日本の文学賞

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夏川草介

なつかわ そうすけ

Natsukawa Sousuke

プロフィール

性別
男性
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 医師
活動期間
2009年〜

受賞歴

第10回 小学館文庫小説賞
対象作品: 神様のカルテ
主催: 小学館
結果: Winner
本屋大賞
2010
対象作品: 神様のカルテ
主催: 本屋大賞実行委員会
結果: 2nd place
Sakuramedal2011 高校生部門大賞
2011
対象作品: 神様のカルテ
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 神様のカルテ

    信州の病院で働く若い内科医・栗原一止が、地域医療の厳しさと患者の人生に向き合う医療小説。漱石を愛する語り口と、妻ハルとの生活が、重い題材にあたたかさを添えている。

    眠らない病院で、若い医師は命と生活の両方に向き合う。

    208ページ
    地域医療医師夫婦生と死

作品

代表作

神様のカルテ

2009年 小説 278ページ

本庄病院に勤務する内科医・栗原一止を主人公に、地域医療の現場での診療や患者との関わり、医師としての葛藤を誠実に描くシリーズ第1作。患者や同僚、家族との日常を通じて「命」を見つめる物語。

地域医療生と死人間ドラマ家族
映像化・舞台化
  • [映画] 神様のカルテ / 深川栄洋 (2011)
  • [漫画] 神様のカルテ(石川サブロウ版) / 石川サブロウ (2011)

神様のカルテ2

2010年 小説 320ページ

本庄病院に残った栗原一止を中心に、東京から赴任してきた進藤辰也との交流や対立、病院内で起きる出来事を通じて医師としての信念や職業倫理が問われる物語。

職業倫理友情と確執地域医療
映像化・舞台化
  • [映画] 神様のカルテ2 / 深川栄洋 (2014)
  • [漫画] 神様のカルテ(本多夏巳版) / 本多夏巳 (2014)

神様のカルテ3

2012年 小説 352ページ

本庄病院に新たな医師や問題が持ち込まれ、治療観や患者への接し方をめぐる衝突と和解、医師としての成長が描かれる。

医師の成長治療と判断過去と現在の因果

神様のカルテ0

2015年 小説(短編集・外伝) 224ページ

一止や仲間たちの大学時代や本庄病院の過去を描く短編や外伝を収めた一冊。主要人物の成り立ちや関係性の背景が明かされる。

起源友情背景の掘り下げ

新章 神様のカルテ

2019年 小説 416ページ

信濃大学医学部に入局し大学病院で勤務を始めた栗原一止の2年目以降を描く新章。都市型医療と地方医療の差や医師としての実務がテーマになる。

大学病院での葛藤臨床と研究の緊張地方医療の持続性

全著作

  • 神様のカルテ(単行本) — 2009年8月27日
  • 神様のカルテ2 — 2010年9月28日
  • 神様のカルテ3 — 2012年8月8日
  • 神様のカルテ0 — 2015年2月24日
  • 新章 神様のカルテ — 2019年1月31日

翻案

  • 映画化(2011年、2014年)
  • テレビドラマ化(2021年)
  • 漫画化(石川サブロウ、本多夏巳ほか)

作風・主題

文体
平易で親しみやすい語り口臨床描写の細やかなリアリズム誠実で温かい人物描写
頻出モチーフ
日常地域医療別れと再生

評価・遺産

『神様のカルテ』シリーズは、医療現場の誠実な描写と人間味ある登場人物で幅広い読者層に受け入れられ、映画・漫画・テレビドラマなど多方面に展開した。シリーズ累計発行部数は2021年4月時点で約337万部を記録している。

大衆文化への影響

  • 2011年・2014年に映画化(櫻井翔主演)、2021年にテレビドラマ化(福士蒼汰主演)。長野県松本市・安曇野市などでロケが行われた。

引用

  • 心は、きっと救える
    出典: 映画『神様のカルテ』キャッチコピー (2011年)
  • 生きることの素晴らしさ
    出典: 『神様のカルテ2』主題歌(原作者による詩を基に作詞・英訳あり) (2014年)

豆知識

  • シリーズ累計発行部数:約337万部(2021年4月時点)
  • 第10回小学館文庫小説賞を受賞
  • 2010年本屋大賞で2位
  • 石川サブロウや本多夏巳によるコミカライズ、2011年・2014年に映画化、2021年にテレビドラマ化