群像新人文学賞
1回登壇
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第68回(2025年) 受賞受賞作: アザミ
新聞社で校閲者として働くアザミ。同僚とは遠慮にまみれた会話しか交わさず、空き時間はSNSとニュースサイトのコメント欄に没入する。たまに会う友人とは話が弾まず、夢見が悪く、頭痛も絶えない。そんな無味乾燥なアザミの日常は、炎上するアイドル「ミカエル楓」の存在を知って一変する。私もこの人を、「嫌い」になるのはどうだろう――? SNSに依存し、他人のコメントに扇動され、炎上に心ときめく現代人の姿を鋭く描いた「逆」推し事小説。ネットにとらわれて生きる「いま」を高純度で描く令和の日常系文学。
戦争より、芸能人の不祥事、炎上。やめられない、不健全なこの快楽。SNSに依存し、他人のコメントに扇動され、炎上に心ときめく私たち――。
160ページSNS依存炎上ネット社会校閲者アイドル文化現代の孤独令和の日常系文学