日本の文学賞

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石川 不二子

いしかわ ふじこ

Ishikawa Fujiko

ペンネーム: 石川 不二子歌集などで用いた表記

プロフィール

性別
女性
生誕
1933-11-22 (神奈川県藤沢市)
死没
2020-06-25 86歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
神奈川県藤沢市(出生) → 島根県三瓶山麓(入植) → 岡山県吉備中央町(在住)

経歴

職業
歌人, 酪農業
活動期間
1950年〜2020年
影響を受けた人物
佐佐木信綱

学歴

東京農工大学
農学部
国: 日本
在学中に短歌作品で入選歴あり

受賞歴

短歌研究新人賞(二席)
1954
結果: second place
現代短歌女流賞
1977
対象作品: 牧歌
結果: winner
短歌研究賞
1989
対象作品: 鳩子(30首)
結果: winner
迢空賞
2009
対象作品: ゆきあひの空
主催: 角川文化振興財団
結果: winner
前川佐美雄賞
2009
対象作品: ゆきあひの空
結果: winner
岡山芸術文化賞グランプリ
2009
主催: 岡山県
結果: winner

受賞・候補エディション

短歌研究賞 1回登壇
  1. 受賞作: 鳩子

    『鳩子』は、石川不二子による歌集。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。

    受賞作として読まれてきた『鳩子』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。

    受賞作歌集記憶時代
迢空賞 1回登壇
  1. 受賞作: ゆきあひの空

    『ゆきあひの空』は石川不二子の歌集。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。

    ゆきあひの空は、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。

    117ページ
    記憶言葉人間関係
前川佐美雄賞 1回登壇
  1. 受賞作: ゆきあひの空

    『ゆきあひの空』は、石川不二子による詩歌・短歌作品。短歌と詩歌の言葉を軸に、土地と記憶を重ねながら、受賞作としての個性を示している。

    『ゆきあひの空』は、石川不二子の受賞歴を語るうえで重要な詩歌・短歌作品。

    165ページ
    短歌と詩歌の言葉土地と記憶詩歌・短歌

作品

代表作

牧歌

1976年 歌集

農場での生活、育児、動植物との交歓を平明な表現で描いた歌集。著者のデビュー作として知られる。

田園生活母性自然動植物

野の繭

1980年 歌集

自然や家庭生活を題材にした中期の歌集。

自然日常

鳩子

1989年 歌集

『鳩子』は30首で構成された歌集で、受賞作として評価された。

人物詠家庭

ゆきあひの空

2008年 歌集

晩年の歌集。生活詠の成熟を示す作品群で、複数の賞を受賞した。

老年自然回想

全著作

  • 牧歌 歌集 不識書院 (1976年)
  • 野の繭 歌集 不識書院 (1980年)
  • 鳥池 歌集 不識書院 (1989年)
  • 鳩子 歌集 不識書院 (1989年)
  • さくら食ふ 歌集 不識書院 (1993年)
  • 水晶花―石川不二子歌集 短歌新聞社 (1996年)
  • 高谷―石川不二子歌集 短歌新聞社 (2000年)
  • 石川不二子歌集 国文社 (2000年)
  • ゆきあひの空 歌集 不識書院 (2008年)

作風・主題

文体
平明で率直な生活詠農村生活や育児を素直に描く表現
頻出モチーフ
農作業動植物母性季節の移ろい

健康

  • 心不全
    2020年(死去時)
    2020年6月頃に心不全により死去。活動は長年継続していたが最終活動年は2020年。

評価・遺産

農学を学び開拓農場で酪農に従事しながら平明な生活詠を展開した歌人。女性の農学者・農民としての立場からの歌作で評価され、複数の主要短歌賞を受賞した。

引用

  • 睡蓮の円錐形の蕾浮く池にざぶざぶと鍬洗うなり
    出典: 『牧歌』 (1976年)
  • みづみづしき相聞の歌など持たず疲れしときは君に倚りゆく
    出典: 『牧歌』 (1976年)

豆知識

  • 東京農工大学で農学を学んだ女性の一人として知られる。
  • 五男二女を育てながら開拓農場で酪農に従事した生活が作風に大きく影響している。