芸術選奨文部科学大臣新人賞
1回登壇
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第66回(2016年) 受賞受賞作: ハッピーアワー
『ハッピーアワー』は、濱口竜介による受賞作です。受賞記録上の題名と作者名を基準に、作品単体の書籍化情報と内容紹介を切り分けて整理しました。
濱口竜介『ハッピーアワー』は、受賞時の評価軸を手がかりに読み直したい作品です。
受賞作現代日本文学
はまぐち りゅうすけ
Ryusuke Hamaguchi
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京大学 | 文学部 | 美学芸術学研究室 | — | — | 日本 |
| 東京藝術大学大学院 | 映像研究科(修士課程) | 映画専攻 | 修士 | — | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | アカデミー賞(国際長編映画賞) | ドライブ・マイ・カー | 国際長編映画賞 | アカデミー賞(米国映画芸術科学アカデミー) | winner |
| 2021 | カンヌ国際映画祭 脚本賞 | ドライブ・マイ・カー | 脚本賞 | カンヌ国際映画祭 | winner |
| 2021 | カンヌ国際映画祭 FIPRESCI賞(国際映画批評家連盟賞) | ドライブ・マイ・カー | 国際映画批評家連盟賞 | カンヌ国際映画祭(FIPRESCI) | winner |
| 2021 | カンヌ国際映画祭 エキュメニカル審査員賞 | ドライブ・マイ・カー | エキュメニカル審査員賞 | カンヌ国際映画祭 | winner |
| 2021 | ベルリン国際映画祭 銀熊賞(審査員グランプリ) | 偶然と想像 | 銀熊賞(審査員グランプリ) | ベルリン国際映画祭 | winner |
| 2023 | ヴェネツィア国際映画祭 銀獅子賞(審査員大賞) | 悪は存在しない | 銀獅子賞(審査員大賞) | ヴェネツィア国際映画祭 | winner |
| 2023 | ヴェネツィア国際映画祭 FIPRESCI賞 | 悪は存在しない | 国際映画批評家連盟賞 | ヴェネツィア国際映画祭(FIPRESCI) | winner |
| 2021 | ニューヨーク映画批評家協会賞 作品賞 | ドライブ・マイ・カー | 作品賞 | ニューヨーク映画批評家協会 | winner |
| 2021 | ロサンゼルス映画批評家協会賞 脚本賞 | ドライブ・マイ・カー | 脚本賞 | ロサンゼルス映画批評家協会 | winner |
| 2021 | 放送映画批評家協会賞(クリティクス・チョイス) 外国語映画賞 | ドライブ・マイ・カー | 外国語映画賞 | 放送映画批評家協会(Critics' Choice) | winner |
| 2022 | 英国アカデミー賞 非英語作品賞 | ドライブ・マイ・カー | 非英語作品賞 | 英国アカデミー賞(BAFTA) | winner |
| 2022 | ゴールデングローブ賞 非英語映画賞 | ドライブ・マイ・カー | 非英語映画賞 | ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA) | winner |
| 2022 | 日本アカデミー賞(最優秀監督賞/最優秀脚本賞/最優秀作品賞) | ドライブ・マイ・カー | 最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀作品賞 | 日本アカデミー賞 | winner |
| 2016 | 芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術選奨) | ハッピーアワー | 新人賞 | 文化庁 | winner |
| 2022 | 芸術選奨文部科学大臣賞 | ドライブ・マイ・カー | 大臣賞 | 文化庁 | winner |
| 2015 | ロカルノ国際映画祭 特別賞 | ハッピーアワー | 特別賞 | ロカルノ国際映画祭 | winner |
| 2021 | シカゴ国際映画祭 シルバー・ヒューゴ(審査員賞) | ドライブ・マイ・カー | シルバー・ヒューゴ(審査員賞) | シカゴ国際映画祭 | winner |
| 2023 | 芸術文化勲章 シュヴァリエ(フランス) | — | シュヴァリエ | フランス文化省(在フランス大使館発表) | recipient |
| 2023 | ゲント国際映画祭 ジョゼフ・プラトー栄誉賞 | — | 栄誉賞 | ゲント国際映画祭 | winner |
| 2023 | ロンドン映画祭 作品賞 | 悪は存在しない | 作品賞 | ロンドン映画祭(BFI) | winner |
『ハッピーアワー』は、濱口竜介による受賞作です。受賞記録上の題名と作者名を基準に、作品単体の書籍化情報と内容紹介を切り分けて整理しました。
濱口竜介『ハッピーアワー』は、受賞時の評価軸を手がかりに読み直したい作品です。
『ドライブ・マイ・カー』は、小説と演劇の要素を重ねながら、喪失と再生の感情を静かなロードムービーのかたちで描き切った映画。会話の間や沈黙まで含めて人物関係を組み立てる演出が評価された。
静かな運転の時間が、喪失と再生を浮かび上がらせる。
神戸滞在期のワークショップ参加者らを起用して製作された長尺の群像劇。複数の女性たちの関係性と日常の微細な揺らぎを長時間の関係描写で掘り下げる。
柴崎友香の小説を原作とする初の商業作品。恋愛とアイデンティティの揺らぎを描く心理劇で、商業映画としての表現に挑んだ作品。
三つの独立した短編で構成されるオムニバス映画。偶然と想像力が人々の関係に及ぼす影響を軽やかかつ鋭く描く。
村上春樹の短編を原作とし、演劇と翻訳、多言語コミュニケーションを通じて喪失と再生を描く長編。国際的に高い評価を受け、多数の賞を受賞した。
地方を舞台にした社会的かつ哲学的なドラマで、自然環境や倫理、共同体のあり方をめぐる問いを静かに投げかける作品。
国際的に高い評価を受ける現代日本を代表する映画作家。『ドライブ・マイ・カー』をきっかけにアカデミー賞と世界三大映画祭での受賞を果たし、国外の批評家や映画祭で広く評価されている。俳優との反復的なリハーサルやドキュメンタリー素材の併用など独自の方法論で知られる。
あらゆる映画はある程度フィクションであり、ある程度ドキュメンタリーでもある。どちらも作った経験からすると、純然たるフィクションも純然たるドキュメンタリーも存在しない。
そもそも映画はつくりものですが、そこに“もうひとつの現実”が立ち現れる瞬間を僕は見たい。
俳優はカメラの前で演技している。それは演技する俳優のドキュメンタリーでもある。1回限りの何かをその都度やっている。