日本の文学賞

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岩城 けい

いわき けい

Iwaki Kei

ペンネーム: KSイワキ太宰治賞受賞時に使用していたペンネーム(KSは宝貝=カウリー・シェルの頭文字とされる)

プロフィール

性別
女性
生誕
1971-01-01 (大阪市(大阪府))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
大阪市(出生) → ニューサウスウェールズ州(渡豪後) → ビクトリア州(在住、2013年時点)

経歴

職業
小説家
活動期間
2013年〜
ノミネート
芥川龍之介賞候補(第150回、さようなら、オレンジ), 野間文芸新人賞候補(第37回、Masato)

学歴

日本の大学
学位: 学士
国: 日本
日本の大学を卒業
South West Institute of TAFE(SW TAFE)
ヴィジュアルアート科(ディプロマ)
学位: Diploma
国: オーストラリア
ニューサウスウェールズ州のSW TAFEでヴィジュアルアート科ディプロマを修了

受賞歴

太宰治賞
2013
対象作品: さようなら、オレンジ
主催: 筑摩書房
結果: 受賞
大江健三郎賞
2014
対象作品: さようなら、オレンジ
主催: 大江健三郎賞運営委員会
結果: 受賞
坪田譲治文学賞
2016
対象作品: Masato
主催: 坪田譲治文学賞選考委員会
結果: 受賞
三島由紀夫賞
2014
対象作品: さようなら、オレンジ
主催: 三島由紀夫賞選考委員会
結果: 候補
野間文芸新人賞(候補)
2015
対象作品: Masato
主催: 野間文芸財団
結果: 候補

受賞・候補エディション

大江健三郎賞 1回登壇
  1. オーストラリアを舞台に、言葉や文化の違いの中で生きる女性たちの孤独と再生を描く小説。移民、母語、家族の距離をめぐる物語が、静かな強さをもって響く。

    岩城けい『さようなら、オレンジ』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。

    移民言葉家族再生
  1. 受賞作: Masato

    『Masato』は、岩城けいによる受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『Masato』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶

作品

代表作

さようなら、オレンジ

2013年 小説

英語と日本語のはざまで揺れる女性たちや移動する人々の心理を繊細に描いた短編・中編を収めた作品集。

移民アイデンティティ言語

Masato

2015年 小説

人物の関係性や内面の揺らぎを描く長編。日本語・英語の語感や世代間のギャップが主題の一部となっている。

家族世代言語

ジャパン・トリップ

2017年 小説

日本と海外を往復する登場人物を通じて、帰属意識や観光と移住の境界を探る物語。

帰属旅行文化の摩擦

Matt

2018年 小説

個人の記憶や他者とのすれ違いを通じてアイデンティティを問い直す作品。

記憶誤解自己探求

サンクチュアリ

2020年 小説

安息所や逃避場所としての「場所」をめぐる物語群。

避難安息場所性

サウンド・ポスト

2022年 小説

音や言語のずれを手がかりに人間関係の微妙な亀裂を描く作品。

言語人間関係

全著作

  • さようなら、オレンジ(2013)
  • Masato(2015)
  • ジャパン・トリップ(2017)
  • Matt(2018)
  • サンクチュアリ(2020)
  • サウンド・ポスト(2022)

作風・主題

文体
繊細な心理描写日常の細部を丹念に描く文体言語感覚を生かした記述
頻出モチーフ
移民・在外生活家族関係言語とアイデンティティ

評価・遺産

太宰治賞受賞を契機に注目を集め、移民・言語・アイデンティティをテーマにした作品群で評価されている。海外在住経験を背景にした描写が特徴。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(所蔵)

豆知識

  • 受賞時のペンネームKSイワキのKSは「宝貝(カウリー・シェル)」の頭文字とされる。
  • デビュー作『さようなら、オレンジ』で第29回太宰治賞を受賞し小説家デビューした。
  • 日本の大学卒業後、単身オーストラリアへ渡り在豪約20年の生活経験がある。
  • 保険会社の事務、マニュアル翻訳、日本語家庭教師など様々な職を経験している。