象 それゆえにありがちかと思われるが、しっかりしたこの作品ならではの個性が存在していて感情移入させられる また、主人公以外の男性キャラクターにも魅力があるのがこの作品の良いところである 1巻は1巻らしい作りで 主人公が主要人物と出会っていき、物語のアウトラインが明らかにされ、伏線も貼られ といった感じ 巻が進むにつれだんだんと女の子達がかわいい一面を見せてくれるので 全巻購入を推奨 一つのテーマに沿った続き物です

  • 読むのを挫折

    読むのを途中で、挫折してしまいました。 内容に引き込まれなかったのが、 影響したせいかもしれません。 あらすじ・タイトル買いをしましたが、自分の想定外だったかもしれません。 料理を注文したら、にんにくが入っていて、 自分には苦手で、食べれないような。 自称イケメンの主人公のイタいキャラが、読むのを躊躇させました。 タイトルはいいのに、自分にはあいませんでした。 見切りを付けるため、古本屋へ。 大変、申し訳ないレビューですいません。 もし、自分と同じ理由で購入しようとする人がいたら、 参考になればと思い記載させていただきました。

  • 「カップル試験」等の設定を飲み込めるかが評価の分かれ目?

    シリーズの基本となる「カップル試験」等の独特の設定を読み手が飲み込めるかどうかで評価が分かれる作品 独特のルールに従ったある種のゲーム的な要素があるので、そのルールとそれに伴う各キャラクターの行動の原理を 理解できないと受け付けないのでこの辺りは少々難しい 主人公の印象が序盤と中盤以降で大きく変わるという意見が多いのですが、一年間を通して「高嶺の花」を落とせるか どうかで評価されるという「カップル試験」が始まり、痛いナルシストだった主人公が自分の現時点での評価=現実を 突き付けられた瞬間から現実に向き合い、地道な(結構打算的ではあるので好みは分かれそうですが)努力を始めるのが意外 平凡なラブコメであればヒロインは勝手にすり寄ってくるような男性読者に都合の良い展開になるのですが、あくまで 主人公が能動的に動いた結果としてヒロインの反応が変わってくる様子が丁寧に描いてあります。この辺りはさすがに 女性作家が書いた作品だと思わされました 一巻を読んだ限り、物語のベースは割と本格派のラブコメではないかという印象を受けました。キャラクターは 転がそうと思えば幾らでも転がるだけのポテンシャルを持っています。ただし、この一巻ではまだ「試運転」というか 敢えて押さえ目に動かしているという印象。ダブルヒロインは主人公に対して好印象を持ち始めるものの まだまだ隠されている部分も多く、ややまどろっこしさを感じる読者もいるかも知れません。主人公の行動いかんで その隠された部分が明かされる瞬間まで読んでみたいという読者の意欲を掻き立てられるような描き方をされています 五巻完結のシリーズと言う事であくまで「試運転」という印象の第一巻でした

  • 女性的な視点で描かれた人間模様がなかなか

    1巻から最終巻である5巻までの展開が「投稿作品」という事で、最後まで読んだ時点での感想となります。 ストーリーは「カップル試験」をめぐっての様々な葛藤や人間関係のドラマ、人の成長を描いた青春グラフィティと言える物語です。 各巻の細かいストーリー等は割愛しますが、全体を通して言えるのは、まずそれぞれの登場人物の心の葛藤や心理描写が丁寧に描かれているという点。 表現手法が何かに似ていると思ったら、竹宮ゆゆこ作 とらドラ!1 (電撃文庫) でした。 この2作品は、登場人物同士の人間模様や心理描写の描き方がとてもよく似ています。男性キャラがちょっとズレてる所まで似ています。 これは決してどちらかがどちらかの真似をしていると言うのではなく、女性作家だけが描き出せる独特の世界観で、決して男性作家には真似の出来ない魅力の一つとなっています。 この作品が他メディアで実現するとしたら、アニメのような薄っぺらい物ではなく、実写でのドラマ。 別に妙な超能力があるわけでもなく、恋愛依存気味な女性キャラが意味も無く主人公に惚れるわけでもなく、いかにも「ありそう」な、特に女性キャラの心情変化が生き生きと描かれています。 悪い奴、悪役はいません。どうでもいいキャラも一人も出てきません。登場人物全員が同じくらい幸せになってほしい、読み終わった後そう思えた、良作だと思います。

  • ファンタジア大賞、金賞?

    読み終わった後の心境は、買って損したという後悔の気持ちでいっぱいでした。 金賞受賞に釣られてしまった自分が情けない… ジャンルは学園ラブコメで、内容は省きますが総じてイタイ印象を受けます。 わざと読者にそのイメージを植え付け、そのギャップで後半盛り上げるのかと思いましたが 最後まで盛り上がる事なくイタイまま。完璧に期待を裏切られました。 ラブもコメも稚拙で、特にコメディ部分は終始一貫だだズベリ。 魅力が薄いキャラ達の絡みに、よくわからない主人公の行動。 この本のどこに魅力を感じて金賞にしたのか理解に苦しむ一冊でした。 2巻も発売されるようですが、そのためにこの1巻はキャラ紹介と世界観の表現に費やしたのかもしれません 購入したい方は2巻の評判を見てから決断する事をオススメします。

  • 成長物としては上々?

    典型的な成長物語・・・といいますか? 主人公がかなり・・・まあアイタタタなんですが(笑)、徐々に良い男に成長していく話です。 男としてウザいダメな奴がカッコ良くなる・・・そういう話が好きな方は良いかもです。 ちなみに主人公は若干卑屈君。 個人的には好きですが卑屈がウジウジしてイラつくという人にはそもそも向かないかもしれません。 どれくらいで完結するかは分かりませんが、少なくとも10巻近くでる頃にはアニメ化してると思われる作品。 普通ないしは良作レベルなので本棚のレパートリーの一部に是非とも。

  • 変態学校の青春ギャグ成長物語

    瀬木成道の祖父が理事長を務める聖☆ジューゾー学園は、変態の誉れ高き高校である。それほど評判が悪い学校ならばろくな生徒も集まらないと思われがちだが、評判が周辺地域にとどまることと、進学・就職率の高さから偏差値は高く、ハイスペックな生徒が集まる。そして、この学校でもっとも有名なイベントが、カップル試験である。 この試験は、生徒間の恋愛関係をいったん白紙に戻し、一年かけて様々なイベントを行いながら、最終的に互いの意中の人物を投票用紙に書いて、両思いになれたら合格という試験である。そして、これで一番になった生徒は、願いもかなえてもらえるという。 幼少の頃より祖父のおかげでバカにされて育った成道は、この試験で一番になり、祖父に対して下克上を果たしてやろうとするのだが、残念ながら彼のスペックは、担任教師曰く中の下で…。 ナルシストの自己中だけれど素直な成道が、学年一といわれる美少女瑞本絽美や、隣の席の隠れ美少女妹尾雪奈との交流の中で、成長していく姿を描く。本当にこんな学校があったら、楽しいか困惑するか、どちらだろう?

  • シリーズ物としてはOK

    1年かけて行われるカップル試験。各生徒にランクが付けられています。 ナルシストの主人公は、自分のランクが「中の下」だと知って大ショックを受け、自分を変えようと頑張ります。 その過程には、謎要素のある三つ編み眼鏡(表紙の子)、文武両道ロリ、ツンデレの3人のヒロインがいて、どの子も魅力的です。 ストーリーがすごく良いわけではありませんが、キャラの良さ&コメディ面の良さだけを見れば金賞で文句はありません。また、主人公が自分のランクを上げる為に頑張る姿はかっこいいです。

関連する文学賞