日本の文学賞

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アーサー・C・クラーク

アーサー・C・クラーク

Āsā C. Kurāku

ペンネーム: チャールズ・ウィリス一部の初期作品や短編で用いたペンネーム, E.G. オブライエン一時期の別名義

プロフィール

性別
男性
生誕
1917-12-16 (イングランド・サマセット州マインヘッド)
死没
2008-03-19 (スリランカ・コロンボ) 90歳
国籍
イギリス, スリランカ
言語
英語
宗教
無神論・汎神論的傾向
居住地歴
イングランド(マインヘッド、ビショップス・ライダード周辺) → スリランカ(ユナワチュナ、ヒッカドゥワ、コロンボ等) → 一時的な在米滞在(映画製作等)

経歴

職業
SF作家, 科学解説者, エッセイスト
活動期間
1937年〜2008年
所属
英国惑星間協会(会長を務めた), メンサ(会員), アーサー・C・クラーク財団, モラトゥワ大学(学長)
所属団体
英国惑星間協会, メンサ, アメリカSFファンタジー作家協会(名誉会員等)
影響を受けた人物
H・G・ウェルズ, ジュール・ヴェルヌ, エドガー・ライス・バローズ, ロード・ダンセイニ, オラフ・ステープルドン
影響を与えた人物
スティーヴン・バクスター, テッド・チャン, 三島由紀夫(影響を受けたと称される点あり), 富野由悠季, 庵野秀明, 新海誠

学歴

キングス・カレッジ・ロンドン
物理学・数学
学位: First-class degree (BSc)
期間: 1946
卒業年: 1946
国: イギリス
物理学・数学を専攻し一級学士号を取得

受賞歴

国際幻想文学賞(ノンフィクション部門)
1952
対象作品: 『惑星へ飛ぶ』
部門: Non-fiction
結果: Winner
ヒューゴー賞(短編)
1956
対象作品: 「星」
部門: Short story
主催: ワールドコン(ヒューゴー賞)
結果: Winner
ヒューゴー賞(長編)
1974
対象作品: 『宇宙のランデヴー』
部門: Novel
主催: ワールドコン(ヒューゴー賞)
結果: Winner
ヒューゴー賞(長編)
1980
対象作品: 『楽園の泉』
部門: Novel
主催: ワールドコン(ヒューゴー賞)
結果: Winner
ネビュラ賞(中長編)
1973
対象作品: 「メデューサとの出会い」
部門: Novella
主催: SFWA
結果: Winner
ネビュラ賞(長編)
1973
対象作品: 『宇宙のランデヴー』
部門: Novel
主催: SFWA
結果: Winner
英国SF協会賞
1973
対象作品: 『宇宙のランデヴー』
部門: Novel
主催: 英国SF協会
結果: Winner
SFWA グランド・マスター賞
1985
主催: アメリカSFファンタジー作家協会
結果: Winner
マルコーニ賞
1982
主催: マルコーニ財団
結果: Winner
カリンガ賞
1961
主催: UNESCO
結果: Winner
大英帝国勲章(CBE)
1989
主催: イギリス王室
結果: Honor
ナイト(Knight Bachelor)
2000
主催: イギリス王室
結果: Honor
スリランカビマニャ(国民最高勲章)
2005
主催: スリランカ政府
結果: Honor

受賞・候補エディション

英国SF協会賞 1回登壇
  1. 『Rendezvous with Rama』は、アーサー・C・クラークによるの受賞作です。題名が示す人物・場所・出来事を軸に、当時の文学・芸術表現の文脈で評価された作品として位置づけられます。

    で評価された、アーサー・C・クラークの『Rendezvous with Rama』。

    382ページ
    受賞作文学・芸術時代の表現
ヒューゴー賞 2回登壇
  1. アーサー・C・クラークの長編小説。巨大宇宙船“ラマ”が太陽系外から飛来し、調査隊が内部構造の謎を解明しようと試みる中で、人類の知覚や文明観に問いを投げかける。

    ヒューゴー賞が評価した『Rendezvous with Rama』は、アーサー・C・クラークの表現をたどる入口となる作品である。

    327ページ
    SF宇宙科学と文明
  2. 『The Fountains of Paradise』は、赤道直下の島タプロバニーを舞台に、地上と静止軌道を結ぶ宇宙エレベーター建設へ挑む技術者ヴァネヴァー・モーガンを描くSF長編である。巨大工学の構想、宗教的聖地をめぐる対立、古代王の物語を重ね、人類が重力圏を越えて広がろうとする夢と代償を、クラークらしい明晰な科学的想像力で描いている。

    地球と宇宙を結ぶ塔をめぐり、科学、信仰、歴史がひとつの頂へ集まっていく。

    261ページ
    宇宙エレベーター巨大工学科学と信仰未来社会軌道インフラ古代と未来
  1. 『幼年期の終わり』は、地球を支配する異星種族の出現を通じて、人類の進化と個の終わりを描くアーサー・C・クラークのSF長編。

    平和をもたらす支配者の影に、人類という種の未来が揺らぐ。

    452ページ
    SF進化異星人人類

作品

代表作

2001年宇宙の旅

1968年 SF(ハードSF・宇宙SF) 221ページ

人類と未知の人工物(モノリス)、人工知能HALとの関わりを通して人類の進化と宇宙的展望を描く長編。映画化され広く知られる。

人類の進化人工知能宇宙的神秘
映像化・舞台化
  • [映画] 2001年宇宙の旅(映画) / Stanley Kubrick (1968)
翻訳
  • 2001年宇宙の旅(邦訳)

幼年期の終り

1953年 SF(宇宙SF) 224ページ

異星の訪問者によりもたらされる平和と、人類が超越へと向かう過程を大河的に描いた作品。宗教的・哲学的テーマが強い。

超越集団変容宗教的・哲学的探求

宇宙のランデヴー

1973年 SF(ハードSF) 256ページ

巨大な人工物『ラマ』が太陽系に侵入、探査隊が内部とその技術を調査する。冷徹な科学的視点とスケールの大きさが特徴。

未知の技術人間の探究心文明の相対性

楽園の泉

1979年 SF(テクノロジー志向) 256ページ

軌道エレベーター(スペースエレベーター)建設を巡る物語。技術的想像力と歴史的・文化的背景を織り交ぜた長編。

軌道エレベーター技術と文明文化と歴史

全著作

  • 『宇宙への序曲』
  • 『銀河帝国の崩壊』
  • 『幼年期の終り』
  • 『2001年宇宙の旅』
  • 『宇宙のランデヴー』
  • 『楽園の泉』
  • 『渇きの海』
  • 『イルカの島』
  • 『最終定理』

翻案

  • 映画『2001年宇宙の旅』
  • テレビシリーズ『アーサー・C・クラーク 未知の世界へ』

作品の翻訳

  • 『2001年宇宙の旅』など多数の邦訳あり

作風・主題

文体
科学的・論理的記述(ハードSF)広大なスケールと明快なビジョン
頻出モチーフ
宇宙的進化高度文明との遭遇テクノロジーへの楽観主義海洋・深海への関心

健康

  • ポリオ(急性灰白髄炎)
    1962(感染)
    1962年に発症。1988年にポリオ後症候群を発症し晩年は車椅子を使用した。肺・心臓への影響により死去時の要因の一つとなったと報告される。

評価・遺産

20世紀を代表するSF作家かつ科学普及者。静止軌道(クラーク軌道)の概念への言及や、宇宙へのビジョンと予測(通信衛星、ネットワーク、軌道エレベーターの構想)で広く影響を与えた。多数の文学賞・科学賞を受賞し、スリランカで長年活動、財団や研究所は活動を継続。

記念館・博物館

  • アーサー・C・クラーク研究所(Arthur C. Clarke Institute for Modern Technologies) スリランカ・コロンボ 1984年開館

関連学会

  • 英国惑星間協会
  • メンサ

資料所蔵先

  • アメリカ国立航空宇宙博物館(遺稿寄贈)

大衆文化への影響

  • 小惑星4923クラーク(命名)
  • ビデオゲーム『Dead Space』の主人公アイザック・クラークはクラークの名に由来
  • 『2001年宇宙の旅』を通じた映画文化への強い影響

引用

  • 十分に高度な技術は魔法と見分けがつかない。
    出典: 『未来のプロフィル(Profiles of the Future)』等の言及 (1973年)
  • 人類の一番の悲劇は、道徳が宗教にハイジャックされたことだ。
    出典: インタビュー・エッセイ等

豆知識

  • 遺灰の一部がペレグリン・ミッション1に搭載され月へ送られた(ミッションは着陸に失敗し遺灰は再突入時に消失)
  • 『2001年宇宙の旅』でスタンリー・キューブリックと共同で脚本を書き、映画は大きな文化的影響を持った
  • メンサ会員であった
  • スリランカでダイビングや海底遺跡の発見に関わった