日本の文学賞

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中谷 千代子

なかたに ちよこ

Nakatani Chiyoko

プロフィール

性別
女性
生誕
1930-01-16 (東京府)
死没
1981-12-26 51歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
画家, 絵本作家
活動期間
1957年〜1981年
影響を受けた人物
梅原龍三郎

学歴

東京府立第十一高等女学校(現 東京都立桜町高等学校)
国: 日本
東京美術学校(現 東京芸術大学)
油絵科 / 油絵科
国: 日本
在学中に梅原龍三郎に師事

受賞歴

小学館絵画賞(第14回)
1965
対象作品: かばくんのふね
主催: 小学館
結果: Winner
講談社出版文化賞 絵本賞(第1回)
1970
対象作品: まちのねずみといなかのねずみ
部門: 絵本賞
主催: 講談社
結果: Winner
産経児童出版文化賞 大賞(第21回)
1974
対象作品: かえってきたきつね
部門: 大賞
主催: 産経新聞社
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 『かばくんのふね』は、岸田衿子の文と中谷千代子の絵による絵本である。雨で水びたしになった動物園で、かばくんの大きな背中が仲間を運ぶふねとなり、ゆったりした動きの中に頼もしさとやさしさを描く。

    雨の動物園で、かばくんの背中がみんなを助けるふねになる。

    28ページ
    動物園助け合い幼年絵本

作品

代表作

ジオジオのかんむり

1960年 絵本

ライオンのジオジオを主人公にした絵本。作者はイメージに合うライオンを動物園で探し、原画を何度も描き直した。

動物想像力子どもの視点

かばくん

1962年 絵本

動物園のカバの一日を描いた作品。日本国外でも翻訳出版され好評を博した。

動物日常幼児向け
翻訳
  • かばくん — フランス語版(カストール文庫、1965年)

たろうといるか

1969年 絵本

作者自身が文も手がけた絵本。英訳版が1970年に出版された。

動物子どもの冒険
翻訳
  • 『Fumio and the dolphins』英訳版(1970年)

全著作

  • ジオジオのかんむり(1960)
  • もりのでんしゃ(1961)
  • かばくん(1962)
  • かばくんのふね(1964)
  • おおきなくまさん(1964)
  • まいごのちろ(1965)
  • かえるのいえさがし(1967)
  • きつねのよじろう(1967)
  • ちえのあるはなし(1968)
  • たろうといるか(1969)
  • るるのたんじょうび(1971)
  • ラオのぼうけん(訳・共訳、1971)
  • のうか(1972)
  • いちごばたけの ちいさなおばあさん(1973)
  • けんちゃんとぼくじょう(1975)
  • かずちゃんのおつかい(1979)
  • おかあさんとあかちゃん(1980)
  • らいおんはしった(1981)
  • しろきちとゆき(1981)
  • まりちゃんのおてつだい(1983、絵)
  • たぬきのくるむら(1986)
  • ぼくはぞうのはなきち(1989)

作家による翻訳

  • ラオのぼうけん(ルネ・ギヨ文、日本語共訳・中谷千代子・長野るり、1971)

作品の翻訳

  • たろうといるか — 英語版『Fumio and the dolphins』(1970)
  • かばくん — フランス語版(カストール文庫、1965)

作風・主題

文体
繊細な線描と油絵具を用いたペン画子どもに寄り添う温かみのある表現
頻出モチーフ
動物日常の小さな発見子どもの視点

健康

  • 病気
    1981-04 to 1981-12
    1981年4月以降入院し、同年12月に死去。活動は事実上終了した。

評価・遺産

中谷千代子は、日本の戦後絵本界を代表する画家・絵本作家の一人で、繊細な線描と温かな子ども観で知られる。『かばくん』などは海外でも翻訳され、日本の創作絵本の海外流通のさきがけとなった。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館
  • 東京文化財研究所(資料所蔵の記録あり)

豆知識

  • 在学中に梅原龍三郎に師事した。
  • 絵本『ジオジオのかんむり』の原画は7回描き直したという記録がある。
  • 親友に詩人・岸田衿子がいる。