日本の文学賞

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阿刀田 高

あとうだ たかし

Atoda Takashi

ペンネーム: 阿刀田 高本名・ペンネーム同一

プロフィール

性別
男性
生誕
1935-01-13 (東京府)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京(出生) → 長岡市(疎開・少年期) → 山梨県甲府市(山梨県立図書館 関連)

経歴

職業
小説家, 随筆家, 翻訳家, 司書, 文芸評論家
活動期間
1964年〜
所属
日本推理作家協会, 日本ペンクラブ, 山梨県立図書館(名誉館長)
所属団体
日本推理作家協会, 日本ペンクラブ
影響を受けた人物
星新一, 松本清張
影響を与えた人物
後続のショートショート作家・短編作家

学歴

早稲田大学第一文学部
第一文学部 / フランス文学科
期間: 1954-1960
卒業年: 1960
国: 日本
在学中に結核で療養(一時休学)したが復学して卒業
文部省図書館職員養成所
期間: 1960-1961
卒業年: 1961
国: 日本
司書養成課程を修了し、国立国会図書館に勤務

受賞歴

日本推理作家協会賞
1979
対象作品: 来訪者
主催: 日本推理作家協会
結果: Winner
直木三十五賞
1979
対象作品: ナポレオン狂
主催: 直木賞
結果: Winner
吉川英治文学賞
1995
対象作品: 新トロイア物語
主催: 吉川英治文学賞選考委員会
結果: Winner
紫綬褒章
2003
主催: 日本政府
結果: Recipient
旭日中綬章
2009
主催: 日本政府
結果: Recipient
文化功労者
2018
主催: 文部科学省(選出)
結果: Recipient

受賞・候補エディション

直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: ナポレオン狂

    『ナポレオン狂』は、阿刀田高による文学作品で、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。

    阿刀田高の視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。

    時代の記憶人間観察社会と個人
  1. 受賞作: 来訪者

    『来訪者』は、阿刀田高によるミステリで、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。

    阿刀田高の視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。

    犯罪と謎緊張感人間心理
  1. 『新トロイア物語』は阿刀田高による作品です。阿刀田, 高, 1935-から1994.11に刊行が確認できる一冊で、受賞対象となった時期の作者の関心と語り口を伝えます。

    『新トロイア物語』は、阿刀田高の受賞対象となった作品です。

    565ページ
    受賞作現代文学作者の代表的関心

作品

代表作

冷蔵庫より愛をこめて

1978年 ショートショート/短編集

ブラックユーモアや日常の不条理を描く短編集。阿刀田のショートショート作の代表作の一つ。

ブラックユーモア日常の狂気不条理

ナポレオン狂

1979年 短編集(ミステリー/ブラックユーモア)

歴史的モチーフや人間の奇妙さを題材にした短編集。第81回直木三十五賞受賞作を含む。

歴史の戯画化ブラックユーモアミステリー

ギリシア神話を知っていますか

1981年 随筆/古典解説

ギリシア神話を軽妙な語り口で読み解く随筆。古典の入門書としても親しまれている。

古典の読み解き教養随筆

新トロイア物語

1994年 長編(古典の再解釈)

トロイア物語を独自の視点で再構成した長編。1995年に吉川英治文学賞を受賞。

古典の再解釈英雄譚の再考

獅子王アレクサンドロス

1997年 歴史小説/長編

アレクサンドロス大王を題材にした歴史的長編。古典的英雄像を文学的に描写する試み。

歴史英雄像の再解釈

全著作

  • ころし文句
  • 冷蔵庫より愛をこめて
  • ナポレオン狂
  • ギリシア神話を知っていますか
  • 新トロイア物語
  • 獅子王アレクサンドロス
  • 佐保姫伝説
  • 闇彦

翻案

  • ししゃもと未亡人(テレビドラマ、1987年、関西テレビ/フジテレビ)
  • やさしい関係(NHKドラマ新銀河、1995年)
  • 阿刀田高サスペンス(関西テレビ制作、1990年シリーズ)
  • 『世にも奇妙な物語』内の短篇原作(1990年放送)

作家による翻訳

  • ルビンおじさんの冒険(W.ヒース・ロビンソン原作の翻訳)

作風・主題

文体
軽妙でシニカルな語り口ブラックユーモアを用いた短篇簡潔で切れ味のあるショートショート
頻出モチーフ
日常の不条理古典の再解釈人間の滑稽さと暗部

健康

  • 結核
    1955(療養、休学・16か月)
    大学在学中に罹患し一時休学・療養。療養中に多くの短篇を読む経験が後の創作に影響。

評価・遺産

ショートショートとブラックユーモアを得意とする日本の代表的な短編作家。直木賞・日本推理作家協会賞・吉川英治文学賞などを受賞し、文化功労者に選出。短編の技巧と独特の語り口で後進に影響を与えた。

記念館・博物館

  • 山梨県立図書館(名誉館長コーナー等) 山梨県甲府市

関連学会

  • 日本推理作家協会
  • 日本ペンクラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館所蔵資料
  • 早稲田大学図書館(関連資料)

大衆文化への影響

  • テレビドラマ化(複数作品)や『世にも奇妙な物語』での原作採用

引用

  • 名前のおかげで長生きできたのかもしれない。
    出典: エッセイ(自伝的随筆)
  • 実を言うと大学を中退した時期がある。二年の頃に結核になり、長く療養した。
    出典: インタビュー / 会見

豆知識

  • 出生は双子で、弟は幼くして早逝した。
  • 高校時代に父を病で亡くし、貧しい家庭で育つ。
  • 短編の執筆数は800本に及ぶとされる(出典による)。
  • 阪神タイガースのファンであることを公言している。
  • 長男は電通、次男は日本経済新聞社に勤務している(報道時点)。