日本の文学賞

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大江健三郎賞

おおえけんざぶろうしょう

大江健三郎が選考し、講談社が主催する文学賞。

文学
創設年
2006
主催
講談社
カテゴリー
純文学
選考方式
非公募
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
賞のステータス
終了

説明

大江健三郎の作家生活50周年と講談社創業100周年を記念して2006年に創設され、2007年から2014年まで年1回計8回実施された。対象は1月から12月までの1年間に刊行された作品。公募は行われず、大江が可能性と成果を最も認めた「文学の言葉」の作品を選び、受賞作家との公開対談を『群像』誌上に掲載する。受賞作は英語・フランス語・ドイツ語のいずれかに翻訳され、世界で刊行される。

賞品

主賞品
受賞作品の英語・フランス語・ドイツ語のいずれかでの翻訳および世界での刊行

選考情報

選考プロセス

最終選考
審査員 大江健三郎
発表 受賞作家との公開対談を「群像」誌上に掲載

選考基準

  • 可能性と成果を最も認めた「文学の言葉」の作品を選ぶ

関連の賞

  • 芥川龍之介賞
  • 野間文芸新人賞
  • 三島由紀夫賞

公式情報

https://web.archive.org/web/20070911131514/http://www.kodansha.co.jp/kaigai/ooe/index.html

過去の受賞者

岩城けい いわき けい 受賞
さようなら、オレンジ

オーストラリアを舞台に、言葉や文化の違いの中で生きる女性たちの孤独と再生を描く小説。移民、母語、家族の距離をめぐる物語が、静かな強さをもって響く。

岩城けい『さようなら、オレンジ』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。

移民言葉家族再生
本谷有希子 もとや ゆきこ 受賞
嵐のピクニック

『嵐のピクニック』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。

受賞作『嵐のピクニック』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。

受賞作書誌確認文学賞
綿矢りさ わたや りさ 受賞

恋人の元彼女が部屋に転がり込んでくる表題作と、女子同士の関係を描く作品を収めた小説集。親切、嫉妬、恋愛の境界がずれ、誰かをかわいそうだと思う感情が、他者を支配したり自分を傷つけたりする瞬間を描く。

「かわいそう」という感情は、優しさにも暴力にも変わっていく。

256ページ
恋愛同情嫉妬女性同士の関係
星野智幸 ほしの ともゆき 受賞

『俺俺』は、星野智幸による長編小説です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。

『俺俺』は、星野智幸の表現を受賞作として伝える長編小説です。

251ページ
自己同一性なりすまし不条理
中村文則 なかむら ふみのり 受賞

『掏摸』は、東京で裕福な人々を狙う天才的なスリを主人公にした長編小説です。かつて関わった闇社会の男・木崎との再会によって、主人公は逃げ場のない仕事を課され、運命を支配されるような恐怖の中へ引き込まれていきます。

天才スリ師の手先の技と、闇社会の男が仕掛ける運命の罠が緊迫して交錯します。

175ページ
犯罪運命都市の孤独悪の支配
安藤礼二 あんどう れいじ 受賞
光の曼陀羅 日本文学論

『光の曼陀羅 日本文学論』は、安藤礼二による2009年の受賞作です。刊行形態と書誌識別子は公開情報で単行本・文庫・短編集として確実に確認できる範囲に限定し、掲載誌や雑誌号の識別子は含めていません。

『光の曼陀羅 日本文学論』は、安藤礼二の受賞歴を語るうえで重要な作品です。

受賞作現代文学2009年
岡田利規 おかだ りき 受賞

『わたしたちに許された特別な時間の終わり』は岡田利規による大江健三郎賞の受賞作。新潮社から2007年に刊行された作品で、受賞時に示された題材と語り口を通じて、人物の選択や時代の空気を描く。

『わたしたちに許された特別な時間の終わり』は、大江健三郎賞で評価された岡田利規の作品です。

151ページ
人間関係時代の空気内面の変化
長嶋有 ながしま ゆう 受賞

『夕子ちゃんの近道』は長嶋有による2007年回の受賞作です。人物や社会、記憶との向き合い方を軸に、受賞作として評価された主題を読者に伝える作品です。

夕子ちゃんの近道は、長嶋有の筆致で人の選択と時間の重みを描く受賞作です。

429ページ
受賞作人間関係記憶社会