日本の文学賞

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犬塚堯

いぬづか ぎょう

Inuzuka Gyō

別名: 犬塚尭

プロフィール

性別
男性
生誕
1924-02-16 (中華民国・長春市)
死没
1999-01-11 74歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
中華民国・長春市(出生) → 佐賀県伊万里市(育成) → 東京都(学業・職務)

経歴

職業
詩人, 新聞記者, 印刷局長, 放送局役員
活動期間
1950年〜1999年

学歴

第一高等学校(旧制)
国: 日本
旧制第一高等学校を経て進学
東京大学
法学部
国: 日本
法学部卒業(年次情報なし)

受賞歴

H氏賞(第19回)
1969
対象作品: 南極
結果: Winner
現代詩人賞(第2回)
1984
対象作品: 河畔の書
結果: Winner

受賞・候補エディション

H氏賞 1回登壇
  1. 受賞作: 南極

    極地の自然と人間の孤独を見つめる詩集。白い風景の広がりの中で、観測、沈黙、身体の感覚が詩の緊張を生み出している。

    極地の沈黙が、人間の内側にある孤独を際立たせる。

    113ページ
    極地自然孤独
現代詩人賞 1回登壇
  1. 受賞作: 河畔の書

    『河畔の書』は、犬塚堯の第三詩集であり、河や街、家、動物などの像を通じて、戦後を生きる人間の不穏さと記憶を掘り下げる。自然の風景は安らぎだけでなく、歴史や生活の裂け目を映す場として現れる。

    河畔の風景から、戦後の記憶と生活の裂け目を見つめる詩集。

    117ページ
    現代詩戦後記憶

作品

代表作

南極

1968年 詩集

南極観測などの体験や自然観を反映した詩篇を集めた詩集。

極地自然孤独

折り折りの魔

1979年 詩集

断片的な詩篇を収めた詩集。日常と幻想の交錯が見られる。

記憶幻想

河畔の書

1983年 詩集

河畔を題材にした詩篇を中心にまとめた作品集。水辺の景と内省が主題。

自然回想

死者の書

1991年 詩集

死と記憶を扱った詩集。喪失や追憶のモチーフが目立つ。

記憶

犬塚堯全詩集

2007年 詩集(全集)

生前の主要詩集をまとめた全集(1999年没後に刊行)。

総覧

全著作

  • 南極 地球社 1968年3月
  • 折り折りの魔 紫陽社 1979年5月
  • 河畔の書 思潮社 1983年8月
  • 犬塚堯詩集(現代詩文庫) 思潮社 1985年2月
  • 死者の書 思潮社 1991年11月
  • 犬塚堯全詩集 思潮社 2007年4月

作風・主題

文体
観察に基づく叙情的・記述的な詩風冷静な描写と象徴的な表現の併用
頻出モチーフ
極地(南極)河・水辺死と記憶

評価・遺産

報道経験と詩作を併せ持ち、南極観測に関する詩など自然や記憶を主題とした作品で評価された20世紀日本の詩人。複数の詩集で受賞歴があり、戦後詩壇に一定の足跡を残した。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館

豆知識

  • 中華民国・長春で生まれ、佐賀県伊万里市で育った。
  • 1950年に朝日新聞社に入社し、1959年には第4次南極観測隊に特派員として同行した経験がある。
  • 詩集『南極』で第19回H氏賞を、詩集『河畔の書』で第2回現代詩人賞を受賞。