田村俊子賞
1回登壇
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第8回(1968年) 受賞受賞作: おりん口伝
語り継がれる女性の生を通して、貧困、労働、家族の重さを描く長編。口承の力を生かし、名もない人々の記憶を歴史の中に置き直す。
おりん口伝は、口承を軸に松田解子の視線が凝縮された受賞作である。
口承労働女性の生
まつだ ときこ
Matsuda Tokiko
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 秋田女子師範 | 本科第二部(一年制) | — | — | 1923-1924 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | 田村俊子賞 | おりん口伝 | — | — | Winner |
| — | 多喜二・百合子賞 | おりん口伝 | — | — | Winner |
| 1928 | 読売新聞女流新人短編募集 入選 | 産む | — | 読売新聞 | Selected |
語り継がれる女性の生を通して、貧困、労働、家族の重さを描く長編。口承の力を生かし、名もない人々の記憶を歴史の中に置き直す。
おりん口伝は、口承を軸に松田解子の視線が凝縮された受賞作である。
『おりん口伝』は松田解子による長編小説。女性の口承的な語りを通じて、生活の底から歴史を照らす。
おりん口伝は、時代の陰影の中で人が抱える痛みと意志を見つめる作品。
作者の母の生涯を題材にした長編。母と自らの生活を通して、20世紀初頭の日本における資本主義の発展と社会革新の動きを描く。三部作の中心となる作品。
『おりん口伝』に続く母と子を描く作品。母の視点と家族をめぐる史的背景を通して、地域社会と女性の生き方を描写する。
三部作の続編に位置づけられる作品。女性の職業と社会位置、個人の生き方を通して時代の変遷を描く。
初期の長篇で、女性が直面する社会的圧力や困難をテーマにした作品。
貧困と母性を巡る短編。初期の代表作の一つで、雑誌掲載後に再刊されている。
鉱山や労働者を題材にした作品群の一つ。地域と労働の視点から人々の生活を描く。
松田解子は、母と自身の経験を通じて20世紀初頭の日本の労働や資本主義の変容を描いた作家として評価される。特に『おりん口伝』三部作は女性の視点から地域社会と労働の現実を描き、田村俊子賞や多喜二・百合子賞を受賞するなど文学的評価を得た。晩年まで執筆を続け、女性史や労働史を描く重要な作家の一人とされる。