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新羽精之探偵小説選 1 (論創ミステリ叢書 71)

宝石賞

新羽精之探偵小説選 1 (論創ミステリ叢書 71)

新羽精之

新羽精之の短篇ミステリ。奇妙な味の作家としての資質が見える作品で、進化という科学的な言葉を、犯罪や人間心理のねじれへ接続する。

奇妙な味短篇ミステリ科学心理

作品情報

進化という理屈が、人間の奇妙さを照らし出す異色短篇。

「進化論の問題」は『宝石』掲載の受賞作で、のちに『新羽精之探偵小説選I』に収録された。地方作家の異色短篇として、論理と奇想のずれを味わえる。

レビュー要約

  • 著者は一般的な知名度こそ高くないが、奇想とブラックユーモアを備えた短篇作家として評価されている。初期作品には本格志向も見える。

書籍情報

出版社
論創社
発売日
2014-01-01
ページ数
320ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784846013042
ISBN-10
4846013049
価格
3000 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

炎の犬,火の鳥,進化論の問題,美容学の問題,生存の意志 他

レビュー

  • 想いでと共に

    新羽先生の短編集を見つけて、愕きと嬉しさで、即1・2共に入手した。 先生が大学生で私は小学生の頃から、家族ぐるみでおつきあいしていた仲なので、自分的にはこの二冊は大発見であった。 特に、受賞作の「進化論の問題」は一度読みたかった短編なので真っ先に読んだ。 最初は、兄の英語の家庭教師としてお会いして、48歳で亡くなるまで我が家の「希望」のような存在だったように思う。今でも良い思い出と共に、清廉さと暖かさが心に残っている。亡くなる一年程前に兄が誘って3人で九十九島の夜焚きへ出掛けたのを想い出す。告別式のあと、存在しないと云われていた、数日前に発行された長編「鯨のあいに鯱がくる」のサイン本数冊を兄が抱えて帰ってきた。奥様から、「ご家族に」とのことで、それが今でも私の本棚で輝いている。 二冊組で発行していただいた論創社さんに感謝したい。 多くの人に手にしていただきたい、宝石賞受賞作家の二冊です。

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