日本の文学賞

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白石 一文

しらいし かずふみ

Shiraishi Kazufumi

ペンネーム: 瀧口明初期に投稿で使用した筆名。, 滝口明表記の別形。1994年の刊行ではこの表記を使用。

プロフィール

性別
男性
生誕
1958-08-27 (福岡県福岡市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
1992年〜
所属
文藝春秋
影響を受けた人物
ショーペンハウアー, トルストイ
ノミネート
第136回直木三十五賞候補(どれくらいの愛情)

学歴

福岡県立福岡高等学校
国: 日本
29期
早稲田大学
政治経済学部
国: 日本
政治経済学部卒業

受賞歴

すばる文学賞
1992
対象作品: 惑う朝
結果: 佳作
山本周五郎賞
2009
対象作品: この胸に深々と突き刺さる矢を抜け
結果: 受賞
直木三十五賞
2010
対象作品: ほかならぬ人へ
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

直木三十五賞 1回登壇
  1. 『ほかならぬ人へ』は、白石一文による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。

    白石一文の『ほかならぬ人へ』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。

    304ページ
    受賞作現代文学刊行形態

作品

代表作

惑う朝

1992年 小説

デビュー作。人間関係や心情の揺らぎを描いた作品。

家族自己探求喪失

第二の世界

1994年 小説

滝口明名義で刊行された初期の長編作品。

境遇選択

一瞬の光

2000年 小説

2000年の代表作の一つ。人生の断片と再生を描く。

再生記憶

どれくらいの愛情

2006年 小説

愛情や人間関係の度合いを問いかける作品。直木賞候補にもなった。

愛情葛藤

この胸に深々と突き刺さる矢を抜け

2009年 小説

情感と葛藤を描いた長編。第22回山本周五郎賞受賞作。

赦し対立

ほかならぬ人へ

2009年 小説

直木三十五賞受賞作。家族や人間関係を巡る群像劇。

家族人間関係赦し

火口のふたり

2012年 小説

関係性と危機を描く物語群の一作。

危機関係

一億円のさようなら

2018年 小説

社会的な情勢や個人の選択を織り交ぜた近年の作品。

選択社会

プラスチックの祈り

2019年 小説

現代的なテーマに目を向けた短中編を含む作品。

現代性孤独

Timer 世界の秘密と光の見つけ方

2024年 エッセイ / 小説

近年の著作。人生や世界観に関するエッセイ的要素を含む作品。

世界観生き方

全著作

  • 第二の世界(1994年)
  • 一瞬の光(2000年)
  • 不自由な心(2001年)
  • すぐそばの彼方(2001年)
  • 僕のなかの壊れていない部分(2002年)
  • 草にすわる(2003年)
  • 見えないドアと鶴の空(2004年)
  • 私という運命について(2005年)
  • もしも、私があなただったら(2006年)
  • どれくらいの愛情(2006年)
  • 永遠のとなり(2007年)
  • 心に龍をちりばめて(2007年)
  • この世の全部を敵に回して(2008年)
  • この胸に深々と突き刺さる矢を抜け(2009年)
  • ほかならぬ人へ(2009年)
  • 砂の上のあなた(2010年)
  • 翼(2011年)
  • 幻影の星(2012年)
  • 火口のふたり(2012年)
  • 快挙(2013年)
  • 彼が通る不思議なコースを私も(2014年)
  • 神秘(2014年)
  • 愛なんて嘘(2014年)
  • ここは私たちのいない場所(2015年)
  • 光のない海(2015年)
  • 記憶の渚にて(2016年)
  • 一億円のさようなら(2018年)
  • スタンド・イン コンパニオン(原題:代替伴侶)(2018年)
  • プラスチックの祈り(2019年)
  • あの頃の「火口のふたり」(2019年)
  • 君がいないと小説は書けない(2020年)
  • こはるとちはる(2020年)
  • ファウンテンブルーの魔人たち(2021年)
  • 我が産声を聞きに(2021年)
  • てがでかこちゃん(2021年)
  • 道(2022年)
  • 松雪先生は空を飛んだ 上・下(2023年)
  • 投身(2023年)
  • かさなりあう人へ(2023年)
  • Timer 世界の秘密と光の見つけ方(2024年)
  • 代替伴侶(筑摩書房、2024年10月)

作風・主題

文体
心理描写を重視した現代小説的な文体平易で読みやすい語り
頻出モチーフ
家族記憶喪失赦し

健康

  • パニック障害
    一時期(活動初期〜中期にかけての時期に一時休職)
    一時休職し、復帰後に退社、作家専業となるきっかけの一つとなった。

評価・遺産

家族や人間関係をめぐる心理描写に定評がある現代日本の作家。2009年の山本周五郎賞、2010年の直木三十五賞受賞などで評価され、受賞を契機に幅広く注目された。父との親子二代での受賞は話題になった。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(所蔵あり)

引用

  • 変わらざるを得ない。大好きとは言えないが、好きぐらいは言いたい
    出典: 直木賞受賞後のコメント(報道・インタビュー) (2010年)

豆知識

  • 父は作家の白石一郎。
  • 双子の弟は小説家の白石文郎。
  • デビュー当初は瀧口明(滝口明)の筆名を使用していた。
  • 一時期パニック障害で休職した経験がある。
  • 2010年の直木三十五賞受賞は大きな話題を呼んだ。