日本の文学賞

← ホームに戻る

原田 國男

はらだ くにお

Harada Kunio

プロフィール

性別
男性
生誕
1945-02-26
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
裁判官, 弁護士, 客員教授, 著者
活動期間
1967年〜
所属
田辺総合法律事務所, 慶應義塾大学(客員教授)

学歴

東京大学
法学部 / 法学科
学位: 学士
卒業年: 1967
国: 日本
慶應義塾大学
大学院法学研究科 / 法学
学位: 博士(法学)
卒業年: 2007
国: 日本
博士学位(法学)取得(博士論文は『量刑判断の実際』関連)

受賞歴

瑞宝重光章
2015
主催: 内閣府(叙勲)
結果: 受章
日本エッセイスト・クラブ賞
2017
対象作品: 裁判の非情と人情
主催: 日本エッセイスト・クラブ
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 刑事裁判に長く携わった元裁判官が、裁判員制度、冤罪、死刑、量刑などをめぐる現場の緊張を語る新書。制度の冷徹さと、人間を裁く場に避けがたく入り込む情とのあいだを、実務経験から考える。

    人を裁く制度の厳しさと、人間の情が交差する場所を見つめる。

    208ページ
    刑事裁判裁判員制度冤罪死刑量刑

作品

代表作

量刑判断の実際〔第3版〕

2003年 法律・実務

量刑判断に関する実務的な指針と判例分析をまとめた専門書。法曹実務における量刑の考え方を整理している。

量刑刑事実務判例解析

裁判員裁判と量刑法

2011年 法律・評論

裁判員制度導入後の量刑判断や手続について論じた解説書。裁判員裁判が量刑に与える影響を検討する。

裁判員制度量刑刑事訴訟法

逆転無罪の事実認定

2012年 法律・評論

控訴審での逆転無罪に至る事実認定の在り方を具体的事例を通じて検討した著作。

冤罪事実認定控訴審

裁判の非情と人情

2017年 随筆・法曹論

裁判官としての経験をもとに、司法の冷酷さと人間性について考察した随筆。司法実務と人間の物語性を論じる。

司法倫理人情裁判実務

全著作

  • 量刑判断の実際〔第3版〕(立花書房、2008年)
  • 裁判員裁判と量刑法(成文堂、2011年)
  • 逆転無罪の事実認定(勁草書房、2012年)
  • 裁判の非情と人情(岩波新書、2017年)
  • 共編著・論文等(多数)

作風・主題

文体
法曹実務に基づく明快で論理的な記述事例に根ざした実務的な解説
頻出モチーフ
量刑冤罪司法の人間性

評価・遺産

量刑研究と冤罪に関する控訴審での実務的判断を通じて、裁判実務と法解釈の両面で影響力を持つ裁判官・法学者。退官後も執筆・講演を通じ司法界外への発信を続けている。

引用

  • 原田裁判長は希有の存在と言える。しかし、原田氏のような裁判官が珍しい存在だという日本の裁判所は、どう考えても正常ではない。
    出典: 池添徳明(季刊『冤罪File』2008年9月号) (2008年)

豆知識

  • 曾祖父は永峰弥吉(宮崎県の知事などを務めた)である。
  • 東京高等裁判所で複数の逆転無罪判決を下し、警察・検察の捜査を批判した判決文が注目されている。
  • 2010年定年退官後、弁護士登録および慶應義塾大学大学院で客員教授を務めた。