迢空賞
1回登壇
-
第4回(1970年) 受賞受賞作: 球体
『球体』は、加藤克巳の前衛短歌の方向性を示す歌集である。対象を抽象化しながらも感覚の核を失わず、短歌の定型に現代的な思考と造形性を持ち込んだ。
短歌の定型に、抽象性と造形感覚を持ち込んだ歌集。
136ページ短歌前衛短歌抽象造形
かとう かつみ
Katō Katsumi
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 埼玉県立浦和中学校(旧制) | — | — | — | 〜1933 | 日本 |
| 國學院大學 | 予科→国文科 | 国文学科 | — | 1933–1938 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1970 | 迢空賞 | 『球体』その他の業績 | — | 迢空賞選考委員会 | 受賞 |
| 1973 | 埼玉県教育功労賞 | — | — | 埼玉県 | 受賞 |
| 1978 | 埼玉文化賞(芸術部門) | — | — | 埼玉県 | 受賞 |
| 1979 | 藍綬褒章 | 産業振興により | — | 日本政府 | 受章 |
| 1986 | 勲四等瑞宝章 | 文化功労により | — | 日本政府 | 受章 |
| 1986 | 現代短歌大賞 | 『加藤克巳全歌集』 | — | 現代短歌大賞選考委員会 | 受賞 |
| 1989 | 与野市民栄誉賞 | — | — | 与野市 | 受賞 |
| 1994 | 埼玉県歌人会大賞 | 『現代短歌史』その他の業績 | — | 埼玉県歌人会 | 受賞 |
『球体』は、加藤克巳の前衛短歌の方向性を示す歌集である。対象を抽象化しながらも感覚の核を失わず、短歌の定型に現代的な思考と造形性を持ち込んだ。
短歌の定型に、抽象性と造形感覚を持ち込んだ歌集。
加藤克巳の短歌を集成した全歌集です。前衛短歌の展開に関わった歌人の表現を通覧でき、実験性と抒情の変化をたどることができます。
前衛短歌の試みが、長い作歌の軌跡として読める。
加藤克巳の処女歌集。初期のモダニズムとシュールの要素を含む作品群。
1969年刊。作風の実験性と抽象性が顕著になった代表作の一つで、迢空賞受賞の対象となった。
代表歌集を編纂した全歌集。研究・受賞の対象ともなった総集成。
加藤克巳は戦前のモダニズム短歌を継承しつつシュールレアリズム的手法を取り入れ、戦後の短歌界で長年にわたり刊行・主宰・指導を行った重要な歌人である。歌誌主宰や現代歌人協会の要職などを通じて地域文化や短歌研究に貢献した。
詩の方法、たとえばシュールレアリズムの方法など学び込んで、私は私なりの作品を作っていった。