日本の文学賞

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木下 直之

きのした なおゆき

Kinoshita Naoyuki

プロフィール

性別
男性
生誕
1954-01-01 (静岡県浜松市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
美術史家, 博物館学者, 大学教授, 著述家
活動期間
1979年〜
所属
東京大学(名誉教授/文化資源学), 静岡県立美術館(館長), 神奈川大学(国際日本学部 教授), 兵庫県立近代美術館(学芸員・学芸課長歴任)

学歴

東京藝術大学
美術学部 / 芸術学科
学位: 学士
卒業年: 1979
国: 日本
同大学院中途退学(1981年)

受賞歴

倫雅美術奨励賞
1991
結果: 受賞
サントリー学芸賞
1993
対象作品: 美術という見世物-油絵茶屋の時代
主催: サントリー文化財団
結果: 受賞
兵庫県ゆずりは賞
1993
主催: 兵庫県
結果: 受賞
重森弘淹写真評論賞
1996
結果: 受賞
静岡県文化奨励賞
2005
主催: 静岡県
結果: 受賞
芸術選奨 文部科学大臣賞
2008
対象作品: わたしの城下町
主催: 芸術選奨
結果: 受賞
紫綬褒章
2015
主催: 内閣府(春の褒章)
結果: 受章

受賞・候補エディション

  1. 『わたしの城下町』は、木下直之が戦後日本の城と天守閣をめぐって、記憶、観光、地域意識を読み解く美術・文化史の著作です。城がなぜ人々の心を引きつけるのかを、近現代史の中で考えます。

    失われ、再建され、愛され続ける城から、戦後日本の心の形を読み解きます。

    416ページ
    文化史戦後日本観光と記憶

作品

代表作

美術という見世物-油絵茶屋の時代

1993年 美術史・文化史

近代日本における油絵の受容と展示形態を、見世物という視点から論じた研究書。油絵茶屋など市民文化との関わりを掘り下げる。

見世物油絵近代日本

写真画論-写真と絵画の結婚

1996年 写真史・美術論

写真と絵画の関係を歴史的・理論的に検討し、両者の交差する表現軸を論じる。

写真史絵画論視覚文化

博士の肖像

1998年 美術史・展覧会記録

東京大学構内に残る明治以来の肖像画や銅像を集成し、その成立と意味を問う書。

肖像記念像学術史

わたしの城下町

2007年 エッセイ・郷土文化

著者の故郷や地域文化に関する回想と考察をまとめたエッセイ集。地域的記憶と美術文化の関係を描く。

郷土史記憶地域文化

銅像時代 もうひとつの日本彫刻史

2014年 美術史

近代日本に立てられた銅像群を通じて、日本の彫刻史と記憶のあり方を再検討する研究。

彫刻史記念像近代化

全著作

  • 美術という見世物-油絵茶屋の時代
  • 写真画論-写真と絵画の結婚
  • 博士の肖像
  • ハリボテの町
  • 世の途中から隠されていること-近代日本の記憶
  • わたしの城下町
  • 股間若衆 男の裸は芸術か
  • 戦争という見世物 日清戦争祝捷大会潜入記
  • 銅像時代 もうひとつの日本彫刻史
  • 近くても遠い場所 一八五〇年から二〇〇〇年のニッポンへ
  • せいきの大問題 新股間若衆
  • 動物園巡礼

作風・主題

文体
学術的で史料に基づく叙述エッセイ風の親しみやすい文体を交える批評的視座を重視
頻出モチーフ
見世物論写真と絵画の交差記憶と記念像

評価・遺産

木下直之は日本近現代の美術史・博物館学の分野で知られる研究者であり、展覧会企画や公的美術館の運営にも影響を与えた。著作は美術と大衆文化や記憶の関係を照らし出し、学界外にも影響を及ぼした。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館所蔵
  • 東京大学総合研究博物館 所蔵資料

豆知識

  • 浜松市出身。
  • 東京藝術大学美術学部卒業、同大学院は中途退学。
  • 静岡県立美術館館長を務める。