日本の文学賞

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中西 智佐乃

なかにし ちさの

Nakanishi Chisano

プロフィール

性別
女性
生誕
1985-01-01 (大阪府, 日本)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
2019年〜

学歴

同志社大学
文学部
国: 日本
文学部卒業
大阪文学学校
国: 日本
就職後に通学しながら創作を続けた

受賞歴

新潮新人賞
2019
対象作品: 尾を喰う蛇
主催: 新潮社
結果: Winner
三島由紀夫賞
2025
対象作品: 橘の家
主催: 三島由紀夫賞選考委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

新潮新人賞 1回登壇
  1. 受賞作: 尾を喰う蛇

    大阪の総合病院で介護福祉士として働く興毅は、過酷な労働と孤独な暮らしのなかで鬱屈を深めていく。入院中の老人が大戦下の満州で見たという「尾を喰う蛇」の記憶が呼び起こされるとき、介護の現場に潜む暴力と、みずからを喰い壊す心の動きが交差する。

    介護の現場に沈む青年の魂が、老人の戦争記憶を呼び覚ます。

    256ページ
    介護暴力戦争の記憶孤独鬱屈支配
三島由紀夫賞 1回登壇
  1. 受賞作: 橘の家

    『橘の家』は中西智佐乃の小説である。庭の橘の木に救われた少女・恵実が、木の力を媒介して妊娠を望む人びとに頼られるようになる一家の物語を描き、第38回三島由紀夫賞を受賞した。

    橘の木の力を媒介する少女と、子を望む人びとをめぐる家族の物語である。

    160ページ
    生殖と家族女性の身体信仰と搾取

作品

代表作

狭間の者たちへ

2023年 小説

短編を中心に収めた作品集。家族や過去の暴力をめぐる登場人物の断片的な物語を通して、記憶と孤独を描く。

家族暴力記憶孤独

長くなった夜を、

2025年 小説

2024年に雑誌掲載された中編を基にした作品。夜と記憶、共同体のずれをめぐる物語。

夜記憶共同体

橘の家

2025年 小説

家族の歴史と記憶を辿る長編。日常に潜む暴力と沈黙を精緻に描写し、批評的に評価された受賞作。

家族世代間の確執記憶暴力

尾を喰う蛇

2019年 小説

デビュー作となった短編。暴力を巡る描写が特徴で、第51回新潮新人賞受賞作。

暴力追跡自己

全著作

  • 狭間の者たちへ(2023年、新潮社)
  • 長くなった夜を、(2025年、集英社)
  • 橘の家(2025年、新潮社)

作風・主題

文体
現代日本文学の文体繊細な心理描写断片的・詩的な語り
頻出モチーフ
家族と家庭空間暴力の痕跡記憶と過去の反復孤立・疎外

評価・遺産

新潮新人賞でデビュー後、短編集や長編で注目を集め、2025年に『橘の家』で三島由紀夫賞を受賞。若手の実力派作家として評価されている。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館典拠ID: 032903175
  • VIAF: 53168891994546542113

豆知識

  • 1985年生まれ(出生日は不明)
  • 大阪府出身
  • 同志社大学文学部卒業
  • 2019年に「尾を喰う蛇」で第51回新潮新人賞を受賞してデビュー
  • 2025年に『橘の家』で第38回三島由紀夫賞を受賞