日本の文学賞

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小森 健太朗

こもり けんたろう

Komori Kentaro

プロフィール

性別
男性
生誕
1965-01-01 (大阪府)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 推理作家, 評論家, 翻訳家, 大学教員
活動期間
1982年〜
所属
近畿大学 文芸学部
影響を受けた人物
エラリー・クイーン, 黒岩涙香, バートランド・ラッセル

学歴

大阪府立北野高等学校
国: 日本
東京大学 文学部
文学部 / 哲学科
学位: 学士
期間: 1985-1989
卒業年: 1989
国: 日本
東京大学 大学院教育学研究科(博士課程)
大学院 / 教育学研究科
期間: 1994-1997
卒業年: 1997
国: 日本
博士課程単位取得退学

受賞歴

第63回 日本推理作家協会賞(評論その他の部門)
2010
対象作品: 英文学の地下水脈 古典ミステリ研究~黒岩涙香翻案原典からクイーンまで
部門: 評論その他
主催: 日本推理作家協会
結果: Winner
第28回 江戸川乱歩賞(最終候補)
1982
対象作品: ローウェル城の密室
主催: 江戸川乱歩賞選考委員会
結果: Finalist

受賞・候補エディション

  1. 小森健太朗による古典ミステリ研究書。『不思議の国のアリス』論から、クイーン、カー、ヴァン・ダイン、黒岩涙香の翻案原典調査まで、英文学と探偵小説の地下でつながる水脈を掘り起こす。評論でありながら、謎解きのように読ませる構成を備える。

    古典文学と本格ミステリの奥に流れる見えないつながりを探る評論集。

    244ページ
    ミステリ評論英文学古典探偵小説黒岩涙香翻案研究

作品

代表作

コミケ殺人事件

1994年 推理小説

同人誌即売会「コミケ」を舞台にした本格ミステリ。サークルやファンダム文化を背景にした密室殺人の謎を描く。

密室ファンダム/コミケ本格推理

ローウェル城の密室

1995年 推理小説

若年時に注目を浴びた密室もの。緻密な論理と古典ミステリへの造詣を反映した作品。

古典ミステリ論理パズル

駒場の七つの迷宮

2000年 推理小説

都市や学園を舞台にした複数の迷宮的事件を描く連作的長編。

迷宮学園都市

全著作

  • コミケ殺人事件
  • ローウェル城の密室
  • ネヌウェンラーの密室
  • ネメシスの哄笑
  • バビロン空中庭園の殺人
  • 神の子の密室
  • 眠れぬイヴの夢
  • マヤ終末予言「夢見」の密室
  • 駒場の七つの迷宮
  • ムガール宮の密室
  • Gの残影(改題『グルジェフの残影』)
  • 魔夢十夜
  • ネメシスの虐笑S

作家による翻訳

  • ミルダッドの書 燈台にして港
  • 漂泊者(カリール・ジブラン共訳)
  • スパイダー・ワールド 賢者の塔(コリン・ウィルソン)
  • スパイダー・ワールド 神秘のデルタ(コリン・ウィルソン)
  • ファイロ・ヴァンスの犯罪事件簿(S・S・ヴァン・ダイン)
  • 人の子イエス

作風・主題

文体
本格推理を基盤とする論理的な筆致古典ミステリ研究に根ざした注釈的・学術的視点サブカルチャー(ファンダム)への観察眼を取り入れることもある
頻出モチーフ
密室トリック迷宮的構造古典探偵小説への言及

評価・遺産

本格ミステリ作家としての創作に加え、古典ミステリ研究・評論での業績が評価される。近畿大学での教育・研究活動を通じて後進の指導にも携わっている。

豆知識

  • 『ローウェル城の密室』で16歳のときに第28回江戸川乱歩賞の最終候補となり注目を集めた(史上最年少候補の一つとして言及されることがある)。
  • コミケットに参加し、ファンダムに関する観察を作品に取り入れている。