日本の文学賞

← ホームに戻る

片岡 弥吉

かたおか やきち

Kataoka Yakichi

プロフィール

性別
男性
生誕
1908-01-12 (長崎県)
死没
1980-02-21 (長崎県) 72歳
国籍
日本
言語
日本語
宗教
カトリック
居住地歴
長崎県

経歴

職業
日本史学者, 大学教授, 研究者
活動期間
1936年〜1980年
所属
長崎純心短期大学(長崎純心大学前身)

学歴

日本大学
国: 日本

受賞歴

日本エッセイストクラブ賞
1964
対象作品: 浦上四番崩れ
主催: 日本エッセイストクラブ
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 浦上四番崩れ

    『浦上四番崩れ』は、片岡弥吉が明治初年のキリシタン弾圧を追った歴史ノンフィクションです。浦上の信徒たちが受けた迫害を、史料と現地へのまなざしを通じて描きます。

    近代国家の始まりに置き去りにされた信仰と迫害の記憶をたどる記録文学。

    245ページ
    浦上キリシタン弾圧明治政府信仰歴史ノンフィクション

作品

代表作

浦上四番崩れ

1963年 歴史(キリシタン史)

明治期の浦上地区におけるキリシタン弾圧とその影響を詳細に検証した歴史記述。地域史と教会史をつなぐ研究として評価され、日本エッセイストクラブ賞を受賞した。

宗教迫害殉教地域史近代化と宗教

長崎のキリシタン

1964年 歴史

長崎におけるキリシタンの歴史と信仰の継承を紹介する著作。地域の伝承や殉教者の記録をまとめている。

信仰の継承殉教史地域文化

日本キリシタン殉教史

1979年 歴史

日本におけるキリシタンの殉教史を体系的に整理した研究。教会資料や地方史料を基にした総合的な記述が特徴。

殉教史料研究教会史

全著作

  • 高山右近大夫長房伝(カトリック中央書院 1936年)
  • 信仰に輝く日本婦人達(1941年)
  • 少年少女のための日本キリシタン物語(1948年)
  • 聖フランシスコ・ザビエル物語(1949年)
  • 永井隆の生涯(1952年)
  • 長崎の殉教者(1957年)
  • 日本キリシタン物語(1958年)
  • 浦上四番崩れ(1963年)
  • 長崎のキリシタン(1964年)
  • かくれキリシタン 歴史と民俗(1967年)
  • 踏絵 禁教の歴史(1969年)
  • ある明治の福祉像 ド・ロ神父の生涯(1977年)
  • 日本キリシタン殉教史(1979年)

作風・主題

文体
史料に基づく叙述地域史と教会史を結ぶ記述
頻出モチーフ
殉教信仰と迫害地域の記憶

評価・遺産

片岡弥吉は長崎を中心に日本のキリシタン研究に大きく貢献した歴史学者であり、地域史と教会史を結びつける業績で知られる。教育者としても長崎純心短期大学で後進を指導した。

関連学会

  • 日本史学会

資料所蔵先

  • 長崎純心大学図書館(関連資料所蔵の可能性あり)

豆知識

  • 実娘のうち2人が長崎純心聖母会の修道女となり、教育機関で要職を務めた。
  • 1964年に『浦上四番崩れ』で日本エッセイストクラブ賞を受賞した。
  • 長年にわたり長崎のキリシタン研究を続け、地域資料を広く活用した。