日本の文学賞

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川西 政明

かわにし まさあき

Kawanishi Masaaki

プロフィール

性別
男性
生誕
1941-08-05 (大阪府大阪市)
死没
2016-08-26 75歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
大阪府大阪市 → 広島県尾道市

経歴

職業
文芸評論家, 編集者
活動期間
1965年〜2016年
所属
河出書房新社
所属団体
日本文芸家協会, 日中文化交流協会

学歴

中央大学
商学部
卒業年: 1965
国: 日本

受賞歴

平林たい子文学賞
1997
対象作品: わが幻の国
主催: 平林たい子文学賞
結果: 受賞
伊藤整文学賞
2006
対象作品: 武田泰淳伝
部門: 評論部門
主催: 伊藤整文学賞
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: わが幻の国

    『わが幻の国』は、川西政明による作品で、平林たい子文学賞の対象となった。 <p>講談社,1996,4-06-208356-6<p><ul><li>タイトル:わが幻の国</li><li>タイトル(読み):ワガ マボロシ ノ クニ</li><li>責任表示:川西政明 著</li><li>NDC(9):910.26</

    わが幻の国という題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。

    403ページ
    作品平林たい子文学賞同時代文学
伊藤整文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 武田泰淳伝

    小説家・武田泰淳の生涯と作品を、同時代の文学、宗教、中国体験、戦争体験とともに読み解く評伝。複雑な思想と文学的変貌を大きな射程で追う。

    武田泰淳の文学と思想の深層をたどる本格評伝。

    518ページ
    評伝日本文学思想戦争体験中国

作品

代表作

不果志の運命、あるいは高橋和巳についての断片的な考察

1974年 文芸評論

高橋和巳の作品をめぐる断片的な考察をまとめた評論集。戦後文学や作家像の分析を試みる。

高橋和巳戦後文学作家論

評伝 高橋和巳

1981年 評伝

作家・高橋和巳の生涯と作品を詳細に検証した評伝。増訂版が1995年に刊行された。

作家評伝戦後文学史個人史

わが幻の国

1996年 評論・随想

社会や文学をめぐる随想的エッセイをまとめた著作。1997年に平林たい子文学賞を受賞した。

随想文学批評戦後の記憶

武田泰淳伝

2005年 評伝・伝記

武田泰淳の生涯と作品を丹念に追った評伝。2006年に伊藤整文学賞(評論部門)を受賞。

伝記作家論戦後文学

昭和文学史(上・中・下)

2001年 文学史

昭和期の日本文学の流れと主要作家を概観する三部作的な文学史。

昭和文学史時代論作家論

新・日本文壇史(全10巻)

2010年 文学史・総合研究

日本文壇を広範に再検討した大著シリーズ(2010年~2013年刊)。

文壇史総合研究昭和から現代へ

道づれの旅の記憶 吉村昭・津村節子伝

2014年 評伝

吉村昭と津村節子の生涯を扱った評伝。作家の軌跡をたどる比較伝記的手法を取る。

作家伝比較伝記現代文学

大岡昇平 文学の軌跡

2016年 評伝・研究

大岡昇平の文学的軌跡を整理した大著。遺著として2016年に刊行された。

作家評伝戦後文学文学史

全著作

  • 不果志の運命、あるいは高橋和巳についての断片的な考察(講談社、1974年)
  • 大江健三郎論 未成の夢(講談社、1979年)
  • 一つの運命―原民喜(講談社、1980年)
  • 評伝 高橋和巳(講談社、1981年/増訂版1995年)
  • 本を読む 同時代の作家に関する十四章(集英社、1982年)
  • 孤客 船山馨の人と文学(北海道新聞社、1982年)
  • 遙かなる美の国 泰淳論(福武書店、1987年)
  • 私の変幻(福武書店、1991年)
  • リラ冷え伝説-渡辺淳一の世界(集英社、1993年)
  • 渡辺淳一の世界(集英社文庫、1997年)
  • 評伝 渡辺淳一(集英社文庫、2015年)
  • 「死霊」から「キッチン」へ-日本文学の戦後50年(講談社現代新書、1995年)
  • 謎解き「死霊」論(河出書房新社、1996年→改訂版2006年)
  • わが幻の国(講談社、1996年)
  • 評伝 埴谷雄高(河出書房新社、1997年)
  • 昭和文学史(上・中・下)(講談社、2001年)
  • 文士と姦通(集英社新書、2003年)
  • 鞍馬天狗(岩波新書、2003年)
  • 小説の終焉(岩波新書、2004年)
  • 武田泰淳伝(講談社、2005年)
  • 吉村昭(河出書房新社、2008年)
  • 新・日本文壇史(全10巻)(岩波書店、2010年‐2013年)
  • 道づれの旅の記憶 吉村昭・津村節子伝(岩波書店、2014年)
  • 大岡昇平 文学の軌跡(河出書房新社、2016年)
  • 編著:武田泰淳『評論集 滅亡について 他三十篇』(岩波文庫、1992年)
  • 編著:『身心快楽 武田泰淳随筆選』(講談社文芸文庫、2003年)
  • 編著:『川端康成 随筆集』(岩波文庫、2013年)

作風・主題

文体
緻密な史料検証に基づく論理的な評論作家評伝における事実と文脈の精査読みやすい随想的文体
頻出モチーフ
戦後文学の系譜作家の生涯と作品の連関大衆文学と純文学の境界

評価・遺産

戦後日本文学の研究と作家評伝において幅広い業績を残した文芸評論家。昭和期から現代にかけての文学史研究で高く評価され、複数の著作は研究資料として参照されている。

関連学会

  • 日本文芸家協会
  • 日中文化交流協会

豆知識

  • 1941年8月5日生まれ、2016年8月26日没(享年75)
  • 中央大学商学部卒業後、河出書房新社に入社して編集者として勤務
  • 編集者時代に高橋和巳・埴谷雄高などの作品集を編集、渡辺淳一の担当編集を務めた
  • 1972年退社後、文芸評論活動に専念
  • 1997年に『わが幻の国』で平林たい子文学賞を受賞
  • 2006年に『武田泰淳伝』で伊藤整文学賞(評論部門)を受賞
  • 生前は日本文芸家協会、日中文化交流協会の会員だった