日本の文学賞

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粕谷 知世

かすや ちせ

Kasuya Chise

プロフィール

性別
女性
生誕
1968-12-01 (愛知県豊田市八草町)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, ファンタジー作家
活動期間
2001年〜
所属
日本SF作家クラブ
所属団体
日本SF作家クラブ

学歴

大阪外国語大学
イスパニア語科(スペイン語) / 南米史専攻
国: 日本
在学中に染田秀藤に師事

受賞歴

日本ファンタジーノベル大賞
2001
対象作品: クロニカ - 太陽と死者の記録
主催: 日本ファンタジーノベル大賞運営団体
結果: Winner
センス・オブ・ジェンダー賞
2004
対象作品: アマゾニア
部門: 大賞
主催: ジェンダーSF研究会(センス・オブ・ジェンダー賞運営)
結果: Winner
センス・オブ・ジェンダー賞 シスターフッド賞
2011
対象作品: 終わり続ける世界のなかで
主催: ジェンダーSF研究会
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: アマゾニア

    十六世紀のアマゾン河流域を舞台に、女人族の戦士と森の精霊をめぐる復讐と再会を描く歴史ファンタジー。神話的な想像力と南米史への関心が重なっている。

    アマゾンの森で、復讐と精霊の記憶が交差する。

    426ページ
    歴史ファンタジーアマゾン女性戦士復讐神話
  2. 第11回(2011年) シスターフッド賞

    終末後の感覚と日常の継続を重ねる小説。世界が壊れ続ける状況の中で、関係を持ち、考え、暮らす人びとの姿を描く。

    終わり続ける世界のなかでは、粕谷知世の視点から題材の核心をたどる受賞作である。

    348ページ
    終末ジェンダー現代小説

作品

代表作

クロニカ - 太陽と死者の記録

2001年 ファンタジー

幻想的な世界で死者と生者の記憶が交錯する群像的な物語。記録と語りをめぐる構成が特徴。

記憶死と再生物語の記録性

アマゾニア

2004年 SF/ファンタジー

南米の自然と社会を背景に、ジェンダーや文化の境界を問い直す長編。センス・オブ・ジェンダー賞受賞作。

ジェンダー自然と文明文化間交流

ひなのころ

2006年 小説

少女期の記憶や成長を繊細に描いた短篇集的な作品(のちに文庫化)。

成長記憶家族

終わり続ける世界のなかで

2011年 SF/ファンタジー

終末的な風景と日常が交錯する物語群。シスターフッド賞受賞作で、ジェンダー観点を含む作品群。

終末日常と非日常女性の視点

小さき者たち

2020年 ファンタジー

小さな存在たちを主題にした幻想的な短編集。早川書房刊。

小ささ共同体異種との共存

全著作

  • クロニカ - 太陽と死者の記録
  • アマゾニア
  • ひなのころ
  • 終わり続ける世界のなかで
  • 小さき者たち

作風・主題

文体
幻想的で繊細な描写静謐な語り口群像的な構成
頻出モチーフ
死と再生記憶と記録自然と共同体

評価・遺産

現代日本のファンタジー/SF作家として、ジェンダー問題や自然と人間の関係を扱った作品群で評価されている。複数の文学賞受賞歴をもち、同分野での貢献が認められている。

関連学会

  • 日本SF作家クラブ

豆知識

  • 愛知県豊田市八草町出身。
  • 大阪外国語大学イスパニア語科(南米史専攻)卒業。
  • 在職歴として農業団体職員や外資系商社勤務がある。
  • 日本SF作家クラブ会員で、2024年に理事に就任。