作品情報
金属バットの少女と、くすぶる少年の夏が始まる。
第13回電撃小説大賞銀賞受賞作。電撃文庫より2007年2月10日発売、文庫判360ページ。金属バットを振るう少女と、野球をやめた少年の夏を描く学園ラブコメ。
レビュー要約
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夏希の勢いとキャラクターの明るさが魅力で、読みやすさを評価する声がある一方、粗さを感じる読者もいる。
書籍情報
- 出版社
- メディアワークス
- 発売日
- 2007-02-10
- ページ数
- 352ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784840237185
- ISBN-10
- 4840237182
- 価格
- 48 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
Amazon.co.jp: なつき☆フルスイング!ケツバット女、笑う夏希。 (電撃文庫 き 4-1) : 樹戸 英斗, ほんだ ありま: 本
レビュー
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ホームラン級に爽やかな一作
前知識一切なしで読み始めたため、最初はよくあるドタバタコメディだとばかり思ってました そのわりには文章は上手いけどカチリとしすぎてるし キャラの悩みへの向き合い方はわりと深刻だしで、コメディとしてはあんまりノれなかったんですよ だけど、ふと読み方を変えてみたらあら不思議 コメディだと思わずに読んでみると面白いこと面白いこと 夢、挫折、トラウマ、そして再生 描いているテーマはとてもシンプルで、実にまっすぐ 他者の差しのべる手はきっかけに過ぎなくて、立ち上がるのは自分の力に頼るしかない 野球場の真上に広がった青空のような爽やかさがこの作品にはあります 冒頭で述べたような妙な座りの悪さがあったりもしますが、王雀孫とかあの辺のコメディと内面的なシリアスが混じったシナリオを楽しめる人なら読んで損はないでしょう
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電撃小説大賞銀賞受賞作!!
バッティングセンターで出会い、その後バットを持って追い掛け回され、最後には除霊と称してケツバットを食らわされる…。智紀は何とも踏んだり蹴ったりの様相で夏希という女と出会い、こうしてストーリーは進みます 正直半数近くが引くであろう奇抜なタイトルや、上のような出会いなどコミカルな印象を傍目には与えつつ、読んでみると内容は思ったよりしっかりと骨組みがなされ相応に重い印象を覚えると思います 本書のテーマと思われる"夢"。その光と影が浮き彫りにされている感じ "夢魔"という化け物に憑りつかれ夢と気づかないまま夢を見せられ続ける人々。1章2章3章と通して様々なパターンの夢を描き、その"幻の夢"を見る一人一人が抱え込んだ心の闇が結構重いです…。夢は確かに大切ですが、その中に逃げて閉じ篭ってしまってはいけない…当たり前で分かりきった事のようですが、そういったことを教えてくれる(もしくは再認識させてくれる)そんな気がしました ですが、(特に)夏希のキャラクターのおかげで、そんな内容の深さや重い感じが丁度良く緩和されている感も確かにあります♪ なので読後は、意外にすっきりできるのではないかと そんなこんなで個人的には、なかなか楽しめました♪ もし続編が出たら、また買うかもしれません
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絵が…
タイトルでちょっぴり引きました。絵でもっと引きました。が、電撃銀賞作品ということで手に取りました。 読んでみると以外に読めました。後半は地文を飛ばして台詞だけ読んでましたが。 ストーリーやテーマはわかりやすく書かれていると思います。あと、なにかにつけて出てくる『野球をモチーフにした描写』なんかも面白いです。
関連する文学賞
- 電撃小説大賞 第13回(2006年) ・銀賞