日本の文学賞

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野田 正彰

ノダ マサアキ

Masaaki Noda

プロフィール

性別
男性
生誕
1944-03-31 (高知県)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
精神科医, 評論家, ノンフィクション作家, 大学教授
活動期間
1969年〜
所属
長浜赤十字病院(精神科部長), 神戸市外国語大学(教授), 京都造形芸術大学(教授), 京都女子大学(教授), 関西学院大学(教授、2012年定年退職)

学歴

土佐中学校・高等学校
期間: 1958-1962
卒業年: 1962
国: 日本
北海道大学
医学部
学位: MD
卒業年: 1969
国: 日本

受賞歴

人文科学協会賞
1984
結果: winner
大宅壮一ノンフィクション賞
1987
対象作品: コンピュータ新人類の研究
主催: 文藝春秋
結果: winner
テレコム社会科学賞
1987
結果: winner
冲永賞
1991
結果: winner
講談社ノンフィクション賞
1992
対象作品: 喪の途上にて
主催: 講談社
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 『喪の途上にて:大事故遺族の悲哀の研究』は、大事故で家族を失った人々の悲嘆を、個人の心理だけでなく社会的文脈のなかで捉えたノンフィクションである。遺族の語りを通じて、喪失が長い時間をかけて生活と記憶に入り込む過程を考察する。

    大事故のあとに残された人々の悲しみを、社会のなかで続く時間として見つめる。

    406ページ
    喪失事故遺族悲嘆社会心理

作品

代表作

狂気の起源をもとめて―パプア・ニューギニア紀行

1981年 ノンフィクション/紀行

パプアニューギニア滞在を通じて民族文化と精神病理を観察し、精神医学と文化の関係を論じる紀行的エッセイ。

文化精神医学狂気の起源民族誌

コンピュータ新人類の研究

1987年 ノンフィクション/社会評論

コンピュータの普及とともに現れる新しい世代の行動様式や意識変容を精神医学的・文化的に分析した著作。

テクノロジーと文化世代論社会変容

喪の途上にて―大事故遺族の悲哀の研究

1992年 ノンフィクション/社会心理学

大事故で遺族となった人々の心情と社会的処遇を精神病理学的に考察し、喪の過程と支援のあり方を論じる。

喪失と悲嘆災害心理社会支援

うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪

2013年 ノンフィクション/精神医学評論

うつ病概念や精神医療の実務に対する批判的考察を行い、診断や治療の在り方を問い直す。

精神医療批判診断の問題臨床倫理

全著作

  • 狂気の起源をもとめて―パプア・ニューギニア紀行 (1981)
  • コンピュータ新人類の研究 (1987)
  • 喪の途上にて―大事故遺族の悲哀の研究 (1992)
  • うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪 (2013)

作風・主題

文体
事実に基づく観察的記述精神医学的・社会学的分析論説的でやや臨床的な口調
頻出モチーフ
精神病理社会変容と個人災害と喪失文化とアイデンティティ

評価・遺産

精神医学と文化研究を結びつけた論考や災害救援、社会心理に関する著作で知られる。社会的論争や批判も多く、公的な場での発言が度々注目を浴びた。

豆知識

  • 2011年に『新潮45』寄稿で大阪府知事・橋下徹を精神的診断めいた表現で批判し、訴訟となったが高裁・最高裁で新潮社側勝訴が確定した。
  • 浄土真宗本願寺派(西本願寺)関係の講演冊子で「土人」と表現したことが問題となり、謝罪文が出された経緯がある。