日本の文学賞

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稲川 方人

いながわ まさと

Inagawa Masato

プロフィール

性別
男性
生誕
1949-06-01 (福島県棚倉町)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
福島県棚倉町 → 静岡県伊東市 → 東京都

経歴

職業
詩人, 映画監督, 映画評論家
活動期間
1974年〜

学歴

静岡県立伊東高等学校
国: 日本
多摩美術大学
映画科 / 映画科
国: 日本
在学中にバリケード封鎖に関与し除籍処分となった

受賞歴

現代詩花椿賞
1991
対象作品: 2000光年のコノテーション
主催: 思潮社(花椿賞選考委員会)
結果: 受賞
高見順賞
2008
対象作品: 聖 - 歌章
主催: 高見順賞選考委員会
結果: 受賞
鮎川信夫賞
2010
対象作品: 詩的間伐 - 対話2002-2009(瀬尾育生との共著)
主催: 鮎川信夫賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

現代詩花椿賞 1回登壇
  1. 稲川方人の詩集。現代詩の形式への意識、映画的なイメージ、抒情への反抗と回帰が、遠い時間と距離を思わせる題名のもとで結びつく。

    二千光年という距離の比喩が、言葉と世界のずれを鮮やかに照らす。

    85ページ
    現代詩距離映画的イメージ言語
高見順賞 1回登壇
  1. 受賞作: 聖-歌章

    「聖-歌章」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。日常の断片が、内面の深い動きへと結びつく。

    「聖-歌章」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。

    121ページ
    詩歌記憶時間身体

作品

代表作

2000光年のコノテーション

1991年

言語と記憶をめぐる実験的な詩集。象徴的なイメージと断片的な語りで構成されている。

記憶言語象徴

聖 - 歌章

2007年

宗教的イメージと歌の形式をモチーフにした詩集。受賞作として知られる。

宗教祈り

詩的間伐 - 対話2002-2009

2009年 対話集/評論

瀬尾育生との対話を収めた書。詩についての思索と方法論が交わされる。

詩論対話方法論

稲川方人詩集

1979年

初期の詩作品を集めた詩集。後の作風の基礎をなす作品群を収録している。

若年期の探求実験

全著作

  • 償われた者の伝記のために
  • 稲川方人詩集 (1979)
  • 封印
  • われらを生かしめる者はどこか
  • 彼方へのサボタージュ
  • 反感装置 Splash book
  • アミとわたし
  • 稲川方人詩集 (1990 現代詩文庫)
  • 2000光年のコノテーション
  • 君の時代の貴重な作家が死んだ朝に君が書いた幼い詩の復習
  • 稲川方人全詩集
  • 聖 - 歌章
  • 詩的間伐 - 対話2002-2009
  • 詩と、人間の同意
  • 形式は反動の階級に属している

作風・主題

文体
実験的で象徴的な詩風断片的な語りを用いる宗教的イメージの使用
頻出モチーフ
記憶言葉の断片宗教・祈り

評価・遺産

戦後から現代にかけての日本詩壇において独自の実験的表現を展開し、詩作のみならず映画批評や編集活動を通じて文化的影響を与えた作家。複数の詩賞受賞によりその業績が評価されている。

豆知識

  • 多摩美術大学在学中に学生運動に関わり除籍処分を受けた。
  • 1974年に書紀書林を設立し、詩誌の刊行に携わった。
  • 『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』の編集に参加したことがある。