作品情報
北の暮らしの息苦しさも、ユーモアも、そのまま歌になる。
現代短歌社の第一歌集。率直な言葉運びの中に、家族の解体、仕事の不安、地方で暮らす実感が詰め込まれている。愉快さと痛みが同居し、鋭さの奥に温かさがある。
レビュー要約
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率直な言葉とユーモアが印象的で、家族や仕事、地方暮らしのしんどさをまっすぐ詠む姿勢が支持されている。感情の出し方が直接的なぶん、強い手触りが残るという受け止め方もある。
書籍情報
- 出版社
- 現代短歌社
- 発売日
- 2020-11-06
- ページ数
- 230ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 2 x 12 x 18 cm
- ISBN-13
- 9784865343465
- ISBN-10
- 4865343466
- 価格
- 2200 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/歌集
2刷 第27回日本歌人クラブ新人賞 第65回現代歌人協会賞 「韻律に対する天性の優れた耳がある。巻頭からテンポよく畳みかけて来る リズミカルな歌群。しかし、歌の世界は決して軽くはない。なにげない歌にも、 生きがたい日本の現在を生きる、重たく、せつない手ごたえや嘆息がこもる。 同時に、トホホ感にあふれた人間観察や明晰な智慧が天窓となり、鮮やかに 照らし出す歌人の心の深み。読ませる新人が登場した」 島田修三(帯文より) いちめんのたんぽぽ畑に呆けていたい結婚を一人でしたい 星ひとつぶ口内炎のように燃ゆ〈生きづらさ〉などふつうのテーマ がんばったところで誰も見ていない日本の北で窓開けている
1983年北海道小樽市生まれ。2013年「まひる野」入会。2014年第59回まひる野賞受賞。2019年第7回現代短歌社賞受賞。
レビュー
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とにかく読んで!
短歌がわからない人も読んで欲しい。間違いなく引き込まれる。俵万智のサラダ記念日すら読破出来なかった私が一気に読み切った。北山あさひの正直さが胸に響くし、笑えるし、泣けるし、一緒に怒れる。色々な職場での歌、解散した家族の歌、恋の歌。お金もない、家族もバラバラ、結婚もしていない、地方暮らし、その切ないけど、辛いけど、でもユーモアもあって、、とにかくいい!! 私が1番好きなのは「母でなく妻でもなくて今泣けば大漁旗がハンカチだろう」。みんな、読んで!買って!
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- 現代歌人協会賞 第65回(2021年) ・受賞