日本の文学賞

← ホームに戻る

中丸美繪

なかまるよしえ

Nakamaru Yoshie

プロフィール

性別
女性
生誕
茨城県下館市(現・筑西市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
ドイツ(ヴュルツブルク) → アメリカ合衆国 → イスラエル → 東京都(在住・勤務歴)

経歴

職業
ノンフィクション作家, 随筆家, 講師, 元客室乗務員
活動期間
1996年〜
所属
日本航空(元勤務), 東宝(戯曲研究科在籍), 実践女子大学(生涯学習センター 講師), 日本大学芸術学部(非常勤講師), 日本エッセイスト・クラブ(審査委員、2014–2024)
所属団体
日本エッセイスト・クラブ
ノミネート
大宅壮一ノンフィクション賞候補

学歴

茨城県立下館第一高等学校
国: 日本
出身高校(下館)
慶應義塾大学文学部
文学部 / 英米文学専攻
学位: 文学士
国: 日本
卒業後、日本航空に入社
ユリウス・マクシミリアン大学ヴュルツブルク
ドイツ語専修コース
国: ドイツ
ドイツ語専修コース修了

受賞歴

第45回日本エッセイスト・クラブ賞
1997
対象作品: 嬉遊曲、鳴りやまず―斎藤秀雄の生涯
主催: 日本エッセイスト・クラブ
結果: 受賞
第9回ミュージック・ペンクラブ賞
1997
対象作品: 嬉遊曲、鳴りやまず―斎藤秀雄の生涯
主催: ミュージック・ペンクラブ
結果: 受賞
第26回織田作之助賞・大賞
2009
対象作品: オーケストラ、それは我なり ― 朝比奈隆 四つの試練
部門: 大賞
主催: 織田作之助賞
結果: 大賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 嬉遊曲、鳴りやまず-斎藤秀雄の生涯

    『嬉遊曲、鳴りやまず-斎藤秀雄の生涯』は、中丸美繪による作品で、1997年の日本エッセイスト・クラブ賞で受賞対象となった。刊行形態が確認された作品として読まれている。

    日本エッセイスト・クラブ賞で受賞対象となった『嬉遊曲、鳴りやまず-斎藤秀雄の生涯』。

  1. 受賞作: オーケストラ、それは我なり-朝比奈隆四つの試練

    『オーケストラ、それは我なり-朝比奈隆四つの試練』は、中丸美繪による2009年の受賞作です。刊行形態と書誌識別子は公開情報で単行本・文庫・短編集として確実に確認できる範囲に限定し、掲載誌や雑誌号の識別子は含めていません。

    『オーケストラ、それは我なり-朝比奈隆四つの試練』は、中丸美繪の受賞歴を語るうえで重要な作品です。

    受賞作現代文学2009年

作品

代表作

嬉遊曲、鳴りやまず―斎藤秀雄の生涯

1996年 ノンフィクション / 伝記

指揮者・教育者である斎藤秀雄の生涯を、関係者や資料に基づき丹念に追った評伝。教育者としての業績や音楽教育への影響、人物像を描く。

音楽伝記音楽教育
映像化・舞台化
  • [ドキュメンタリー] 歌え!全身で歌え! (2005)

杉村春子 ― 女優として、女として

2003年 ノンフィクション / 評伝

女優・杉村春子の人生と演劇界での歩みを、関係者取材を通じて描いた評伝。演劇界の歴史や個人史に光を当てる。

演劇女性史伝記
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ(スペシャル)] 女の一代記シリーズ(杉村春子) (2005)

君に書かずにはいられない ― ひとりの女性に届いた400通の恋文

2005年 ノンフィクション / ドキュメント

実業家・篠島秀雄が後の妻に宛てた400通の恋文をもとに、夫婦の愛と人生を描いたノンフィクション。

私小説的ドキュメント愛と家族アーカイブ資料

オーケストラ、それは我なり ― 朝比奈隆 四つの試練

2008年 ノンフィクション / 音楽評伝

指揮者・朝比奈隆の晩年を中心に、多数の関係者への取材を基に楽壇の実情と朝比奈の人物像を描く。

オーケストラ指揮者研究音楽界の現場

日本航空一期生

2015年 ノンフィクション / 社会史

日本航空の草創期に関わった人々の証言やアーカイブをもとに、復興期の民間航空史を描く。

航空史戦後史企業史
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ(スペシャル)] エアガール (2021)

鍵盤の天皇 ― 井口基成とその血族

2022年 ノンフィクション / 音楽史

井口基成を中心に、その家族と弟子たちが築いた日本のピアノ界の系譜を描いた長篇。

ピアノ師弟関係音楽教育

斎藤秀雄 レジェンドになった教育家 — 音楽のなかに言葉が聞こえる

2024年 ノンフィクション / 評伝(改訂)

1996年刊の評伝を大幅に加筆・再構成した決定版。斎藤の教育観や音楽教育への情熱を再評価する。

教育音楽史伝記改訂

タクトは踊る 風雲児・小澤征爾の生涯

2025年 ノンフィクション / 伝記

小澤征爾の生涯を国際的な視点から描き、彼が世界で評価された過程や葛藤、知られざる側面を明らかにする評伝。

指揮者国際文化交流音楽家の葛藤

全著作

  • 嬉遊曲、鳴りやまず ― 斎藤秀雄の生涯
  • 杉村春子 ― 女優として、女として
  • 君に書かずにはいられない ― ひとりの女性に届いた400通の恋文
  • オーケストラ、それは我なり ― 朝比奈隆 四つの試練
  • 日本航空一期生
  • 鍵盤の天皇 ― 井口基成とその血族
  • 斎藤秀雄 レジェンドになった教育家 ― 音楽のなかに言葉が聞こえる
  • タクトは踊る 風雲児・小澤征爾の生涯

翻案

  • 歌え!全身で歌え!(斎藤秀雄ドキュメンタリー、NHK BS 2005)
  • 女の一代記シリーズ(杉村春子、フジテレビ 2005)
  • エアガール(『日本航空一期生』を原案、テレビ朝日 2021)

作風・主題

文体
丹念な取材に基づくノンフィクション伝記的・評伝的筆致音楽・演劇分野に精通した叙述
頻出モチーフ
音楽家の肖像教育と師弟関係戦後の文化史家族と血縁の系譜

評価・遺産

音楽家や演劇人の精密な評伝を通じて、日本の音楽教育史や戦後文化史に光を当ててきたノンフィクション作家。取材力と資料活用に定評があり、映像化や講演を通じて幅広い読者・視聴者層に影響を与えている。

関連学会

  • 日本エッセイスト・クラブ

資料所蔵先

  • 日本航空アーカイヴズ(取材対象)

大衆文化への影響

  • テレビドラマ『エアガール』(2021)など映像化を通じた影響

豆知識

  • 夫は医師・神経免疫学者の山村隆。
  • 妹はソプラノ歌手の中丸三千繪。
  • かつて日本航空で国際線客室乗務員として勤務していた。
  • ヴュルツブルク大学でドイツ語専修コースを修了している。
  • 『嬉遊曲、鳴りやまず』は取材を基に映像化(NHKドキュメンタリー)された。
  • 『日本航空一期生』はテレビドラマ『エアガール』の原案となった。