日本芸術院賞
1回登壇
-
第20回(1964年) 受賞受賞作: 評論における多年の業績に対し
亀井勝一郎の受賞対象は、評論における多年の業績である。文学、宗教、歴史、精神史を横断し、日本人の内面や信仰、古典の意味を問い直した批評活動が評価された。
文学と精神史を往還し、日本人の内面を問う評論の仕事。
評論精神史宗教日本文学
かめい かついちろう
Kamei Katsuichiro
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京帝国大学(現・東京大学) | 文学部美学科 | 美学科 | — | 1926-1928(中退) | 日本 |
| 旧制山形高等学校(現・山形大学) | — | — | — | 〜1926 | 日本 |
| 旧制函館中学校(現・北海道函館中部高等学校) | — | — | — | — | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1938 | 池谷賞 | 人間教育(ゲエテへの一つの試み) | — | 池谷賞選考委員会 | 受賞 |
| 1964 | 日本芸術院賞 | 日本人の精神史研究 | — | 日本芸術院 | 受賞 |
| 1965 | 菊池寛賞 | 『日本人の精神史研究』等 | — | 菊池寛賞選考委員会 | 受賞 |
亀井勝一郎の受賞対象は、評論における多年の業績である。文学、宗教、歴史、精神史を横断し、日本人の内面や信仰、古典の意味を問い直した批評活動が評価された。
文学と精神史を往還し、日本人の内面を問う評論の仕事。
亀井の最初の評論集。戦前の文学潮流の変化とその意義を論じる論考を収める。
ゲーテを手がかりに『人間教育』を論じた評論集。発表後に評価を受け池谷賞を得る。
大和路を巡る紀行的随想。古寺・仏教美術を素材に日本文化を論じる代表作の一つ。
ライフワークとして『文學界』に連載されたシリーズ。全6巻構想のうち未完で終わるが、日本精神の系譜を論じた重要な著作群。
亀井勝一郎は戦前から戦後にかけて活躍した文芸評論家・思想評論家で、日本の精神史や仏教に根ざした文明批評で知られる。1964年の日本芸術院賞、1965年の菊池寛賞などを受賞し、その名を冠した亀井勝一郎賞が1969年に創設された。