作品情報
犬のジンをめぐる記憶が、家族のぬくもりと命の重さを伝える物語です。
あるまじろ書房刊。子どもにも大人にも届く平明な語りで、身近な家族と動物との関係から喪失と成長を描く一冊です。
レビュー要約
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家族と動物の結びつきを素直に描く点が受け止められています。悲しみを扱いながら、読後にはあたたかさが残る作品です。
書籍情報
- 出版社
- あるまじろ書房
- 発売日
- 2009-03-01
- ページ数
- 67ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784904387016
- ISBN-10
- 4904387015
- 価格
- 164 JPY
- カテゴリ
- 本/絵本・児童書/読み物/童話・文学
母親の病気によりそう9歳の少年。子供に心配をかけたくない母親と、母の力になりたい少年、その二人の小さな大冒険。犬のジンがいる祖母のところへの最期の旅。 生き抜こうとする力と、命を見守る大切さを教えてくれる。子供に読み聞かせしてほしい作品。
レビュー
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やさしさは、熟してあふれる…
やさしさは、人の中で熟して、その人からあふれてくる…それが胸に響く作品です。 かあさんの余命がわずかなことを知りながら、病院をぬけだす手助けを決意するぼく。娘の病を知りながら、一言もふれず、部屋いっぱいのだんごに思いを込めるばあちゃん。相手を思う気持ちの深さが、本当に切ない…。子ども向けの本ですが、大人にも十分読み応えがあります。 自分の思いをはき出してすっきりしようとするライフスタイルとは対極にあるかもしれません。自分の生き方はどうだろうか… このお話は、作者の福明子さんの実体験に基づいて書かれていると伺いました。24時間テレビのドラマとかにぴったりだと思うなぁ…。
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読んで何も感じない方はいないと思います
テレビでこちらの本を紹介しており福明子さんも出ておられました。福明子さんも実のお父様も同じ癌で現在は保険適用外の治療を受けているので毎月何十万もの治療費がかかっていて貯金を切り崩したり本の印税を治療費にあてていると。私は少しでも治療費の足しになればと思い購入させて頂きましたが本の内容もとても素晴らしかったです。小学生も読めるようにひらがなが多いですが大人にも読みやすく何と言ってもとても心が温かくなる一冊でした。私の子供はまだ一歳なのでもう少し大きくなったら読み聞かせをしてあげたいと思います。必ず何かを感じてくれると思います。一人でも多くの方に読んで頂けたら幸いです。
関連する文学賞
- ひろすけ童話賞 第20回(2009年) ・受賞