作品情報
光のほうへ、歌がまっすぐにやってくる。
書肆侃侃房の現代歌人シリーズとして刊行された黒瀬珂瀾の歌集。光と水、身体の感触を起点にした作品群。
書籍情報
- 出版社
- 書肆侃侃房
- 発売日
- 2021-01-24
- ページ数
- 144ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-13
- 9784863854406
- ISBN-10
- 4863854404
- 価格
- 2200 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/歌集
光漏る方へ這ひゆくひとつぶの命を見つむ闇の端より 早朝の水質検査が終わるころ 斜めに差してくる幾本もの光 まっすぐ歌がやってくる 【自選5首】 言葉を五つ児が覚えたるさみしさを沖の真闇へ流して帰る 生なべて死の前戯かも川底のへどろ剥がれて浮かびくる午後 詩が僕を訪ねないので浜を這ふ蔓菜に死者の記憶を語る うみそらの澄みゆく朝に切る舵の肌寒を妻と分かちたきかな 海沿ひに二年を生きて去るわれへ朝の汽笛は低く響けり
黒瀬珂瀾(くろせ・からん) 1977年、大阪府生まれ。春日井建に師事。歌集に『黒耀宮』(ながらみ書房出版賞)、『空庭』、『蓮喰ひ人の日記』(前川佐美雄賞)。未来短歌会選者、読売歌壇選者。富山市の願念寺住職。
レビュー
-
綺麗な状態でした
古本とは思えぬ綺麗さ。さらに、誤字をペンで丁寧に直してあったのには驚いた。
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