日本の文学賞

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前田 司郎

まえだ しろう

Maeda Shiro

プロフィール

性別
男性
生誕
1977-04-13 (日本・東京都品川区五反田)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都品川区五反田

経歴

職業
劇作家, 演出家, 俳優, 小説家, 映画監督, 脚本家
活動期間
1997年〜
所属
五反田団(主宰), 北海道戯曲賞 最終選考委員
ノミネート
第26回 野間文芸新人賞(候補) 2005年, 第19回 三島由紀夫賞(候補) 2006年, 第137回 芥川龍之介賞(候補) 2007年

学歴

日本大学豊山高等学校
国: 日本
高校時代に演劇部の新規入部ができなかったため、在学中に舞台芸術学院に通い始めた。
和光大学
人文学部 / 文学科
学位: 学士
期間: 1995-1999
卒業年: 1999
国: 日本
在学中の1997年に劇団「五反田団」を旗揚げし、以後主宰として作・演出を担当している。

受賞歴

京都芸術センター舞台芸術賞
2004
対象作品: 家が遠い
主催: 京都芸術センター
結果: 受賞
野間文芸新人賞(候補)
2005
対象作品: 愛でもない青春でもない旅立たない
主催: 野間文芸新人賞選考委員会
結果: 候補
三島由紀夫賞(候補)
2006
対象作品: 恋愛の解体と北区の滅亡
主催: 三島由紀夫賞選考委員会
結果: 候補
芥川龍之介賞(候補)
2007
対象作品: グレート生活アドベンチャー
主催: 芥川龍之介賞選考委員会
結果: 候補
岸田國士戯曲賞
2008
対象作品: 生きてるものはいないのか
主催: 岸田國士戯曲賞選考委員会
結果: 受賞
三島由紀夫賞
2009
対象作品: 夏の水の半魚人
主催: 三島由紀夫賞選考委員会
結果: 受賞
ギャラクシー賞(テレビ部門 優秀賞)
2009
対象作品: お買い物(NHKドラマ)
部門: テレビ部門優秀賞
主催: 放送批評懇談会
結果: 受賞
放送文化基金賞(テレビドラマ番組賞)
2009
対象作品: お買い物(NHKドラマ)
部門: テレビドラマ番組賞
主催: 放送文化基金
結果: 受賞
向田邦子賞
2015
対象作品: 徒歩7分
主催: 東京ニュース通信社
結果: 受賞
TAMA映画賞(最優秀新進映画監督賞)
2016
対象作品: ふきげんな過去
部門: 最優秀新進映画監督賞
主催: TAMA CINEMA FORUM
結果: 受賞
芥川龍之介賞(候補)
2017
対象作品: 愛が挟み撃ち
主催: 芥川龍之介賞選考委員会
結果: 候補

受賞・候補エディション

三島由紀夫賞 2回登壇
  1. 宇宙人占領下の東京を背景に、平穏で危うい日常と恋愛のずれを描く長篇小説です。

    恋愛の解体と北区の滅亡は、受賞作として読まれるにふさわしい特色を持つ作品です。

    191ページ
    東京恋愛宇宙人日常の不穏
  2. 受賞作: 夏の水の半魚人

    『夏の水の半魚人』は、前田司郎による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。

    前田司郎の『夏の水の半魚人』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。

    受賞作現代文学刊行形態

作品

代表作

愛でもない青春でもない旅立たない

2005年 小説

処女小説。若者の不安や居場所をユーモア交じりに描いた長篇。

青春孤独成長

恋愛の解体と北区の滅亡

2006年 小説

都市の周縁を描く作品。私小説的な要素とブラックユーモアが見られる。

都市人間関係ユーモア

グレート生活アドベンチャー

2007年 小説

日常のズレや記憶の幽霊を独特の語り口で描く作品。

記憶日常冒険

生きてるものはいないのか

2008年 戯曲

群像劇的な構成で若者たちの日常と孤独を描く戯曲。岸田國士戯曲賞受賞作。

孤独コミュニケーション群像劇
映像化・舞台化
  • [映画] 生きてるものはいないのか (2011)

夏の水の半魚人

2009年 小説

幻想的な陰影を含む長篇。三島由紀夫賞受賞作。

幻想郊外成長

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇

2008年 小説

コメディ的要素を含む家族小説。映画化(2011年)では脚本を担当。

家族喜劇
映像化・舞台化
  • [映画] 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 (2011)

ジ、エクストリーム、スキヤキ

2013年 小説

前田独自のユーモア感覚と実験性が強い作品。自身で映画化(原作・脚本・監督)も行った。

実験性ユーモア映像化
映像化・舞台化
  • [映画] ジ、エクストリーム、スキヤキ / 前田 司郎 (2013)

愛が挟み撃ち

2018年 小説

短めの文体で人間関係の機微を描いた近年の小説。芥川賞候補にもなった。

人間関係葛藤

全著作

  • 生きてるものはいないのか
  • 愛でもない青春でもない旅立たない
  • 恋愛の解体と北区の滅亡
  • グレート生活アドベンチャー
  • 誰かが手を、握っているような気がしてならない
  • 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇
  • 夏の水の半魚人
  • 逆に14歳
  • ガムの起源 お姉さんとコロンタン
  • 濡れた太陽 高校演劇の話(上・下)
  • ジ、エクストリーム、スキヤキ
  • 私たちは塩を減らそう
  • 道徳の時間/園児の血
  • 愛が挟み撃ち
  • 異常探偵 宇宙船
  • 口から入って尻から出るならば、口から出る言葉は

翻案

  • 映画『生きてるものはいないのか』(2011) 原作・脚本
  • 映画『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』(2011) 脚本
  • 映画『横道世之介』(2012) 脚本
  • 映画『ジ、エクストリーム、スキヤキ』(2013) 原作・脚本・監督
  • 映画『ふきげんな過去』(2016) 脚本・監督
  • 映画『さかなのこ』(2022) 脚本
  • NHKドラマ『徒歩7分』(2015) 脚本

作風・主題

文体
戯曲的手法を取り入れた対話重視の文体ユーモアと悲哀を混ぜた乾いた語り口場面転換を活かす劇的構成
頻出モチーフ
孤独日常の細部家族の不在記憶の幽霊

評価・遺産

前田司郎は劇作・演出・小説・映画と領域を横断する表現者として知られ、岸田國士戯曲賞や三島由紀夫賞など主要な受賞歴を持つ。劇団「五反田団」を主宰し、現代日本の小劇場や若手表現にも影響を与えている。

大衆文化への影響

  • 映画『さかなのこ』(2022)脚本担当 — 広い認知につながった作品の一つ。
  • NHKドラマ『徒歩7分』(2015) — テレビドラマでの評価が高まり、向田邦子賞受賞につながった。

豆知識

  • 劇団『五反田団』を1997年に旗揚げし主宰を務める。
  • 高校時代に演劇部に入れなかったため、在学中に舞台芸術学院へ通い始めた。
  • 戯曲の手法を小説に取り入れることで、最後まで書けるようになったと語っている。
  • 小説・戯曲・映画・テレビと多方面で活動している(受賞歴も多岐にわたる)。