日本の文学賞

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鹿島 茂

かしま しげる

Kashima Shigeru

プロフィール

性別
男性
生誕
1949-11-30 (神奈川県横浜市金沢区)
国籍
日本
言語
日本語, フランス語
居住地歴
神奈川県横浜市金沢区(出身) → 東京都(在住・勤務) → パリ(長期滞在・調査)

経歴

職業
フランス文学者, 文芸評論家, 翻訳家, 大学教授, 著作家
活動期間
1973年〜
所属
共立女子大学(助教授・教授歴), 明治大学(国際日本学部 教授、名誉教授), 角川財団学芸賞 選考委員, 横綱審議委員会 委員(2024年2月より)
影響を受けた人物
オノレ・ド・バルザック, エミール・ゾラ, ヴィクトル・ユーゴー, ヴァルター・ベンヤミン

学歴

神奈川県立湘南高等学校
国: 日本
東京大学 文学部 仏文科
文学部 / 仏文科(フランス文学)
学位: 学士
期間: 1969–1973
卒業年: 1973
国: 日本
東京大学大学院 人文科学研究科(博士課程)
人文科学研究科 / 博士課程(仏文学)
期間: 1973–1978
卒業年: 1978
国: 日本
博士課程単位取得満期退学(指導教官:蓮實重彦)

受賞歴

サントリー学芸賞
1991
対象作品: 馬車が買いたい!
主催: サントリー学芸賞選考委員会
結果: winner
講談社エッセイ賞
1996
対象作品: 子供より古書が大事と思いたい
主催: 講談社
結果: winner
読売文学賞
2000
対象作品: パリ風俗
主催: 読売新聞社
結果: winner
ゲスナー賞
1998
対象作品: 愛書狂
主催: ゲスナー賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 子供より古書が大事と思いたい

    『子供より古書が大事と思いたい』は鹿島茂による作品。

    鹿島茂による『子供より古書が大事と思いたい』。

読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: パリ風俗

    『パリ風俗』は、読売文学賞の受賞作で、小説、戯曲、評論、随筆など各分野の到達点として評価された作品です。

    『パリ風俗』は、受賞対象となった作品の主題と語り口が端的に表れた一作です。

    受賞作文学賞人間描写

作品

代表作

馬車が買いたい!

1991年 エッセイ

古書や日常の趣味を巡る随筆集。著者の書評観や収集癖が随所に現れるエッセイ。

古書収集書評文化趣味

子供より古書が大事と思いたい

1996年 エッセイ

古書趣味や蒐集の情熱を綴った随筆。著者のコレクション志向と書物への愛情が中心テーマ。

蒐集本の文化個人史

パリ風俗

2000年 文化史・随筆

パリの生活風俗や歴史を多角的に論じた文化論集。19世紀フランス文化への洞察が特徴。

パリ風俗史19世紀フランス

甦る昭和脇役名画館

2005年 映画史・エッセイ

昭和期の脇役俳優や名画を扱った映画評論・随筆集。映画愛に溢れた記述が特徴。

映画史昭和人物論

稀書探訪

2022年 図版集・文化史

著者所蔵の稀覯書や資料を紹介しつつ、その背景となる歴史や文化を論じる大著(図版多数)。

稀覯書図版文化史

全著作

  • 『「レ・ミゼラブル」百六景』 文藝春秋(1987)
  • 『新聞王伝説 パリと世界を征服した男ジラルダン』 筑摩書房(1991)
  • 『馬車が買いたい!』 白水社(1991)
  • 『子供より古書が大事と思いたい』 青土社(1996)
  • 『パリ風俗』(2000)
  • 『甦る昭和脇役名画館』 講談社(2005)
  • 『稀書探訪』 平凡社(2022)

作家による翻訳

  • 『映画と精神分析 想像的シニフィアン』 クリスチャン・メッツ(翻訳)
  • バルザック『ジャーナリズム博物誌』(翻訳)
  • パスカル『パンセ』抄(編訳)

作風・主題

文体
博識で随筆的な文体軽妙なユーモアを交えた評論図版や資料を多用する解説的文章
頻出モチーフ
パリ・フランス文化古書と蒐集人物評伝街と風俗

評価・遺産

19世紀フランス文学研究を基盤に、幅広いエッセイ・文化評論を発表。古書蒐集家としての活動や書評アーカイブ構築など、本の文化振興に大きく寄与した。大学教育・普及活動を通じ日本におけるフランス文学理解の深化に貢献する。

記念館・博物館

  • 練馬区立美術館(鹿島コレクション関連展示) 東京都練馬区
  • 群馬県立館林美術館(鹿島コレクション関連展示) 群馬県館林市
  • 東京都庭園美術館(関連展示) 東京都港区

豆知識

  • 猫好きで知られる。
  • 19世紀フランスの稀覯書蒐集家として有名で、自作の本棚「カシマカスタム」が知られる。
  • 多忙期には月産400枚の原稿を書くことがあるとされる。
  • 息子は写真家の鹿島直である。
  • 大学院の試験に失敗した際に日活への就職を考えたことがあると本人が語っている。