作品情報
進化という理屈が、人間の奇妙さを照らし出す異色短篇。
「進化論の問題」は『宝石』掲載の受賞作で、のちに『新羽精之探偵小説選I』に収録された。地方作家の異色短篇として、論理と奇想のずれを味わえる。
レビュー要約
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著者は一般的な知名度こそ高くないが、奇想とブラックユーモアを備えた短篇作家として評価されている。初期作品には本格志向も見える。
書籍情報
- 出版社
- 論創社
- 発売日
- 2014-01-01
- ページ数
- 320ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784846013042
- ISBN-10
- 4846013049
- 価格
- 3000 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
炎の犬,火の鳥,進化論の問題,美容学の問題,生存の意志 他
レビュー
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想いでと共に
新羽先生の短編集を見つけて、愕きと嬉しさで、即1・2共に入手した。 先生が大学生で私は小学生の頃から、家族ぐるみでおつきあいしていた仲なので、自分的にはこの二冊は大発見であった。 特に、受賞作の「進化論の問題」は一度読みたかった短編なので真っ先に読んだ。 最初は、兄の英語の家庭教師としてお会いして、48歳で亡くなるまで我が家の「希望」のような存在だったように思う。今でも良い思い出と共に、清廉さと暖かさが心に残っている。亡くなる一年程前に兄が誘って3人で九十九島の夜焚きへ出掛けたのを想い出す。告別式のあと、存在しないと云われていた、数日前に発行された長編「鯨のあいに鯱がくる」のサイン本数冊を兄が抱えて帰ってきた。奥様から、「ご家族に」とのことで、それが今でも私の本棚で輝いている。 二冊組で発行していただいた論創社さんに感謝したい。 多くの人に手にしていただきたい、宝石賞受賞作家の二冊です。
関連する文学賞
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